予想よりも暖かい日、東京へ出かけました。親友の息子さん(kちゃん)が東京でお店を開くので、その経理等の相談でした。飲食店は以前にも経理を見ていたことがあるので、なにか役に立てればという感じでした。4月末にはママになるというかわいいお嫁ちゃんも一緒でした。お店の開店と家族が増えるというおめでたいことが重なるのは、おばあさんたちには嬉しいことでしたが、本人には大変なことだと思います。
お店は元夫が実家から出て一人暮らしを始めた街でした。何の因縁か元夫と私が別居した時に、彼(Kちゃん)が東京に出てきてしばらく居候をしていたのです。思い出したくないようなある意味で懐かしいような不思議な気持ちでした。
結婚するときに、男性はその何か(結婚に対する)責任を感じるのだと思うのです。俗っぽく言えば、この人を幸せにしようとか。女性はどうなのかな?とふと思いました。「責任」という言葉が当てはまらない気もします。ある女性は「この男の人生を見てみたい」と思ったと言います。私は「この人に塾を持たせてあげたい」と思いました。それを「責任」とは思いませんでした。彼女は(今の元夫の彼女)「彼の歩く道にバラの花をまいていきたい」と言い、陰で支えていきたいと言っていました。今の人たちは違うのかもしれませんね。もっと広い意味での人生のパートナーなのかもしれません。
東京駅付近にいたのは、約3時間。様々のことを思いました。力になる実家があることは、なんと安心となることだろうか。身重な体で東京駅まで出てきた彼女。余分の心配をかけたくないという彼。元夫と塾を始めたころのこと。こうやって私はお世話ばかりで終わってしまうのだろうなとか、いや自分も散々お世話になったのだとか・・・。
帰宅して、ほっとして飲んだお茶はおいしかったです。これでよかったのだと。