写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

共産党県政チラシのポスティングとカメラ散歩

2018年06月12日 | 写真日記
    [小糠雨と八重のドクダミ]

   路地に暮れのこり十薬咲きそろふ 入船亭扇橋
   十薬の匂へる範囲広がりぬ    稲畑汀子

ときおり小雨の降るわが街を佐藤まさゆき石川県議(共産)の県政報告と県政アンケート用紙を一時間ばかりポスティングしてきました。
すてきな雫(しずく)があれば写真も、と小さなミラーレスカメラを持って出たのですが・・・、路地の奥のお宅で咲く白い小さな花に目が留まりました。
わが家にも沢山咲いているどくだみの花ではなくて、目に留まったのは珍しい八重の花に雫が美しく宿っていたものです。
毒痛み(ドクダミ)という名前は「毒を止める」という薬効からつけられた名前のようで根や葉は漢方薬としても使われ、子どものころは遊んでいて擦り傷などで出血した時にこの葉をもんで擦り込んでいたことを思い出しました。
十種類の薬効があるというところから「十薬」という名前もあり、私より年上の方達はこちらの名前を多く使っていたようです。
最初の掲句のように、十薬という名前を使っての俳句はたくさん詠まれています。

    [カタツムリ でんでんむし]

   蝸牛(かたつむり)休まず登れ殻透きてうつくしき昼は雨の木もひかるなり  河野裕子

あるお宅の庭の木の幹を這い登っている「蝸牛(かたつむり)」がいました。
ゆっくりゆっくり濡れた木蓮の幹を小雨の落ちてくる空に向かって移動していってます。
いまはほとんど見ることがなくなったカタツムリですが、なんとも不思議で魅力的な存在です。
子どものころはよく捕ってあそんだカタツムリですが・・、なんと日本に住むかたつむりの種類は700から800種類もあるそうです。
よく「虫博士」などと呼ばれる子どもがいますが、カタツムリとの遊びを深めれば「でんでんむし博士」も誕生するかもしれませんね。

今日は梅雨らしい小雨の中のポスティングをしながらの写真を二枚アップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



当ブログの親サイトは[ぎゃらりーたちばな]です。
ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。どうか時間があればそちらもご覧ください。
ぎゃらりーたちばなー新カメラ日記ー
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする