3連休となり、金曜日の前日の夜、ムスメと相談し、山登りをすることになった。
2年前に乗鞍岳の途中までドライブしたが、シャトルバスの乗り換える時間がなく断念した頂上まで登ろうとなった。
この3連休は天気は晴れというが、昨日の朝刊で乗鞍岳の初冠雪の写真が載った。
松本インターから波田街経由で、上高地方面の途中で乗鞍岳への分岐になるが、車は
はるかに上高地方面へ走り去り、紅葉が標高が上がるごとに黄色く色づいて行く。
まだ今月の終わりあたりに真っ赤に色づくかなと思ったが、バスターミナルに到着した頃にはかなり紅葉も褐色近くなっている。
シャトルバスが1時間に1本で既に今、出発したばかりで、相乗りタクシーで向かう。
面白い運転手さんで途中途中で説明を入れてくれるが、笑ってばかりいるような話になり、笹野弘史のようなキャラである。
タクシーを降り、登り始める時には雪がちらちら吹っかけてきた。
青空だったのに・・・・と尻込みするが登り始めた。
肩の小屋口から25分で肩の小屋まで到着し、前方の中腹には万年雪の雪渓が残っている。
スキーヤーが初スキーで滑っているのが見える。
乗鞍岳は北アルプスの南端に位置し、剣が峰(3,026m)を最高峰に、23の峰と
7つの湖と8つの平原がある。
その姿が馬の鞍に似ていることから乗鞍と呼ばれるようになったという。
朝日岳、繭玉岳を経過して登り90分である。
一瞬にして霧が晴れたり、真っ白に何も見えなくなったりの中をあえぎあえぎ
登っていく。
ハイ松が凍っている。

雪が薄く岩壁に残り、途中からは凍った岩山が続いている。
頂上近くになり、眼下にエメラルド色の権現池が見えている。
霧が晴れると登ってきた尾根が見えて苦しかった筈だと、自分に言い聞かせる。
大分頂上付近近づいたときに、すれ違った下山者が2時を過ぎると頂上は凍るから早く登った方が良いとアドバイスしてくれた。
なるほど、既に岩山は氷でバリバリ、厚く壁になっていてうっすら雪化粧になっている。
頂上の剣が峰は3,026mで周囲360度見渡せるが、霧がかかり、一瞬晴れるが又見えなくなり、しかも寒さでいつまでも立ち止まっていられない。
鳥居も神社も氷で凍っており見るだけでぞっとする姿になっている。
天候は思わない方向にあったが、無事登りきれたことを感謝して、又同じ尾根づたいに降りてきた。
岩だらけの道は足を取られ歩きにくい。
登り始めた時の、肩の小屋からバスターミナルの畳平まで45分、ここは寒かった。
霰が吹っかけてきて、寒さで悴んだ体でせっせと歩き、畳平に到着した時は体感温度はマイナス何度であっただろうか?

下山して途中の湯けむり館という温泉に立ち寄り、温まることにした。
夕暮れの温泉は単純硫黄で、乳白色の湯船は冷たくなった体を充分温めて、とろける気持ちにしてくれた。
慌しく決めた山登りであったが、達成感を味わい、秋の山の気温の変化の大きさを
これも充分恐さと感じた、これからの登山に繋がる経験をして帰ってきた。

2年前に乗鞍岳の途中までドライブしたが、シャトルバスの乗り換える時間がなく断念した頂上まで登ろうとなった。
この3連休は天気は晴れというが、昨日の朝刊で乗鞍岳の初冠雪の写真が載った。
松本インターから波田街経由で、上高地方面の途中で乗鞍岳への分岐になるが、車は
はるかに上高地方面へ走り去り、紅葉が標高が上がるごとに黄色く色づいて行く。
まだ今月の終わりあたりに真っ赤に色づくかなと思ったが、バスターミナルに到着した頃にはかなり紅葉も褐色近くなっている。
シャトルバスが1時間に1本で既に今、出発したばかりで、相乗りタクシーで向かう。
面白い運転手さんで途中途中で説明を入れてくれるが、笑ってばかりいるような話になり、笹野弘史のようなキャラである。
タクシーを降り、登り始める時には雪がちらちら吹っかけてきた。
青空だったのに・・・・と尻込みするが登り始めた。
肩の小屋口から25分で肩の小屋まで到着し、前方の中腹には万年雪の雪渓が残っている。
スキーヤーが初スキーで滑っているのが見える。
乗鞍岳は北アルプスの南端に位置し、剣が峰(3,026m)を最高峰に、23の峰と
7つの湖と8つの平原がある。
その姿が馬の鞍に似ていることから乗鞍と呼ばれるようになったという。
朝日岳、繭玉岳を経過して登り90分である。
一瞬にして霧が晴れたり、真っ白に何も見えなくなったりの中をあえぎあえぎ
登っていく。
ハイ松が凍っている。

雪が薄く岩壁に残り、途中からは凍った岩山が続いている。
頂上近くになり、眼下にエメラルド色の権現池が見えている。
霧が晴れると登ってきた尾根が見えて苦しかった筈だと、自分に言い聞かせる。
大分頂上付近近づいたときに、すれ違った下山者が2時を過ぎると頂上は凍るから早く登った方が良いとアドバイスしてくれた。
なるほど、既に岩山は氷でバリバリ、厚く壁になっていてうっすら雪化粧になっている。
頂上の剣が峰は3,026mで周囲360度見渡せるが、霧がかかり、一瞬晴れるが又見えなくなり、しかも寒さでいつまでも立ち止まっていられない。
鳥居も神社も氷で凍っており見るだけでぞっとする姿になっている。
天候は思わない方向にあったが、無事登りきれたことを感謝して、又同じ尾根づたいに降りてきた。
岩だらけの道は足を取られ歩きにくい。
登り始めた時の、肩の小屋からバスターミナルの畳平まで45分、ここは寒かった。
霰が吹っかけてきて、寒さで悴んだ体でせっせと歩き、畳平に到着した時は体感温度はマイナス何度であっただろうか?

下山して途中の湯けむり館という温泉に立ち寄り、温まることにした。
夕暮れの温泉は単純硫黄で、乳白色の湯船は冷たくなった体を充分温めて、とろける気持ちにしてくれた。
慌しく決めた山登りであったが、達成感を味わい、秋の山の気温の変化の大きさを
これも充分恐さと感じた、これからの登山に繋がる経験をして帰ってきた。
