貴の備忘録

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KX3導入顛末記 2 PCモニタ編

2010-06-03 08:04:46 | デジカメ
DPPを使い始めて、最初の難関はモニタ表示と印刷結果が大きく違うことだった。
IXY400のJPEG画像では傾き補正、トリミング、シャープネスくらいしか弄ってなかったので、色味が違うことは気にしなかったし、プリンタの自動補正でそれなりに満足していたのだが・・・

まずはモニタを調整することにした。
手順は”モニタ キャリブレーション”とか、”モニタ 色調整”でググれば山のようにヒットする。

注意点は3点。
・モニタとグラボの調整項目を初期状態に戻してから調整を始めること。
・同一項目の調整は、モニタかグラボのどちらか単独でやるべし。
・夜の方が良い。昼間は外光のせいで色味が時間に応じて変わる。

(1) モニタの色温度を6500Kに合わせる。
RDT171LMは色温度を指定できるので、モニタで直接設定した。
もう少し色温度を下げたいと思ったが、これが設定下限値でもある。

(2) 階調表示した画像を元にコントラストと明暗を調整する。
モニタで調整。最初はコントラストを最大にせよと書かれているが、眩しかったのでコントラストを適度に落として再調整した。色が正確でも、眩しいのはイヤだ。

ここのサイトを開いて階調表示の調整を行う・


(3) ガンマ値(2.2)
GPUのガンマ補正で実行する。我がPCはRADEON搭載なので、ATI Catalyst Control Centerから操作できる。
基本はグレーをベースにしたガンマチャートなる表で合わせるらしいが、慣れない内は結構難しい。
赤、緑、青の各色独立調整画像で個別に合わせ込んだ方が分かり易かった。
最初は数字で2.2を直接入力して迷宮に迷い込んだが、数字を少しずつ変えて合わせるべし。 

ガンマ値の調整はココのサイトが良い。

これで完了。
最後にPCを起動して30分以上経ってから調整しないと液晶モニタの輝度バランスが変わってくるので、要注意。
やってるうちに30分くらいすぐ経つので、最初は一通りやってから最後に一度仕上げれば良いと思う。

最初は日中にいきなりグラボで弄って、ガンマ値を直接入力したらシッチャカメッチャカになってしまった。翌夜にモニタとグラボを初期状態に戻して再チャレンジしたところ、あっさりOKとなったが、買い換えを考えたくらいである。

まぁ6年も前の17インチTFTモニタ(RDT171LM)であり、この1、2年くらいモニタがチラチラしたり、色が突然変わったりしており末期感を強く漂わせていたが、今回の調整でかなり落ち着いた。
なにせ、リフレッシュレートが解像度設定に足りていなかったので、どっかで狂ったのだろう。

DPPからの印刷設定は別の記事で整理する。
コメント
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