明日から師走になります。9月からあっという間に12月です。スーパーには、おせちの申し込み、そして鏡餅が並んでいます。師走はわかるのですが、お正月は何かピンときません。
来月の中旬に鎌倉をおばあちゃんを訪ねるのですが、今鎌倉はとても混雑しているそうです。どこも旅行割引で移動する人が増えているのでしょうね。そして、大河ドラマの影響とか。時々、ブログに書いていますが、お友達は途中から残酷で見ていられないので見るのをやめたといいます。私はむしろ興味を持ってみているので、残酷なのでしょうね。
人は権力を持てば変わるというだけではないような気がします。義時の苦悩は、そんな自分に気がついていることもあるようです。ドラマでは彼は残されている愛情の部分を見せることがあるようです。だから、私は救われる気がするのです。
今週のごミサでは、剣や槍を、鋤や鎌に変えなさいという言葉があります。何かがあれば、人は剣や槍で人を傷つけるのでしょうね。気が付かないこともあるし、気が付いてもやめることができないこともあると思うのです。
自分を止められるのは自分でしかないとこの頃思います。いくら人に文句を言っても、それで怒りなどは収まるわけがないのです。自分で剣を捨てないと。
私は義時のなかにある欲を見ることができてよかったとおもうのです。正義に生きる男もこずるく生きる男も、すべて見せてくれるドラマのように思います。