メモ帳４６２ページ目 十月桜が咲いています

2週連続で行楽シーズンへの出足をくじく台風情報は気が重い。

日曜日の関東地方は、曇天ではあるが気持ちの良い日でした。
休日は何かと片付け仕事に追われるが、こんな気持ちのいい日は
家事などしたくない。

通勤電車から見える公園の「十月桜」が見頃を迎えている様子が
気になっていたので花見がてら出掛けました。

まさに今が見頃でしょう、十月桜は花びらが散らず次々と花数が
増えていくので、見頃と満開の区別が付かない、花と向かい合った
時の自分の感性で判断するしかない。

十月桜の秋咲き花は、春咲き花に比べると小振りなので木の下で
愛でるのが一番綺麗にみえる。
この小振りの花々はとても息が長く、冬将軍到来まで花を咲かせる
逞しさが愛しい花である。





　

メモ帳４６１ページ目 竹林に向かい思いのたけを・・・

季節の移ろいがあまりに早く身も心も付いていけずに戸惑っているこの頃
である。

御嶽山の噴火以降は、救難活動の過酷な現状が連日の様にトップニュース
に上がり気持ちが萎えがちであった。その後は台風18号による警戒準備情
報に切り替わり、なんとも悲しく不安がつのる2週間が過ぎてしまった。

まさに「歳月人を待たず」人の都合にかまわず過ぎ去って行く日常に置き去
りにされている自分が情けなく、つい愚痴りたくなっているのかも・・・

季節が進み木々の葉が色づきだしても、凛とした緑を保っている竹林は気持
ちが和む場所である。竹林に向かい思いのたけを吐き出しても物言わぬ竹は
時折サラサラと相槌をうちながら聞き流しているように感じるが、それでも気持
ちが晴れる。

メモ帳４６０ページ目 木々の実が弾けて種が顔をだしました

今朝は、台風18号の影響で猛烈な風雨が吹き荒れている。
収穫間近の農作物の被害が気になっている。

台風は別として、一雨ごとに秋が深まり店頭に並ぶ秋の味覚が食欲を
そそります。
日ごとに花の数は少なくなりますが、木々の実が弾けて中から種が顔を
出し始ました。

花の時期には想像すら出来なかった実になり、やがて熟れて弾けて種を
飛ばす、自然の成り行きではあるが命を育み紡いでいく過程の観察には
興味があるが出会うのが難しい。

モクゲンジ　殻の中には数珠玉になる硬い種がある

椿の種

コブシ　熟れた実から赤い種が見える

ねむの木　ピンクのハケのような花がさや豆に　

タイサンボク　これから次々と種が顔を出す　

ラクウショウ　種はべたつきます　

メモ帳４５９ページ目 カイコウズ（海紅豆）

カイコウズ（海紅豆）とは、マメ科の落葉低木で「アメリカデイゴ」の和名である。
海外からやってきた赤い豆と云う意味で、開花期は6～8月頃とある。

9月の最終日曜日、公園の「県木園」でこの花を見た。鹿児島県の県木の名札
が付いていた。

しかし、この花が「アメリカデイゴ」？？　
実は今年の新緑の頃(4/27)この花に出会って、嬉しくてブログにアップしていた
ので簡単には信じられなかった。

4月に見たときは開花半ばの状態で、全開するとこの様になるのかと半信半疑
ながら納得する事にした。
花の命は短くて・・・なんて言わせないぞと言わんばかりに、今尚鮮やかな真紅
を誇っていた。

落ち花も可愛い、羽子板の羽根を連想させる。マメ科の花らしくしっかりと赤い
マメが付いている。

9/28撮影　全開

4/27撮影　半開？

9/28撮影　落ち花