(牧野植物園の中の展示館 牧野博士の笑顔が 壁一杯に写し出されています。)
大雨の音で 目が覚めました。 台風が離れていけば 『 台風一過 』 となる
筈が 地球はまさにグローバル、 大きな雨雲の渦が四国にしっかり かかっており
雨の多かった8月の降水量をすでに凌ぐ 400mmに達しています。 高知の人も
今年は 特別という程です。日本海側はフエーン現象で暑く 太平洋側は湿った空気が
入り込み 関東・甲信も雨の予報。 私の家の湿度計(最近 百均で買いました。)も
湿度90%を指しています。(気温は30℃を切るようになりました。)
晴れていた先週の土曜 『 県立牧野植物園 』 へ行っておいて 本当に良かった!
青い空に入道雲が盛り上がり 太平洋にそそぐ浦戸湾 広がる高知平野などパノラミックに
楽しめました。
牧野富太郎博士は高知が輩出した偉人の一人です。『 牧野日本植物図鑑 』 の刊行初め
日本の山河を巡り 飽くなき植物採取と分類に 人生を賭けました。小学校中退という学歴
ハンデを持ちながら 帝国大学講師、理学博士にもなり 日本植物学の父と謳われています。
今年は 牧野富太郎生誕150年にあたり 94才で昇天された博士の業績を讃える催しが
行われています。 園内には四季折々3000種の草花・樹木の花が 楽しめます。
昨日は敬老の日 残念ながら 雨で部屋に閉じこもってしまいましたが 200枚もの写真を
見ながら 牧野富太郎博士の飽くなき情熱を感じておりました。 3000万人という高齢者の
仲間に居る私ですが 山野を闊歩された博士の生きるエネルギーの凄まじさに 敬老の日も
どこかに ぶっ飛んだようです。 (一応 お祝いは頂きましたが・・)
鏡川と国分川などが合流、 浦戸湾となって 桂浜のある太平洋に注ぎます。(バスの中から)
広がる高知平野 植物園は 五台山という山の中にあります。
入道雲の下は マルバチシャノキが 実を付けています。
正門入り口近くにある睡蓮。
キンミズヒキ この花も 名札無しには 分かりませんでた。(9月10日に載せていますが)
大弁慶草
白い 彼岸花
展示館のには こんな恐ろしい表題も ありました。 明日に続きます。