連日名古屋の県立芸術劇場に通います。
今日は昨日と違い大ホールのほうです。
佐渡裕指揮ベルリン・ドイツ交響楽団とエフゲニ・ボジャノフのコンサートです、
演目は
R・シュトラウス 交響誌「ドンファン」op。20
ラフマニノフピアノとオーケストラのための「パガニーニの主題による狂詩曲」
ベートーベン「交響曲第7番イ長調Op.92
です。
佐渡さんの指揮はシンプルで、わかりやすくてダイナミック。
大好きな指揮者です。
小学生の時にベルリンフィルの指揮者になるといって夢を実現した人。
指揮はパワフルで荒削りにして繊細!。
故バーンスタインが見い出したとき、「宝石の原石がどう化けるか!」と評したといいます。
ベルインフィルを指揮したとき、
彼は指揮をしたのではない。
楽団を躍らせたのだ!
と評論されたことがうなずけるような演奏が今日も堪能できました。
先日のウイーンフィルは華麗で流美と表現するなら、
今日の佐渡さんの指揮は、パワフルで繊細!
体中が反応する感じです。
最初の演奏「ドン・ファン」で、が~ん!!
アンコールはみっちゃんにとって一番身近な曲。ブラームスハンガリアンダンス第5楽章、
彼の指揮は世界最速と、テレビで彼自身が述べてました。
さすがベルリン、ドイツ交響楽団、素晴らしい演奏でした。
佐渡さんの指揮らしいハンガリアの民衆パワーが感じられるものでした。
ユーチューブで探してみたのですが、その演奏に近いものがない
このホームページのが一番近いです。
http://dtm-orchestra.com/ungarische_tanze_no.5.html
興味のあるかたは、ききにいってくださいね。
もう一つエフゲニ・ボジャノフのピアノ
先日、ランランさんの素晴らしいピアノ演奏がまだ私の中に残っているのですが、
もっとすごいピアニストがいたのか!!!!の一言に尽きます。
彼はブルガリア1984年に生まれ、6歳でピアノをはじめ12歳で地元でデビュー
以来素晴らしいし才能が認めれ、いろんなコンクールで優勝しています。
が・個性が強いという理由で2010年ショパンコンクールで4位になり
授賞式に首席しなかったとか
一度きいたら、とりこになるピアニストです。
佐渡さんの指揮でも、彼の個性がよくいかされていました。
これからももっと聞きたいピアニストでした。 素晴らしかったです。
芸術の秋ですね~
名古屋は田舎なので、ききたいもの等があるときは
少々無理なスケジュールもこなさないと、チャンスがなくなるんですね~
素適な宵でした。
読んでくださってありがとう!