( 紅葉の様にも見えますが ピラカンサスの実。 )
アメリカの中間選挙は どうやら上院 下院のねじれ現象で トランプ政権の強引な政策に
少しは歯止めがかかるのではないか・・? と期待します。私が同時に注目したのは 知事
選挙です。ご存じのように トランプ政権はパリ協定から離脱を宣言していますが 実際は
アメリカ各州の知事が自分の州で地球温暖化対策を どう進めるかが より重要だからです。
2018年今年の夏 北半球では前例のない熱波や干ばつ 洪水 台風 山火事が多発しました。
これらの気象災害は 北極の温暖化による大気の状態と関連があるようです。最近の学術誌の
論文によれば このまま温暖化が続けば このような気象災害は今後 1.5倍に増え 最大で
3倍になる恐れもあるということです。
今日も夏日を思わせる暑い1日でした。グランドをYシャツ姿で歩き回っても 日陰を求める
感じで 結構暑く感じました。 米カリフォルニア州の山火事 北極圏での森林火災 日本の
大雨・洪水なども上空のジェット気流のスピードが遅くなり 極端な気象状況が長引いた為に
起こったとアメリカの気象学者が書いています。勿論今年だけでなく 最近の異常気象もこれと
関連がある。
国連の権威あるIPCC(気候変動に関する政府間パネル)も気温が上昇し続ければ その影響は
私たちが今体験している異常気象よりも はるかに超えた影響と負担が出ると 警告している。
世界の平均気温は産業革命前から既に 1℃上昇している。この影響で台風 森林火災 干ばつ
熱波 サンゴの白化など ひどい被害に見舞われてきた。この夏の酷暑を思い出される方も多い
だろう。 度重なる台風で山梨でも 京都でも樹木が多く倒れていた。
今後11年以内に 気温の上昇幅が 1.5℃に達する恐れがあるという。世紀末までまだ80年も
あるというのに・・。 自国ファーストなど叫んでいる場合ではない。 アメリカを含め世界の
農業地帯への被害も考えなくてはならない。二酸化炭素(CO²)削減に取り組まないと 世界の
気象が変わってくる。アメリカ各州が 又大企業が今すぐにでも取り組んで貰いたい。 難民の
ことも 貿易不均衡も問題ではあるが 目に見えない CO²のことは 選挙のテーマにもなって
いない。 将来の問題に見えて 実は 世界の喫緊の課題なのです。
人々の健康や福祉 生態系に住む多くの生き物 全てに影響をもたらす地球温暖化。 後になって
2010年代に二酸化炭素排出を抑えていれば 地球でこんなに多くの人々が死に 難民化することも
なかったろうに・・と後悔しなくても済むように 新しいアメリカの知事さんに 温暖化を防ぐ
対策を頑張って貰いたいところです。富める人々 貧しい人々にも関係なく 国を分断する問題
でもなく 世界人類の問題・・。どうやら民主党の知事さんが 6議席ほど 挽回したようです。
ダイダイ色とか このような赤い色もあります。
ここでも コスモスは満開。 鏡川の堤防に連なって咲いています。
ウインターコスモス。
西洋朝顔も 元気 !
昔からこの鏡川の堤防は カンナの花が多く咲いていました。
野鶏頭(のげいとう)
この時期まであるのは ヒメジョオン。
野鳩の日向ぼっこ。
これから 山茶花の季節です。
松葉ボタン。 八重咲きもありますが この花のように 一重もあります。 松葉とは葉の形から。
少し 時間が早いのですが 白粉花(おしろいばな)。忍野では見えませんでした・・。
薄紫の関東嫁菜(かんとうよめな) こちらは西日本なので 単に ヨメナと呼ぶようです。