写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

青鷺の佇みてあり雪の川 -大日川冬景色-

2012年12月23日 | 写真

日本百名山、福井・石川・岐阜の三県を跨いで聳える白山を源流として石川県の加賀平野から日本海に注ぎこむ手取川、その支流大日川は古くから鮎や岩魚など渓流魚の豊富な川としてシーズンには釣り人の姿が絶えない川で、その魚を狙う鳥たちもよく姿をみせます。
いつもは川岸や川の中の小さな岩から獲物を狙っているのですが、この日は雪の影響でしょうか大きな岩の上から静かに川面を見つめ続ける姿が印象的でした。
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長い飢餓の季節を前に 白山ニホンザル

2012年12月22日 | 写真
いよいよ冬将軍の訪れを告げる先日の雪が残る白山山麓の二番穂が出た田圃に三々五々とボスらしき猿を先頭にニホンザルの群れが集まってくる

まだ充分群れのスピードについていけない赤ちゃんザルは母親の背に乗り

二枚ほど先の田圃のあちらこちらで家族中心のグループを造り

此れから4月始めごろまで続く雪に覆われた飢餓の季節を乗り切るためにそれぞれのスタイルで二番穂を夢中で摂っています


白山山麓は降る雪がいつ根雪になってもいいように農家は冬支度を終わらせ、田や畑に人影はありません。今日のようにまだ地表が現れている間は野猿たちがとり残された野菜や二番穂などで飢餓の季節を乗り切るための栄養補充に余念がありません。
野生の生き物にとって北陸の厳しい季節が始まります。
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鶴来町の赤い丸型ポスト

2012年12月21日 | 写真

いま私が参加しているフェースブックグループで赤い丸型ポストが話題になっていて、そのことが気になって車を運転していてもついつい街角などでポストを探している自分に気がつきます。
昨日雪の降り止んだ白山麓、かつて白山麓六ヶ村と言われていた地域を訪ねて久しぶりに半日ほど写真撮影を楽しみました。雪景色や野生の動物や鳥の撮影を楽しんで金沢へ帰る途中の白山市鶴来町で写真の郵便ポストに出会いました。
鶴来町の観光の基点のひとつ「うらら館」の前に現役のポストとして立っていました。ちなみにこのポストの正式名称は「郵便差出箱1号 丸型」だそうです。
もうそろそろこの郵便差出箱1号も年賀状などの受け入れで忙しいのでしょうね。
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雪の朝 -明けない夜は無い-

2012年12月20日 | 写真

昨日、今日と夜明に雪が降る日が続きます。まだ午前6時は暗く外灯の灯りの下で舞う雪は灯火の放射線状の形に広がっています。
天候がよければ兼六園の雪吊りの様子を撮影に出かけようと思ったのですが、この雪なので諦め、部屋の窓から写してみました。

さてようやく総選挙結果の各種の数字が出揃い、支持率・得票率のどちらも国民から退場宣告を突きつけられた前回選挙よりも得票を減らした自民党が「圧勝」するという奇妙な結果となりました。小選挙区制度の弊害がこれほど露呈したのは初めてです。
かつて「政治改革」と称し「政権交代可能な制度」だと、小選挙区制導入の際には大キャンペーンを繰り広げ、旗振り役を努めたマスコミ各社さえもが民意とあまりにもかけ離れた選挙結果に制度の問題点を指摘するということになっています。(自らの反省は無いままですが)
ある方が各政党の得票数を議席に配分した試算による議席数は 自民179(294) 民主97(57) 維新72(54) 共産35(8) 未来25(9) みんな30(18) 公明25(31) 社民6(2) 大地3(1) 無所属その他3(2) となります。《()内の数字は今回衆議院選挙で獲得した議席数です》
こうしてみると国民の意向を議席に反映してみると今回の衆議院選挙で圧勝したといわれる自民は40パーセントにも届かず公明を併せても204議席42.5パーセントでしかありません。
こんな虚構の議席をもとに成立することになるであろう自民党・公明の「安倍政権」は国民にこれまで以上に国民に犠牲や危険を押しつけて財界・アメリカ中心の政治を推し進めようとするのでしょうね。なんともやりきれない思いです。
ただハッキリしていることは虚構の上に立つ権力が長続きしないことはこれまでの歴史でも明らかです。これからも私は民衆(国民)の目線でものを見、当面する原発問題、消費税増税、TPPなど山積する課題にこれまでどおり取り組めば必ず道は開けてくると信じています。

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雪の竹林を彩るナンテンの赤い実

2012年12月19日 | 写真

今朝は金沢市内も本格的な積雪になりました。まだ根雪と言うわけではないようですがまだ空き地などの陰になっているところや道路わきには雪が残っています。そして今夜も雪がちらついていますので明朝も雪が積もっているような気がします。
少し時間が取れたので郊外にある竹林に行くと融けて少なくなった雪の中で赤い彩がちらちら見えます。こんな季節になんだろうと近寄ってみるとナンテンの実が揺れていました。
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金沢繁華街のイルミネーション

2012年12月18日 | 写真
クリスマスを控えた金沢市の繁華街では若者やお洒落な客を呼び込もうと趣向をこらしたイルミネーションが飾られています。
まずは金沢駅、ホテル前の彩り豊かなイルミネーションです

そして香林坊のブランドショップ街では立派なツリーが

さらに頭上をコバルト色にデザインしています

若者達の街タテマチでは夜空にも赤いリボンが浮かびます。

衆院選挙中は日本共産党の前進のための活動でゆっくりと街を楽しむ精神的、物理的な余裕も無く過ごしていましたが、これからは少し余裕をもって街歩きも楽しみたいと思います。
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雲のあいだから地上へ届く茜色の朝焼け

2012年12月17日 | 写真

国民の意向を反映しない選挙制度のもたらした、触れたくも無い数字ですが昨日の総選挙結果だけは記録しておきます。
2012年12月の総選挙結果()内は改選前。
自民294(118) 民主57(230)維新54(11) 公明31(21) みんな18(8) 未来9(61) 日本共産党8(9) 社民2(5) 国民1(2) 大地1(3) 無所属5(10)
前回総選挙、前々回総選挙でも感じたことだが、小選挙区選挙がいかに非民主的で国民の意識を全く反映しない制度であり、民主的な装いで非情な現実を国民に押しつける制度であることがよく分かります。
報道機関などの詳しい選挙結果の分析は今日から明日にかけて発表されることでしょうが、得票率30パーセント前後の自民党が過半数を超える議席を獲得するという、まるで手品のようなまやかしの制度はどうしても許すわけにいかない思いを強くする総選挙結果でした。
ただ保守的な石川県でもとくに保守色の強い能登半島、石川3区で若い女性候補が1万を越える得票をしたように、全国のあちこちで国民にとって、日本共産党にとって「希望」となる戦いが繰り広げられ、ツィッターでも次のようなツィートがありました。
田中 隆夫さんのリツイートですが
「TW版“希”動力!袖番号96 伊東勉 @benitoh96
 共産党のヤングパワー見ました。神奈川15区浅賀由香さん、河野太郎氏との一騎討ちで4万8198票!東京12区池内沙織さん、公明の幹部と未来の有名人相手に引かず4万1934票!大阪3区渡部結さんは与党民主を抜いて4万9015票!ほんに特に勇気出るたたかいありがとうございます。」
また今日からこんな若い人たちと手を携えて前を向いて民衆の立場に立つ党とともに歩いていくことになります。
今日の写真は、衆院選は大変な戦いでしたがそのなかで国民の希望となるような輝きを放って戦い抜いた日本共産党の候補者達を象徴するような初冬の北陸の朝焼けを公開です。
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朝霜のなかの放牧場

2012年12月16日 | 写真

写真は昨日のキジが居た場所の隣りの放牧場です。一面の朝霜で白く見える牧草を朝早くから食む乳牛たち。この写真ではよく見えないのですが冷たい空気の中で牛の吐く息が白く見えています。

この時間には牧場のある干拓地を活動の場とする小動物や鳥たちの動きが活発となっています
久しぶりの好天で野生の生きものたちものんびりと過ごすのでしょうか。
今日は総選挙投票日です。自民党や日本維新の会を始めとしてドサクサ紛れに日本を「戦争できる国」、というよりも「戦争する国」とすることを目論む勢力の動きが目に余りますが国民の賢明な選択を望みます。
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夜明に出遭ったキジ

2012年12月15日 | 写真

12月半ばの北陸の朝はほとんど毎日風や雨、時雨、雪の日が多くてなかなか朝の撮影というチャンスに恵まれません。それでもときには星空が見られる夜明もあります。
14日の金曜日、ふたご座流星群が活発だった夜でしたが本当にひさしぶりに金沢の空に星が見える朝となりました。4時起床、毎週2日間受け持つ「しんぶん赤旗」の配達が終わり、夜明撮影のため雪のない海岸近くにある河北潟干拓地へ向いました。少し明るくなってみると北アルプスの上空には雲があって思ったほどの展望にはなりません。それでも雲に反射する朝陽で赤く焼ける朝焼けの撮影が出来、その後干拓地にある牧場周辺に向いました。
地表は白く凍った草や霜で白く、水路からは霧が立ち上っていました。牧場の周辺にはこぼれた飼料や牛の排泄物など、小鳥や小動物の餌がありその小鳥や小動物を狙う猛禽類も集まります。
この朝も飼料のおこぼれに預かる鳩やキジなどの鳥たち、鳶や鷹などの猛禽類との出会いがありました。写真はそのうちの朝霜のなかで朝陽に身体を温めるキジを写したものです。
衆議院選挙投票日は二日後なのでまだまだ日本共産党の前進のためにしなければならないことが山積み、撮影を急いで済まして帰宅するともう午前9時を過ぎていました。
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金沢の原発ゼロ行動 どいね原発Vol24

2012年12月14日 | 写真

今日は早朝の「しんぶん赤旗」配達、夜は金沢市の毎週金曜日24回目になる原発ゼロ行動「どいね☆原発」参加のために会場の金沢駅まで自転車で行って来ました。
金沢駅が会場になってある程度の明るさがあり、風雨や雪などもあまり心配しないでいいので会場の一角をにわか作りの原発関連の写真を展示するギャラリーにすると駅を利用する色々な人たちの視線が注がれます。評判もいいようですよ。
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