ジミーの自然ブログ (Jimmy's Nature blog )

花の美しさ 自然の素晴らしさを 伝えたい。 

  パリ協定   高知はまだ 夏見る花が 咲いている 2

2016年11月15日 | 自然 花 写真

    ( 夏から秋に咲く 玉すだれ。 暖かい高知では まだしっかり咲いています。 )


今モロッコのマラケシュで COP22 が開かれています。
昨年パリで合意した 『 21世紀後半には 温室効果ガスの
排出を実質ゼロにする世界の協定 』 に 日本も遅ればせながら
参加することになりました。世界1,2位のアメリカと中国が既に
参加を決定しているので 日本の参加もあって 今度こそ地球温暖化に
歯止めをかけられると 世界でも歓迎の声が上がっています。

多くの人々が『今年は暑かった!』と言い 台風や豪雨が多かったと
思っています。 いわゆる異常気象です。その原因は この130年で
世界の気温が 0.85℃上がった温暖化にあると言われます。二酸化炭素
(CO2)をはじめとする温室効果ガスの大量排出によって 温暖化が
進んでいることは 世界の科学者が 認めているところです。 

今世界が 何もしないでいると 100年後には 4℃も気温が上がります。
それを何とか2℃以下に抑えられれば  温暖化と「共存」出来ると言います!?
間違いなくこれからも 温暖化、異常気象は続きます・・。今以上になります。
しかし 何もしなかったら それこそ 『生命の危機』 になります・・。

今回のアメリカ大統領選挙で トランプ候補が当選しました。ナショナリズム
の結果だと言います。 自国のことを考える勢力の勝利です。イギリスもEUから
離脱しました。これも自国の利益を優先して考えた結果です。 中国も覇権主義で
自国の支配権を拡大することに熱心です。このように 世界のリーダーと言われる
国々が 世界のこと 地球全体のことでなく 自国の利益ばかり考える 内向きな
保護主義的な政治が主流となるのは とても怖いことです。

環境問題は 地球全体のグローバルな課題です。 世界は未だ大量生産・大量消費・
大量廃棄の経済です。その結果 ますます大量の資源、エネルギーが使われ 大量の
ゴミが出るのを容認しています。 地球に受け容れ不能な負荷を与え 地球が悲鳴を
上げだしています。世界の国々が日本並の豊かさを享受すると 地球は今の2・3倍の
大きさが必要と言われます。実はもう待ったなしなのです。既に環境変化 森林減少 
砂漠化 そして 多くの動植物の生命が失われています・・。

私たちは日常生活に追われて 周りで異常な出来事が起こっても ついつい見逃して
日々を過ごしています。 50年後 100年後どうなると言われても まだまだ先の
ことと 高をくくっています。 でも自分の子供、孫達の世代に 大きなツケを払う
のは 余りに可哀想です。 防毒マスクで学校へ行くようなことはさせたくありません。

このパリ協定を完全に実施し 環境と経済を両立させた 持続可能な社会を造りたい
ものです。 世界196ヶ国が参加する 気候変動に関するパリ協定の合意 達成が 
環境を守る 最後のチャンスかも知れません・・。 世界のリーダーが 人類存続の
基盤である地球環境をグローバルに考えるよう 心から 願っています。  



羽毛ケイトウ。 やはり夏から秋の花です。


黄花コスモス。普通のコスモスとは同じコスモス属ですが 種が違うそうです。


カンナ。鏡川のカンナは有名?ですが 11月になっても 20℃以上の高知では 今も咲いています。


ヒメツルソバ  年中咲く・・。


ムラサキゴテン。地味ですが 秋一杯咲いています。


コリウス。花は夏ですが 葉は秋まで鮮やかで まるで咲いている感じです。


オシロイハナ。夜が苦手で 本当にきれいな白粉花が撮れていません・・。


冬ミカン 野生?


芙蓉(フヨウ)  こんな時期まで咲いているとは・・?! 感激ですね! 


ヒドリガモ。マガモの一種です。 鏡川に沢山います。



シラサギ。身体は細いですが 羽根を広げると大きく見えます。


アオサギが 魚をくわえています。


黄葉した銀杏(いちょう)


コメント (2)
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