ジミーの自然ブログ (Jimmy's Nature blog )

花の美しさ 自然の素晴らしさを 伝えたい。 

  6月に入りました。 四国は梅雨入りです。

2020年06月02日 | 自然 花 写真

(   高知城のお堀の 睡蓮。 前回行ったときは つぼみでしたが もうしっかり咲いていました。)

 

初夏の香りというか 緑が濃くなり 植物はどんどん成長 土手やあぜ道は草刈りが大変な時期でもあります。春野に先週

行って見ましたが 水田の稲も太く生長していました。当然 オタマジャクシやタガネなどもいることでしょう。赤トンボと

呼ばれるアキアカネも羽化して 田んぼの茂みにいるかも知れない・・。


生き物にとって田んぼは無くてはならない存在ですが 先週お城の堀で睡蓮を撮っていると 塩からのようなトンボ 赤トンボと

見間違うトンボなどが 睡蓮のある堀に飛んで来ておりました。ツバメもその間を行き交い きっと忙しい季節ですね。鏡川の

上にもスイスイ飛んでいます。ツバメは多く住宅の中にも巣を造るらしくガレージなどを開けている家も多い。 中には夏場二回

子どもを産むツバメもいるそうだ・・。

 

コロナ対策で 『 戦争 』 という言葉を使う人も多い。戦争と言えば 勝つことが前提になる。どこか抵抗がある。私の中に 

『 欲しがりません 勝つまでは 』 という標語が染みついているせいかも知れない。ウイルスの猛威は凄まじい。死者の数も

どんどん増える。罰則付きの外出禁止を行った国も多い。日本など 要請に従い自粛して ウイルスをある程度封じ込めている

ソフトな国の方が珍しい。最初から店も閉めず 企業活動を制限しない国もあった。集団感染で何時かは収まると考えるようだ。

最初から降参したのか 和解を求めているのかも知れない。いずれにしろ国民の犠牲 不安は大きい・・。

 

しかしどう見ても 戦争は穏やかではない。インパクトが強いから国民への強制力は上がるだろうが 脅して強制する手法は 

自由に馴染んだ人々には 勘弁して欲しい気持ちになる。『 勝った 勝った !』 と簡単に喜べる問題でもない。第二波 

第三波 違うウイルスもやってくるだろう。浜に打ち寄せる波のように、過去もそうであったように、地球に生命が生き続ける

限り 終わらない・・。

 

生態系は広く全ての生物に生きる環境を与えている・・。 一般に生存競争と言われる。自然は弱肉強食の世界 TVの自然

番組など見ていても ある動物が他の動物をエサとして捕らえ 食べるシーンが出て来る。それを子どもに与えるシーンもある。

見るに忍びない修羅場です。食べられる方は可哀想だと思えますが 彼らも他の生き物を食べて 命をつないでいます。不条理に

見えて 生態系では合理的です。生物には生存の為の争いです。ウイルスも宿主を求めるのは生存の為です。その毒性を封じるか

抗体を得て それ以上の増殖を防ぐことが大切です。ウイルスだけでなく 細菌も 他の動植物とも 生存競争の中にあります。

 

キンケイギクという黄色いきれいな花が明治時代観賞用として導入されたが 繁殖力が強く 在来種に悪い影響を与える恐れが

あり 2006年に特定外来生物として 栽培 販売が禁じられました。花に責任は無いのではと思いつつ 他の花を守る為 やむを

得ないかなーと思います。キンケイギクを見つけたら 抜いてしまう人もいます。 自然の番人としての人間の判断です・・。


トンビが湘南海岸で人々の食べ物を襲った というニュースがあった。恐かったと思うが コロナで人々が来なくなり 都会の

トンビは食べ物を失い 空腹故の攻撃だった。人々が目的で無く エサが目的だった。このニュースで多分トンビを敵視する人は

いないと思う。 県境を越えた移動も許可され 徐々に移動が解禁され 元の生活に戻っていけば トンビの攻撃も止むだろう。

ウイルスの生存地を確保してやれば 彼らの攻撃は止むかもしれない・・。 甘いと思われるかも知れない。これは実は人間に

とって 重要な問題なので 引き続き考えたいと思います。

 

追手門のお堀。 緑が。濃くなっています。 今月からお城の観光ガイドが始まるようです。

この白黒のトンボ 腰空(こしあき)トンボ というそうです。

赤トンボ ですが 夏アカネというそうです。 

高知県には 北川村に モネの庭があります。 今多くの睡蓮が満開だそうです。以前行きました。

一転 バラの世界です。

今高知の夜明けは 5時前です。この間自粛して マンションの階段を上って 日の出を見ることを覚えました。

夕焼けのようでもありますが 朝焼けです。 日によって 大空の表情も違います。

マンションの5階以上からは 高知城天守が見えます。

お城の花も サツキに変わりました。

 

 

コメント (1)
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