いよいよ大晦日。午後からしぐれたので予定通りには進まず、「もうええわ」の大晦日だ。そして、令和元年最後のぶろぐを書いている。いつもコンスタントに読んでくださる方がいるのかどうかもわからず、ただ自分の心の整理にと素直に書き綴った。それがどれほど私を救ってくれたことか。読んでくださった(ている)方に感謝いたします。ありがとうございました。取材で出かけているときには、タブレットで書いていたが、なかなか思うようjに書けず、思い切って、surface を購入した。もちろん、ウインドウズ7のPCが使えなくなることやタイムリーな取材報告をしたいということもあったが。このPC環境の快適さで、ぶろぐもさらに楽しくなった。
むかし、外資系の会社でアルバイトをしたことがあった。当然、社長は元旦から会社に出て仕事をするという。彼はアメリカに長くいて、お正月はただ、暦が1日変わるだけと言った。もちろん、私はお正月は休んだが。たしかに、1日暦が進むだけだ。今はあまりないが、「日めくり」のカレンダーがあった。さぼると、たくさんめくらなくてはならない。でも、最近はこう思う。「今日という日にさよなら」をして「明日という日に向かう」ことだと。今日を捨てなくては明日には行けない。本当は夜中の12時に「さようなら」と言って、暦をめくるといいのだろう。
前に進むには捨てなくてはならないこともある。ものにも「いのち」があると思うこともある。だから、「今日までありがとう」と感謝して捨てていく。今日はお正月用の食器が買えた。大皿はあるのに、もったいない話だが、せっかく作った料理を生かしたかった。50%OFFでゲットした。でも、食器を処分もした。ほとんど使わない食器だった。一つ買ったら、一つ捨てる。本当は「使いきる」がいいのだろうが、使われない食器が気の毒にも思う。衣類もそうだ。1枚買ったら、1枚捨てる。感謝しながら。
1年も終わろうとしている。この1年には感謝がいっぱいつまっている。めくりたくない1枚の暦だが、明日に向かって新鮮な気持ちでめくろうと思う。みなさまもよいお年を!