貴の備忘録

気の向くまま、興味のあることを書いて置く場所。

D-Tracker 定修

2004-11-29 19:44:10 | Dトラッカー
日曜は久しぶりにD-Trackerを整備した。
ここ数回30km/l前後を記録し続けるなど好調状態が続いているが、慣らし完了後5,000kmほど走って、オイルとプラグの替え時が来たのだ。
エアクリーナエレメントも交換したいが、今回はエレメント手配が間に合わずそのまま。

オイルは前回同様モチュール5100 10W-40、オイルエレメントも交換、プラグは豪勢にもイリジウム(NGK CR8EIX)を奢ってやった。
イリジウムは1本1,500円もするので4気筒では軽くお試しという気にはならないが、1本だけならその気になるかなと。
ちなみにオデッセイは純正でイリジウムである。

さて、D虎のオイル交換は容易だが、プラグ交換は結構面倒くさい。
シュラウドを外せば交換できるのだが、タンク、カムカバーとKLEENのバキュームスイッチバルブが干渉するので、スパナを裏表に返しながらプラグレンチをチマチマ回し、さらに知恵の輪のようにプラグレンチとプラグを抜き差しする必要が有る。
今回はタンクを外してプラグ交換することにしたのだが、今度はKLEENのホースが干渉してタンクが素直に外れず、KLEEN関係も外す羽目になった。

ここまでバラすとプラグ交換は実に簡単だ。
元のプラグ(CR8E)は焼け状態も良好で極端な異常磨耗も無かったが、中心電極はかなり減っていた。
イリジウムの針のような中心電極はどの程度持つのだろうか?

組み戻しもホースが絡み合ってすんなり収まらず、一番邪魔なKLEENのバキュームスイッチバルブは外したままにした。
これで2000年排ガス規制対策車両の間では定番のKLEENキャンセルとかAIキャンセルという仕様になる。
市販KITはもちろん自作でもきちんと処理をされている方が多いのだが、私の方法は一番簡単(いい加減)だろう。

その方法はエキゾースト、エアクリ、キャブから出ている3本のエアホースにグリスを塗った手持ちボルトを突っ込んで蓋をし、ボルトが抜けないよう抜け止めを施し、ホースが遊ばないよう適当に固定した。
あぁ、すっきりしたというのが率直な感想だが、そのうちきちんとホースを処置してやらねばなるまい。
釣り竿の底の蓋がピッタリだとの情報が有る。

さっさと組み上げて、ブレーキ点検とインナーチューブの錆落とし、各部給脂を済ませた。

イリジウム効果と言えば始動性が上がったこと、冷間始動後の失火が減ってアイドリングが安定するのが早くなったことだ。
もちろん新品同士で比較したら定かではないレベルだと思うが、高い値段を出したのだから効果が有ったのだ。
残念ながら中高速域ははっきりとしない。

KLEENカットの影響は曖昧。
アフターファイヤは減ったかも知れないが、排ガスが臭くなったような気もする。
もともと動力性能に大きく寄与する部分ではないので、やらないに越したことは無い改造なのだ。
何より大きいのは何かにつけ邪魔になる代物が無くなったと言う開放感かな。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする