( 早くも咲き出した 藤の花。 淡いピンクのしだれが とても美しい・・。)
世界には人口問題があります。日本は人口減少に悩んでいますが 世界では急激な人口増加が問題になっています。現在80億
の人口が今世紀末には100億です。キリストが生きた紀元前後は推定1億人でした。自然が豊かで 水も豊かで 農地に出来る
土地は充分にありました。人間が排出する二酸化炭素も自然が充分に吸収して温暖な気候の中 人類は少しづつその数を増やし
ていきました。凡そ1000年かけて2倍となりましたが その後の1000年で60億人と30倍に膨れあがりました。その転機は産業
革命が始まる18世紀でした。更に最近の20年間で 20億も増えました。
産業革命の効果が絶大で 衣食住が豊富に提供され 交通機関が発達し 世界に人口が増加しました。他の生物を押しのけ
人類だけが急増しました。これは喜ばしいことだったでしょうか ? ある学者は世界に 大気環境 水環境 大地環境
それぞれに問題を抱えているが 一番の問題は 地球に人口が多すぎることだと言っています。単純に人類の繁栄と喜べない
現象が世界で起こってきたのです。 1億人程の環境問題が現在では80倍の深刻さがあり 更に100倍になろうとして
います。単純な数字の問題だけではありません。私たちの生活の豊かさが多くのエネルギーを使い 資源を使い 人々に過酷な
労働を強い 多くの貧しい人々をうみ 飢餓 難民を引き起こしています。 小さな地球に多すぎる人間 それだけ地球に
過酷な要求をし続けています。 それは他の生き物環境を奪うことにもなります。
でも2000年前に戻ることは出来ません。将来増える人口増を見据え 衣食住の調達 その結果起こる世界の環境問題をどの
ように解決するかを世界の人々が考え 対策を講じなくてはなりません。温暖化による植生変化 大地の砂漠化 海水の酸性化
大洋のプラスチックゴミ化 昆虫や鳥類の減少もその中に含まれます。地球の良き管理人たる人類が今こそ その英知と忍耐で
悪化する世界を食い止める必要があります。
大地震など自然災害は将来も様々に起こりうる問題であり 私たちは日頃の備えが必要になります。経済産業省のパンフで
国内資源のエネルギー自給率は13%少々と読み 一瞬背筋がヒヤッとしました。食料自給率38%どころで無い寒々しい
現状です。 私も環境問題だけに目を向けたいと願ってきましたが 世界はその範囲には 留まりそうもありません・・。
木香薔薇 ( モッコウバラ ) もこんなに咲いています。
花海棠(はなかいどう) いつもの所に今年もきれいに咲いています。
小さい木で 花も少ないですが いつも数個の実をつけてくれます。
小手毬(こでまり)です。 土佐下野にも似ていますが この花は限られた地域のみ咲きます。
大好きな シャクナゲも見る事が出来ました。 高知の仁淀川町で見ました。
ペラペラヨメ。雑草の範囲ですが この季節 白とピンク色に咲きます。 名前がユニーク。
一輪草(いちりんそう) 花びらの先がとがっていますが・・。 これも仁淀川町で。
西洋十二単衣。(せいようじゅうにひとえ)アジュガとも。 根から伸びて同じ場所に咲く。
ツツジ(躑躅)も 色々に咲いて来ました。 小柄ですが赤色が鮮やか。
高知では 毎年 この時期に 生け花各流派が集い お城で開かれる。
高知は花き栽培の盛んな地域でもあります。グロリオーサや 八重の百合などあります。
詰め門の前 升形(ますがた)とよばれるところに展示されています。
一つ一つの生け花(オブジェ)に 使った花の名前と流派の紹介がありますが 省略しました。