「今日は花冷えですが、明日はお天気で満開の桜が見られますよ」と東京の方から今朝メールが届きました。満開!こちらは一分咲にもいかないようです。「花冷え」ではなくて、単なる「冷え」のようです。お花見に行く頃は、特に夜桜は上着を1枚持って行かないと冷えてしまいます。
どこの桜が一番思い出に残っていますか?と質問されて、すぐには思い出せませんでした。桜は毎年見過ぎているのかもしれませんね。思い出すのは徒然草の「花は盛りに、月は隈なきをのみみるものかは・・・」です。あれは横浜の小高い丘のようなところでした。お友達とそれこそはらはら、はらはらと散りゆく花びらを見ていたのは・・・。二人でしばらく風に舞う桜の花びらを見ていました。一番と言えるかは?ですが、とても印象的でした。
夜桜はライトアップした桜ではなく、川面に灯る雪洞でその淡い色合いでもどこか妖艶な感じのする桜も春の宵という感じです。鴨川の河原の桜も花筏が切れることなくつながっていました。思い出す桜はきりがありません。
あと何回桜を見ることができるのでしょうか。今年も思い出作りに山桜でも見に行きましょうか。そして、最期は車いすでもいいから誰かに連れて行ってもらって桜に酔って天に召されたいです。