聖書に 野の百合 という 有名な 聖句が あります。
『 野のゆりが どうして育つのか よくわきまえなさい・・・。
栄華をきわめたソロモンでさえ このような花の一つほどにも
着飾っては いません・・・。 今日あっても 明日は炉に
投げ込まれる野の草さえ 神はこれほどにも 装って下さる・・・。』
(マタイの福音書 6章)
野の花は 本当に美しい。 濃い緑の中で 鮮やかに咲く花は すぐ目に
入ります。 しかも何拾、何百と その種類はあります。 それぞれが
独特の形、 独特の色合いをして 静かに 咲いています。 不思議に
虫や蝶が 小鳥が 集まってきます。 それぞれが役目を終えて 1日から
1週間の間に 大地に還って いきます。 咲いている間に 刈り取られる
悲劇の花もあります・・。 花は悲鳴もあげず 運命を委ねているようです。
せめてその一瞬をカメラに収めて 皆さんに見て頂く私は 『 花のしもべ 』
かも・・、 ちょっと気取り過ぎました・・・。
雨の中 そんな想いに させてくれる花たちを 載せてみます。
( 土田さんへ、 昨日の花は ビヨウヤナギ です。)
ヘクソカズラ 名前がひどいので せめて一番に 紹介します。
鬼百合 とは 気の毒な気も しますが・・。
また カンナの季節が やってきました。
ハマボー 雨にうたれた 礼装の婦人 のようです。
紫御殿 今回のは 比較的 花も大きい。
久し振り、 サルビア・グアラニチカ。
倒れながらも 鮮やかな グラジオラス。 幹が弱いようです。
まだ小振りの 西洋風蝶草。 これから あちこちで 見られるでしょう。
松葉牡丹 小さい花ですが きれいです。 雨に咲く花。
蓮の花 大きい素焼きの壺の中に 咲いていました。
白木槿(白むくげ) とカマキリ こういうコラボが いいですね・・。
子ツバメが お母さんの帰るのを 待っています。