(この富士山は5月21日のもの、 再び雪が降って 化粧直しをした感じ・・。)
センス・オブ・ワンダー 不思議さに目をみはる感性 最近こんな言葉に
出会いました。70才を超えても 毎日同じような花を見ていても 飽きない
でいられるのも 植物の中に 自然の中に 不思議さが一杯 あるお蔭です。
自然は変化に富んでいます。花の命は短いですが 季節の移り変わりの中で 次々に
新しく咲いてきます。 雄大な富士山の麓で 溶岩台地に 長い間かけて植物が育つ
大地が造られてきました。溶岩が雨や風で壊れ 土になっていくだけで 長い年月が
かかる それを思うだけでスゴい!と思いますが そんな土壌に適合して選ばれた種が
芽吹き 成長していきます。光 土 水 空気が必要ですが 更に昆虫や鳥 人間などが
役だっています。 それでも実らない種 果実を充分に付けない場合もあるでしょうが・・。
地球に生命が溢れていることは 宇宙の奇跡ですね。 生命のいる惑星が 未だに
今の私たちが知る限り 地球しかないことを思えば 大地に 厳しい冬の中で準備し
春に芽吹き 葉を伸ばし 花が咲き 実を付けるのを繰り返しながら 種族を維持し
繁盛させている植物の凄さに ただただ感動します。
『 人間が人間しか関心を持たないなら 私たちは真に文明化しているとは言えない。』
とシュバイツアー博士が言っています。人間だけが生きている 人間の為の地球という
思い込みでなく 大切なのは 人間と自然・他の生命体との共存 共生関係でしょう。
放射能汚染 地球温暖化 化学物質汚染 ゴミの投棄など 人間の勝手な行いで
地球を汚し 私たち自身の生命まで 自滅に追い込む状況に 如何にSTOPをかけるかが
今 問われています・・。
カルミア この花を見る度 初夏の到来を思います。
山法師 花水木はもう終わり 兄弟分のようなこの花も もう終わりですね。
ホオノキ 遠くからですが 滅多に撮れない 朴の木の花
ハリエンジュ ? 豆状の花は幾つかあります。
苧環(オダマキ) 最近よく写します。 花の形 デザインが興味深い。
路上のルピナス。 車の傍で 風に揺れながら 咲いています。
畦道のマーガレットと ハルジオン。
赤詰め草。 白つめそうと共に 春の雑草のチャンピオン ?
田んぼのアヤメ。 この辺りならではの 風景。
数日おいた 河口湖あたりからの富士山 少し雪が溶けた感じ・・。