写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

不思議な季節 紫木蓮とタチアオイの花

2014年07月21日 | 写真
タチアオイの花が天辺まで咲き上ると梅雨が明けるという話があります。確かに梅雨が明けるころには道路縁に植えられたタチアオイは先端に花がつくことが多いですね。


それにしても涼しかったり暑かったりする梅雨明けのころは植物たちも勘違いしてしまうのか?狂い咲きする花を見ることがあります。
今日も藤の花が一枝だけ、そして大輪の泰山木の花も一輪咲いているのを見ました。写真は季節外れに花をつけた紫木蓮の花です。本当に不思議な季節です。


昨日は金沢で原発ゼロ行動を続けている「どいね★原発」グループが週に一度市民との対話を中心にした行動とは別に、毎月一度街頭に出てデモ行進の「月イチデモ」として「海の日パレード」を金沢駅から武蔵、香林坊、中央公園と目抜き通りを歩きました。ドイツ在住のご夫婦も途中から参加し最後の中央公園ではお話も伺いました。

ところで最近は私の写真公開のペースでは「間尺に合わない」とでも言うのでしょうか、催しの写真などは現在進行している状況の写真が同時刻にもうネットに流れることが珍しくなくなってしまいました。かつて私がネットで写真を公開し始めたフィルム写真の時代には撮影から現像、そしてスキャナーでパソコンへの撮りこみした画像がネットで公開されるまでには少なくとも1週間ほどかかったものですが・・・。
昨今のスピード化のなかで写真も生鮮食品なみの新鮮さが求められているような気がします。



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今日は「どいね★原発」 毎月一度の街頭デモ「海の日パレード」

2014年07月20日 | 写真

いま金沢市南部の山里、平栗いこいの広場入り口あたりで向日葵の花が盛りを迎えています。この地は地元の方たちが保護し増やしてきたホタルの里、ホタルの飛び交う季節に間にあうようにと早めに種をまいた早咲きのひまわりたちです。山里の風情とマッチした風景として金沢市街から来訪する人たちも増え初夏の風物詩とも言える情景が広がっています。


今日7月20日は金沢市で原発ゼロ行動を続けている「どいね★原発」が毎週金曜日の駅前行動に加え、毎月一度街頭に出る月イチデモの「海の日パレード」が金沢駅ー武蔵ー香林坊と目抜き通りを歩き中央公園まで市民に原発ゼロ、志賀(能登)原発廃炉を訴えて歩きます。(写真は6月の「100回記念パレード」時のものです)
集合は駅前の都ホテル前に15時30分、出発は16時。途中参加、途中離脱もOKです。ほんの少しの時間でも一緒に歩きませんか・・・。
電力業界、財界、政府が国民の反対を押しのけ原発再稼働に前のめりになっていますが、再稼働は許さないという世論はさらに広がっています。



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金沢市南部丘陵 ハス田の花

2014年07月19日 | 写真
私が撮り続けているもののひとつに金沢市の南部に広がる丘陵に点在する山里とその山里で暮らしている人や生き物たち、そしてその山里の分厚い自然があります。
かつて金沢に住みその後関東に移った人生の大先輩が金沢について「金沢は適度に都会と田舎が融合する素敵な街だ」とこんなことを言ったことを記憶しています。
私は街の中心部から車で30分も走れば深山の趣も味わえる分厚い自然環境が地域の人たちの営みの中で危うくはなっていますが、かろうじて守られていることが奇跡のように感じ、カメラで記録を続けています。


写真は昨年のものですが、犀川上流の集落にあるレンコン畑に咲いたハスの花です。泥田の中でこんなに純白の花が咲き蜜を求める蜂が集まりトンボなども飛び交っていました。


有機農法を続けている農家が管理するこの蓮田にはいろいろな種類の蛙たちも暮らしています。

こんな山里を見ていると、私の好きな日本の原風景ともいえる山里の豊かな自然が人の営みと結びついて保たれていることが実感されます。

日本の農業のみでなく国民の暮らし全体を国際企業に売り渡そうとするTPP条約交渉の押しつけはかけがえのない奇跡のような山里の自然も荒廃させるのかと思うと本当に心配でなりません。



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スモモとカラスウリの花

2014年07月18日 | 写真
今朝の「しんぶん赤旗」地域配達は丁度雨の合間に終了、畑のある地域では時々珍しい花などに出合います。


ほとんどの人たちが花を見たことはないという蔓性の「カラスウリ」の花、「月下美人」などと同じく夜に開いて朝にはもう散り落ちてしまう白い一夜花です。
花言葉は「よき便り・誠実・男ぎらい・二面性」 」だそうです。


カラスウリの蔓が伸びた先のほうの枝に実っていたのが、朱色の「プライム」スモモです。昨今では農村から住宅地と姿を変えたこのあたりでは、ほとんど見ることの出来なくなった果物なのでついついなんども確認してしまいました。

雨の合間に配達した今日付けの「しんぶん赤旗」には集団自衛権「閣議決定」の取り消しを求める全弁護士会会長の行進。「何でも秘密」の危険は変わらない秘密法運用素案のことなどが第一面で取り上げられていました。

今夕は金沢市における原発ゼロ行動日、私は所要で参加できませんでしたが103回目の「どいね★原発」行動がが金沢駅前で繰り広げられました。



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医王山 合歓(ネム)の花とアオサギ

2014年07月17日 | 写真
昨日に引き続き医王山関連記事です


奥医王の夕霧峠から金沢方面へ降りてくると金沢市街と湯涌温泉街にとわかれる見上げ峠に出ます。その交差するところに池があり、池のほとりには大きな合歓の木が茂り今を盛りと花を咲かせています。


四季それぞれに目を楽しませてくれる池はいつもアオサギやゴイサギ、カイツブリなどの水鳥たちが餌を求めて佇む姿があります。
写真は日本に住む鳥の中でも大型の部類に属するアオサギ、この日も池の畔で水面を見続けていました。



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7月15日の夜明け 医王山国見ヒュッテから観る

2014年07月16日 | 写真

昨日の朝は予報の「晴れ」マークに誘われて久しぶりに北アルプスの遠望を楽しもうと、まだ満月に近い月が未明の空に耀くさまを見ながら医王山の北アルプス眺望ポイントの国見ヒュッテに行きました。明るくなり始めた4時過ぎに到着。しばらくすると富山湾方向から太陽が昇り始めました。


予想と違って雲が多く北アルプスの剣岳、立山、薬師岳、槍が岳、穂高などは姿を見せませんでしたが、真っ赤に燃え続ける思いを現すような力強い太陽が朝焼けの中から姿を見せ、地上に光を届けてくれました。

昨日7月15日はお盆でもあり、日本共産党の92周年という記念の日でもありました。夕方6時半からは東京の日本青年館をいっぱいにした聴衆を前にして志位和夫日本共産党委員長の記念講演会が開かれ、第二会場も満員の講演会の様子はインターネット中継で全国に流され、1258か所で視聴会が行われたそうです。私は自宅でネット中継を視聴しました。
志位委員長は講演の中で、歴代自民党内閣の中でも最悪の安倍政権をみんなの力で倒し「亡国の政治と決別して未来に責任を負う新しい政治を」の大運動を起こそうと呼びかけていました。

国会の集団的自衛権行使容認の閣議決定についての集中審議では小池議員の「戦闘現場では武器使用」「自衛隊が攻撃対象になる」との追及に首相もそのことを認めざるを得ませんでした。小池議員は「国の重要な進路の転換が一片の閣議決定で進めることは許されない」として閣議決定の撤回を求めていました。

地方紙の北陸中日新聞では安倍首相が予算委員会で「海外派遣恒久法を検討」として自衛隊の海外派遣が国民の意思とは関係なく内閣の判断で随時可能となることをたくらんでいるようです。
ほんとうに空恐ろしいことを考えている安倍内閣だと身震いするような思いです。



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日本共産党92周年 ご近所でオニユリ開花

2014年07月15日 | 写真

今朝のご近所カメラ散歩、夜明けの明かりの中でオニユリが開花していました。
この近所では毎年一番に開花するので楽しみにしていたお庭です。
花言葉は「愉快、華麗、陽気、賢者、純潔」
別名で「天蓋百合」という呼びかたもあるようです。
「鬼百合」という名前はその大きさや自己主張の強い花の形、模様、彩りなどからつけられた名前のようです。

今日は日本共産党92周年です。もちろん日本で一番の老舗政党ですが、ただ古いだけでなく、戦前も戦後も民衆の立場に立ち反戦平和を貫き通している政党です。
戦前の日本共産党以外の政党は戦争遂行のための大政翼賛会に組み込まれ戦後は同じ名前を名乗れず、自由党や社会党などの違う名前になりました。
それらの政党も離合集散を繰り返し50年体制と呼ばれる自民、社会、を中心の政党状況が続き、税金の山分けの政党助成金制度が入りこむと助成金目当ての政党が生まれては消える現在の国民無視の状態になっています。
そんな中で戦前戦後を通じて弾圧にもくじけず反戦平和、平和憲法擁護の立場を貫き国民の中に強固な足場を持つ日本共産党の存在は国内だけでなく国際的にも貴重なことです。
共産党の発行する「しんぶん赤旗」は本日付の主張で「日本共産党92周年」にさいして「歴史の岐路、決意を新たに」という主張(社説)で現在の国会は一部野党が競い合うように安倍政権にすり寄り暴走に手を貸すという戦前の翼賛会のような状況が繰り返され、戦前の翼賛政治を彷彿させるなかで日本共産党の存在、マスメディアでの「赤旗」が影響力を発揮していることを書き、共産党の力をさらに大きくするために一人でも多くの方がこの新聞の読者に、党に加わることを呼びかけています。



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息子の命は憲法が守ってくれた ヤブカンゾウの花

2014年07月14日 | 写真
「しんぶん赤旗」の地域配達終了の後、自宅で録画していたWカップ決勝を見ています。期待にたがわぬ攻守のめまぐるしい熱戦で前半戦は0対0のイーブン、後半もせめぎあいが続いています。

今朝配達した赤旗には「息子の命は憲法が守ってくれていた」の大活字。陸上自衛隊空挺団の隊員の父親が「息子の命を守ってほしい」としんぶん赤旗に語る思いが一面トップに載せられています。
集団自衛権行使容認の閣議決定以後、これまで閉じ込めていた思いを語り始めた自衛隊関係者の言葉がネットを含むメディアや「しんぶん赤旗」に出るようになりました。
今朝の赤旗の一面見出しの言葉に心打たれ、閣議決定という姑息な手段で国民の宝ともいうべき憲法の改悪を許すわけにはいかないと思いながらの小雨の中の地域配達でした。


今日の写真は山里の林の中で咲いていた黄色い八重のヤブカンゾウの花です。カンゾウ(萱草)の花言葉は「憂いを忘れる」「苦しみからの解放」で、その意味は単純な「物忘れ」ではなくて「美しい花を見ていると、物も忘れる」という故事からきた意味のようです。別名 ワスレグサ(忘れ草)、 ワスルルクサ(忘るる草)とも云われる意味は、ここから来ているそうです。
花言葉というものは物事の本質を衝いたものも多く、面白いですね。



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金沢市南部丘陵の野鳥 百舌鳥・アトリ

2014年07月13日 | 写真
おはようございます。ワールドカップのオランダ対ブラジルの3位決定戦を見ながらのブログ更新作業、準決勝の惨敗をまだ引きづっているのかブラジルは元気なく前半だけですでにオランダが2得点、2対0とオランダのリード、で後半戦開始です。

今日の公開写真は昨日に引き続き金沢市南部に広がる丘陵の初夏です。金沢市で男川と呼ばれている犀川の上流部一番奥に位置する集落「熊走り」から奥山への入り口にあたるトンネルのように見える林道です。


名前の通り熊も生息する地域で、いたるところにある「熊出没注意」の看板を見ながらの進行です。この日も獣の排泄物などが林道に残っていましたが大型獣との遭遇はなく路のわきに生える木の葉が大発生した毛虫の影響でほとんど食べつくされるという見通しの良い状態だったためか小さな野鳥の姿が目につきました。
先ずは「アトリ」です。


奥山を抜けて林道出口の集落に近いところでは木陰で鳴いている「百舌鳥」の姿もありました

台風一過の梅雨明け近くの森や林は爽やかな風を感じ、小鳥のさえずりを聞きながらの撮影行でした。

Wカップ三位決定戦は後半オプショナルタイムに入っての1点追加でオランダの3対0の勝利となりました。ブラジルの元気のなさが目立つ試合でした。



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初夏の山里 金沢市南部丘陵

2014年07月12日 | 写真
今朝は福島沖を震源地とする地震緊急警報で驚かされましたが大きな被害もなくホッとしました。
「台風一過」ということでしょうか?久しぶりの晴れた夜明けだったので金沢市の南部の山里へカメラを持って出かけました。


靄のような薄雲のかかる医王山系の山波から太陽が顔を出しました。


初夏の爽やかな雰囲気を楽しみながら林道を走ると川に流れ込む渓流の水量が増え小さな滝の水音も響いています。

金沢市は日本海と南部から北東部に広がる丘陵に囲まれる地方都市です。全国的には藩政時代の雰囲気を残す文化的な地方都市としてしられ、観光都市と思われていますが、その街の中心部から30分ほど車で走ると豊かな自然に包まれた山里が点在する丘陵につきます。
私が時間があればカメラで記録し続けている南部丘陵も農林業の後退の影響で耕作放棄や人の手の入らない山林、そして産廃施設による埋め立てなどで心配な状況になっています。
それでもまだ豊かな自然を守ろうとする地域の人たちの努力もあり、熊などの大型獣、猛禽のオオタカやフクロウなども生息できる環境が残っています。私もよく鳥や獣などと遭遇しカメラに収めることがありますが、考えてみると子どものころ昔話に出てきた動物たちのほとんどと出会っています。


最後の写真はそんな山里の一つです。小さい集落ですが、手入れの行き届いた棚田と畑や竹林に囲まれた美しい集落の今朝の姿です。なんと美しく心休まる光景でしょうか。
このような光景こそが日本の行政が守るべき景観だと思います。本当にこの景観を守るためには後継者も安心して農林業を続けられる仕組みが必要ですが、そのことが政治の在り方と不可分の関係であることが県民になかなか伝えきれないという悔しい日々が続いています。

なお当ブログのアクセス数が78万3千回を超えました。ご訪問頂いた方々にお礼申し上げます。当ブログの特徴は何度もご訪問頂くリピーターの方々が多いことでとてもありがたいと思っています。
できればお知り合いの方々にもツィッターやフェースブックなどで拡散いただければとてもうれしいです。よろしくお願いいたします。

撮りためた写真の現像などで忙しく、今日のブログ更新は写真の公開のみになってしまいました。



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