ひとにゆめとかくと

8月の猛暑に耐えられなかった方もおられたようで、今日はサッカー仲間から名簿から消えてしまう方の連絡がありました。存じ上げている方たちなので、朝から気持ちが沈みました。メールをお送りくださった友は、最後に「人に夢と書くと『はかない』と読みます」と結んでいました。人の夢は儚い・・・。

朝から池袋西武の百貨店のストのニュースが流れていました。子供のころは、松坂屋や三越でしたが、高校時代からは西武百貨店は特別の存在でした。JRで二駅、高校からは土曜日とか特別な時にお友達と出かけました。例えば、バレンタインデーのチョコレートを買いに行くとか。大学時代は、渋谷の西武になりましたが、Y氏との関係で、池袋はずっと離れられない駅になりました。彼は東武東上線沿線の駅に住んでいましたので池袋駅を通るとだろうから、偶然逢えるのではなどと思っていました。、

結婚しているとき、西武デパートに買い物に出た時に、デパートの呼び出しの放送で彼の息子さんを「ご家族が〇〇のカウンターでお待ちです」と呼びだしていました。えっ！このフロワー・・。そっと行ってみたい・・・。でも・・・。

ロフトでペアのコーヒカップを買って帰りました。池袋の西武も渋谷の西武も思い出の多い場所です。あの頃、西武がなくなるなんて思いもよりませんでした。そして、この地に来た時に、駅で見たバス「あっ！西武のバス！」でした。西武カラーで塗られているのです。

ロフトのコーヒーカップのいつの間にか断捨離でなくなりました。だいぶ前に消えていった西武デパートの思い出でした。

少しずつ何かがかわれば

朝、戸を開けると秋の風が入ってきます。ああ、朝はだいぶ涼しくなったなぁ。でも、1時間もすると気温が上がりだします。空気が澄んでいる分、陽射しも強く35度近くになります。あと2日で9月ですのに・・・。

無事に学童クラブの仕事が終わり、目覚ましをセットしないでいいかと思えば、そうではなく今日から学校が始まりスクールガードが始まりました。1日の始まりが早いのはいいのですが、これが冬になると思うと少し気が重いです。子供たちは上履きだの荷物をたくさん持って元気に集まってくれました。

夕方になると食欲がなくなるせいもあって、あまり料理も作らずにきました。というか、食材が高くなりすぎているのでしょうね。昨年の夏よりも2品ぐらい少なくなりました。それはそれであまり苦にはなりませんが。でも、町で見るガソリンの値段は上がっていますね。ここでは、車がないと生活が成り立たない暮らしになっているので大変なことと思います。少しでも便利に方法があれば、ひとはそれを利用するようになりますから。9月からの生活はどうなることやら。

4時ごろジャニーズ事務所のニュースがネットで流れていました。わかりやすく、想像以上に公平な判断だと思いました。非常に微妙な問題を含んでいると思うのですが、その報告はメディア等に関する部分もきちんとした域を守っていたような気がしました。ああ、こんなこともあるのだぁ・・・。夕方のニュースでは離婚後の親権の問題も議論されていることが報告されました。これも少しずつですが、新しい（といっていいのか）方向に向かっていると思うのです。むしろ、遅すぎる気もします。

少子化の問題、高齢化の問題・・・。私から見ると優秀な日本人がなんでこのような問題に後手後手に回らなくてはならないのかわからないのです。先日、稲盛和夫さんのインタビューの再放送で、人生　仕事の結果は、考え方X熱意X能力　と話されていました。考え方が一番大事で、それは自分のことでなく人のためになることを志すということでした。

 

なつのおわりに

昨日の夕方、買い物にスーパーに出かけました。駐輪場に自転車を止めていると、20代前半の男の子が嬉しそうに花束を抱えて戻ってきました。まぁ、彼女にお花を贈るのかしら？とうらやましくみていました。ちょうどいい大きさの花束をかごに大事そうに乗せて、走っていきました。お花をプレゼントされたことはないなぁ・・・。

お父さんとお父さん似の女の子が仲良く買い物に来ました。お父さん似の女の子は幸せになるというけれど、私は母が美人だっただけに父に似たことを恨みました。父と買い物に行ったことはあったかな？

空は高く夕焼けが、夏の入道雲も秋のうろこ雲も赤く染めています。空は夏と秋が同居していますが、暑さはまだまだ夏のままです。9月も近くなると、どことなく秋の気配が忍び寄り、すこし過ぎ去っていく夏をさびしく思うのですが。

この年になると、青春は、「春」ではなく「夏」のようにも思えます。短く激しく、その分さびしさが強烈に残ります。深い痕跡を残して、過ぎ去っていくのです。秋は静かで、冬への準備期間のようです。

「青春は密だから・・・」昨年の甲子園で優勝した仙台育英の監督の言葉でしたね。

買い物から帰ると、庭に水撒きをしていた大家さんが、夏バラを持ってきてくださいました。「花は小さいけれど、きれいでしょ」と。春の花よりも一回り小さいけれども、「蜜」な感じで大好きです。

夏の終わり。少しふくざつなきもちです。

 

空に星があるように 荒木一郎を聞く

朝の時間は、風が心地がいいので、ババチャリを気分良くこいでいくのですが、止まると汗が出てきます。まだまだ、蒸し暑さが続きます。

一つの区切りをつけなくていけませんでした。どういう風に伝えらた一番正しく伝えられるのだろうと考えました。結局、余分な批判などはせず、事実のみを伝えることでした。自分自身も気持ちよく整理することができました。

ポイントががたまって1000円の買い物ができるので、自分へのご褒美に夕飯をお寿司にしました。ささやかな幸せです。こんな小さな幸せが一番いいなぁと思うのです。昼間は、孫のような子供たちに「先生、大好き！」と言われ、飛びつかれたり、ちゃっかりと膝の上に乗られたり、作品ができるたびに「見て！見て！」と持ってきてくれます。こんな日の夜、荒木一郎の歌を聞きました。

今、昔のようにラジオの前にいるような気持になります。ああ、毎晩楽しみに聞いていたなぁ・・・。なにも変わっていない気がします。ただ、あの頃は気が付かなかった荒木一郎の歌詞の深さを感じていました。まだ、彼は20代後半ぐらいでしたのではないでしょうか。悲しみにも、それは季節の変わり目のこと・・・。当時聞いていたと思うのですが、忘れていた曲。LPレコードだったかもしれません。ほかの人が歌って甘いやさしく包み込むような声でなくては、癒されない気がします。

あの人も聞いたのだろうなぁ・・・。今も青春でいられるようでうれしい・・・。希望のある歌ばかりです。

パートナーのくみあわせ

朝方4時ごろ雷雨になりました。もう少し早いか遅いかならよかったのですが、そのまま寝そびれてしましました。福島の処理水のニュースが流れる中、気象情報で次から次へと、竜巻情報や大雨注意報が流れます。不安定な天気です。「安全」と「安心」は絶対に違うと思います。比較的ニュースを見ている私ですが、数字と図だけでは、「安心」までは行きません。なぜ今ののか？私にはわかりません。損害を保障するから流してもいいのでは？という感じが伝わります。

夏休みも終わりに近づきました。学童の子供たちも、さすがにだるい眠いの声が多くなりました。学童で過ごす時間は横になることもできず、遊びにも制約が多いです。1時間くらいのあそびが午前中でも2回あります。一人遊び、二人遊びが中心です。この二人遊びのパートナーは、同性同士と異性になります。

男子・男子の組み合わせは平和で安定しています。趣味が同じようです（将棋とか）。女子・女子は一緒にするというよりは、同じことをただ二人でしているという感じです。これも平和と言えば平和です。男子・女子の組み合わせがなかなか個性があります。美男・美女の組み合えは長続きするか、女子のほうがNOを出すケースがあるようです。この時の男子は、それ以後は一人読書をしてることが多いです。美女と野獣的な組み合わせは、女子がリードしているので割と平和です。（差別的ないい方のつもりはありません）あれ！？という組み合わせです。一人遊びに興じる男の子は、レゴやLES Qでかなり高度な建物や車を作っています。塗り絵をする男子の色彩感覚が素晴らしいのにも驚きました。女子の一人遊びは、読書やお絵描きです。頑として一人を守っています。

そんなことを観察していた夏休みでした。笑。異性のパートナーはタイプが違うほうがいいのかな？などと思いました。

今日、うれしかったことは、最強の美女と野獣の問題のある二人組。（私の注意など聞かない！）その二人が、LES Qでみごとな握りずしの見事な見本を作りました。二人の先生に見せて歩いていました。最後に、私の所にも来て。「先生食べて？」と見せてくれました。本当にうれしかったです。お箸もあるので食べる真似をすると二人がとても喜んでくれました。

子供っていいなぁと思いました。