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あなたに「ぬくもり」を届けたくてブログをつくっています

江戸端会議のおばさんに

2025-01-19 19:58:21 | 日記

夕方、6時過ぎのニュース速報で、ガザ地区の停戦のニュースが入りました。毎朝、神にウクライナとガザ地区の停戦を祈っていたので、少しほっとしました。住民のほとんどが避難を余儀なくされ、これからどう生活していくのか、と思いますが、それでも人々は停戦に沸いていました。

今日は、3月並みの暖かさとか。それでも家の中は冷えていました。例によって、炬燵にもぐりこむようにTVで都道府県対抗の駅伝を見ていました。午前中は家事と勉強をしていたのですが、なにもテストも85点くらいとれればいいのだ、とのんびりすることにしました。

昨夜、遠藤周作の「深い河」を再読し始めました。でも、初めの妻があと余命3か月くらいと医師に宣言された磯辺の章を読み始めると、つらくて読めなくなりました。妻には気づかれないようにと思う磯辺でした。一人、病院から帰宅して妻のいない空間で過ごす男の姿・・・。そこにいた人がいない、という空間。

重い話は読むのはやめよう、と思うのでした。年のせいかつらい話は苦しくてなりません。カーテンを開けて、今日も明るい日の光が差し込む部屋で、今までと違う生き方がしたい、と思うのでした。手帳の時間の空白を埋めるような生き方はやめようと。学んで、それを生かして、会社社会(男社会)を生き抜いてきた。のんびりTVを見られない日のほうが多かった。走っていくのではなく、待つことにしようと。そんなできなかった人生を生きるためにここに来たのかもしれない。都会ではない田舎で、合わない暮らしだけども・・・。

ちょっと物足りない駅伝を見終わって、とろとろとした時間を過ごしました。生きられなかった人生の半分を優雅な主婦で生きてみよとも思うのでした。

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縁は切るものではなく結ぶもの

2025-01-18 20:23:48 | 日記

カーテンを開けると陽ざしが一杯入ってきました。起床時間も遅いのですが、窓一杯の明るさに飛び起きました!こんな時は、この部屋に住んでいてよかった、と思うのです。

外に出ること、誰かとかかわることがつらく思える最近でした。どこかに「ダメな私」を見てしまうからでしょう。でも、ひとはちょっとしたことで元気になれるものですね。学童クラブで、子どもたちが問題なく遊んでくれました。細かいことは別としても、今日はなんでこんなに平和なのだろう、でした。そして、いつもしんまいの私に、ほかの人には言わないことをあれこれ文句を言う人が、その日は、お願いもしないのに、とても親切に対応してくれました。これがとてもうれしかったのです。それから、とても心が落ち着いて、安心して過ごせるようになりました。

もう、頑張らないのだ。私にとって一番大事なの、心配をかけないように、自分の健康を大事にすること、としっかり決めました。そんな時に、弟の元カノから(元奥さん)から、メールがありました。クリスマスや誕生日にはカードなどを送ってくれます。そして、ベトナムにいるダメ弟の日本での住まいなど面倒をみてくれています。ただ、少し感覚が違うので、あまりお付合いはしないでいました。年末年始忙しく連絡できなかったので、カードとアユの煮物を送りました。今日転んで肩をけがをしたのと知らせ。息子さん(弟の子ではない)夫婦と一緒に暮らしています。心配なのですぐ返信するととても喜んでくれました。

「縁は切るものではなく、結ぶもの」と近くのお寺に書いてありました。いつも通ると読んでいました。3人目の孫が5月に生まれるとかの知らせも届きました。そうか、このご縁を切らなくてよかった、と思うのでした。弟とは何の血縁もない孫でも、弟は喜ぶだろうな・・・。離婚してからも22歳くらいなるまでよく面倒をみていたのだから。気分はおじいちゃんになれるのだから、何により!

でも、ひとつ区切りをつけたことがありました。元夫たちのこと。仕事は成功して、彼女と仲良く会社を経営しているらしい。もう、昔のことは忘れようと。

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阿修羅のごとく

2025-01-17 21:26:32 | 日記

風が強く冷たい日。顔全体を覆いたいくらいです。登校拒否の子供のように仕事に行きたくないのです。さしたる理由ではないのですが、家を出て外へ行くのが怖いのでした。そんなことを言っている余裕がある家ではないので、それ!と風の中に突入です。空は澄んで晴れていて伊吹山が美しいです。

久しぶりに向田邦子の本を取り出してきました。今、「阿修羅のごとく」が話題になっているからかもしれません。確かに、配役が、宮沢りえ、尾野真千子、蒼井優、広瀬すずですから、すごいなぁと思うのです。でも、私はNHKのTVドラマの記憶がまだ残っています。この同じ四姉妹を八千草薫、いしだあゆみ、風吹ジュン、加藤治子が演じました。向田のドラマと言えば、加藤治子のすごさは、格別でした。

昔、「好きな女優はだれですか?」という質問に「加藤治子」と答えた男性がいました。(いまはかなりのお年の男性)加藤治子が好き・・・。八千草薫さんなら無条件で「そうね!」なのですが。思い出すのは、「熱家族」というドラマで加藤治子が演じた役です。根っこの部分に「おんな」のあらゆる要素が凝縮しているような感じです。「おお‼こわ!」です。前述の彼が好きな人が「曼殊沙華」のような人だとか。あの赤い花の根元には毒があるんですね。ああ、そうか・・・。

女ばかりの家族のうちで、「あら、男の人の爪って硬いのね」というセリフ。愛人宅から帰ってきた夫の足の裏に「へへののもへじ」が描かれている。向田の表現は、加藤治子と同じくらい怖いです。

私がこのドラマでぎっく!としたのは、四女が同棲している男がボクサーで、ウエイトコントロールをしています。その時、四女は自分も食べないでそれに付き合います。ある日、彼はほかの女の子を部屋に招き入れていました。「おれは一緒に食事をしない女よりも、俺の前で平気で飯を食う女がいいんだ」というのでした。

そうか・・・。私は食事を食べないで減量に付き合う女でしょう。(でした)その時、はっ!と思いました。重い女ではいけないと。

一時、重くて見られなかった向田のドラマ。また見てみようかと思うのでした。

春はひそやかに近づいてきています。

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あたたかい布団巻きにして

2025-01-16 20:22:06 | 日記

冷えの厳しい朝でした。スクールガイドをお休みしだしてからは、7時に起き出すのが日常になりつつあります。夜もよく眠れるようになりました。起きなくては、というプレッシャーが強かったようです。

昨夜は寒さ負けしたのか、炬燵に寝転んでしばらくは出られませんでした。そのまま、勉強もせずお布団の中へでした。お友達から頂いた布団の素材は、最近、靴下とか手袋にも使われるようになった光電子布団です。掛け布団もそうです。カイロとまるでこたつソックスでとてもあたたかく眠れます。朝、そこから出るのはかなり困難です。笑。

夜中にお布団なのかで思いました。ああ、このままこの型の中にいたいと。そう、諸々疲れていることは事実です。もう、何かに温かいものに包まれて固められて安全でいたい、なんていう感じでした。そして、安全な場所にしまっておいてほしい、とも思いました。人を責めたり、批判することはもう嫌なのです。自分と同じ考えや感性の人なんているわけがないのだから、受け入れるようにしていこう、と思うのです。そのマイナスの感情からプラスの感情へ昇華が結局自分にいい結果になると思うのです。でも、マイナスの感情は、外から攻撃してくるようです。

「私を深く埋めて」というセリフがありましたね。私を固めて、あなたのどこかに入れておいて。そのくらい、人に頼ってみたくなりました。もう、そういう年齢になったのかもしれませんね。笑。

ぬくぬくとしたお布団から起き出して、おばあさんは現実に戻るのでした。おお、寒い!

春よ 来い 早く 来い

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ラッキーなまちがい

2025-01-14 22:23:15 | 日記

今日は寒さが幾分和らぎました。雪交じりの雨(霙というのか)が降ったり止んだりする日は、車のない身にはつらいです。それでも時間は流れて、夕方の5時でも明るいです。ああ、陽が延びたのだなぁ、と思います。夕暮れどきはさびしいから、すこしほっとします。

夜中に目が覚めると、今自分の置かれた境遇は、本当に自分が種をまいたものだなどと思い返してしまいます。でも、もうやり直しができるわけじゃないし、と思って再び眠りにつきます。20代からの親友と話すと、「やはりあの時は、あっちに思い切っていくべきだったわよ」などを言われます。「そうねぇ・・・」と考えてしまいます。これももう詮無きことなのですが。本当に右に行けばいいのに、なんで左に行ってしまうのだろう、と思うのです。そんな話を高校時代の同級生にすると「みんなそんなもんだよ」と。「おれなんか毎日、間違っているよ」とも。

年末からアンラッキーなことが多かったのです。まわりに振り回され、いやと言えずにお付合い・・・。誰かさんみたいです。いよいよ迫った放送大学院の期末テスト。今日は食事をして、もうあと一単元復習しないとでした。帰宅していつもより多い郵便物を開きました。放送大学からのお知らせ。テストのことでした。「1月19日(日)から1月27日(月)」まででした。えっ!おばあさん、またボケてしまいました。そうか、手帳に19日から印をつけたのを、19日がテストと勘違いでした。本当に、ミスが多い!

でも、これはラッキーな間違いでした。ああ、少し余裕!!とほっと、ほっとです。

あの時・・・。微妙ですが、今、満足して安心してそして・・・生きていられるのだから。あれはラッカーな間違いだったのかもしれません。よりふかい想いのために。そもそも人生なんて間違いから始まるのかもしれませんね。

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