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(開設2015年1月1日)

ICM1/72 中島 Ki-27 九七式戦闘機 甲・乙 製作記 その4・サフ吹き前のアクシデント

2023年02月05日 19時37分30秒 | ICM1/72九七戦 甲・乙製作記
立春も過ぎ、少しずつ春の気配を感じるようになって来ましたが、まだ寒波の襲来があるようですので、体調にはお気をつけ下さい。花粉症の方は、そちらの対策も必要な季節かもしれないですね。

さて、九七戦ですが、前回のブログで今回は塗装準備編になると書きましたが、模型を作るうえで、全てが塗装準備と言う事に繋がるので、この表現ってよくよく考えてみると変な表現ですよね。と言う事で少し自己反省していますが、サフ吹き前に少しアクシデントがあり、修正するのに少々時間を取られる羽目になってしまいました。そのアクシデントも何とかクリア出来て、やっと最初のサフ吹きが完了しました。今回はそこまでの経過報告となります。前回同様、同じような画像ばかり(しかもピンボケ画像多し)になりますこと、ご了承下さい。

フラップは別パーツになっていて、下げ状態での取り付けが可能ですし、私もその状態で仕上げようと思っているのですが、右側のフラップの赤丸部分がなぜか凸状態になっています。正しくは左側のフラップのように凹になっている必要があります。このままでは取り付け出来ないので、カットして凹に彫り直しました。

尾部(尾橇)部分も別パーツになっていますが、接着するとご覧のような有様です。なぜこう言う分割にしたのか分かりませんが、ここはパテの出番となりました。この時はまだ尾橇は付いています。

左が甲型、右が乙型で、上下面を写したものです。タミヤのラッカーパテでパテ埋めしました。この時もまだ尾橇は健在。

ん!尾橇がない!! パテ埋め後のサンディング途中に乙型の尾橇を破損しちゃいました。(甲型は無事。) 翼端のラインの繋がりもほぼ修正出来ました。

破損した尾橇を復旧しました。何とか形になってホッとしていますが、この先、折らないよう要注意です。

主脚を取り付け、機首カウリング(エンジンカバー)を接着しましたが、うまくフィットしません。左が甲型、右が乙型ですが、乙型の方が酷い状態で、そのまま接着してしまうとプロペラ軸がセンターに来なくなってしまうので、ここは隙間や段差を覚悟で接着しました。甲型の方は少し隙間が生じる程度だったんですが、あとでちょっとした問題発生😲

甲型は溶きパテを塗布して修正しましたが、乙型は久々にポリパテの出番となりました。ラッカーパテでは修正出来ないと思ったからです。上に書いた甲型の問題発生と言うのは、プロペラの取り付け軸の出っ張りが乙型に比べて短く(2枚上の写真で分かります)、そのままプロペラを接着すると、エンジンカバーに接触してしまいます。そこで、延ばしランナーを接着して延長する事にしたのですが、その時にプロペラ軸が回転するか確認した所、なぜか固くて動きません。そこでクリップで挟んで回して見ようとしたら・・・、折れちゃいました😱 仕方ないので、軸を差し込み式にすることにして、ドリルで開口したんですが、少しセンターがずれてしまったので、ポリパテを充填して開口し直す事にしました。写真はポリパテを充填した状態です。乙型は問題なく回転します。

写真は乙型ですが、サンディング中にスパッツが折れてしまったので、左右とも真鍮パイプ(0.4mm)を介して補強しました。エンジンカバー部分のサンディングも一応完了しました。

そしてようやく修正や補強が終わり、写真のような状態になりました。甲型のプロペラシャフトは1㍉の真鍮パイプに置き換えての差し込み式にしましたが、抜け落ち対策が出来ないので、注意する必要があります。

開口部にスポンジを詰め込んでサフ吹き準備完了です。ここまで思った以上に手間取ってしまいました。

ずっとキットのグレー一辺倒の画像ばかりでしたが、やっと色違いの画像となりました。サフはガイアのエヴォホワイトで、エアブラシ塗装しました。これが今年最初のエアブラシ使用となりました。不具合個所を見付けるためだけのサフ吹きですので、缶スプレーの使用は控えました。案の定、前部エンジンカバーの接合部(パテ修正した部分)にサンディング不足を見付けました。ここを再修正して、もう一度サフ吹きします。それで問題なければ塗装開始ですね。甲型のマーキングは決まっていますが、乙型はまだちょっと迷っています。デカールの確認もしないといけませんね。

と言う事で、今回はここまでとなります。次回からの塗装編をお楽しみに! ここまでご覧頂きありがとうございました。

塗装開始のその5に続く。