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先週の休日の夕食の時である。
いきなり、中学時代の同級生(ここの同じ村の住人)からの電話がある。
どうしたの~今、どこにいるの?と私。
友人・・・富山だよ。
以前、この友人から話を聞いたが、同じ中学時代の同級生が富山に住んでいて、色々あって交流を始めたようだ。
ああー今日は訪ねていったのね。
そう、今一緒に飲んでいるんだ。
〇〇君に代わるから・・・・・と言うので慌てた私はいきなり代わるって言っても、
ええっ~同級生と言っても40年以上間が空いているし、まして私はその人を知らないしいきなり代わると言っても何を話してよいか判らないから困るわと言ったがもう相手が出ていた。
名前と顔が一致しない。
当時は中学生でも
話し始めたら、相手は卒業後の同級会には1度も出ていないと言
い全くイメージが付かない。クラスも1回も一緒になったことがないという。
話をしろと言われても無理な話で、食べ始めたご飯が喉に突っかかった。
今富山で何をしているのと当たり障りがないように聞いたが、相手はああ社長をしているよと言い、喉につっかえたご飯でさらにむせった。
富山に遊びに来いと言うので、直ぐにはいけないけどそのうちにねと言うと、ごちゃごちゃ言わず、近いうちに来い!という。
来いと言っても・・・そうね、そのうちにねと又言ったら、
本当に来いっと何度か言って電話を代わった。
歳を取ると同級生がやたらと懐かしくなり、故郷では毎年集まっているという。
高校を卒業してからは生まれ故郷を出て、それから3種類の学校を卒業した。
定年後信州へ引越しする際、考えがあって、これまでの同級生とも勤めていた会社の友人とも一切縁を切り、自由になるべく全く縁のない土地へやって来て住んだ。
ところが今回いきなり夜、電話で来い!と言われてすっかり気分が落っこちた。
社長か~。
何の社長かわからないが、だからどうした。
深く考えることはない、同級生といっても全く交流もなく、そうですか、はいわかりました。という訳には行かないでしょう。
友人は必要と思うが・・・・・。
と思い続けて1週間が経った。
犬達と秋の深まってきた散歩道を歩きながら、折角信州に引越して来て何を大事にすべきか、辺りの景色が答えを出してくれたのである。
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