「暑さ寒さも彼岸まで」だが、今日は、季節外れの暑さが予想され熱中症注意を促して
いる。しかし、季節の移り変わりは確実にやってきている。今年の中秋の名月は、明日
です（9月29日の金曜日）散策コースでは、ススキの穂が目立つようになりました。
そろそろ衣替えの時季だがどうしたものかと迷ってしまいます。
ヤマジノホトトギス ユリ科の多年草です。日本固有の植物で、北海道から九州までの
山林の湿地帯で見られます。タイワンホトトギスとの交配種で園芸用としても育成され
花数が多く水平に咲く特徴があります。白色の花に、紫色の斑点があるのが特徴。花び
らは6枚です。野鳥のホトトギスの胸にある斑点に似る事が名前の由来だそうです。
公園内や畑のあちこちに曼珠沙華の「天上の赤い花」が目立ち始めました。
秋の彼岸の頃に咲くことから彼岸花として親しまれています。強い生命力の彼岸花は、血のよ
うな花色のイメージから昔は墓に植えられ、悲しい思い出として故人を偲んだという言い伝え
があります。また球根に毒が含まれているので、野鼠、モグラの被害から守った節もあります
緑の中に浮かぶように咲く曼珠沙華は、やっぱり遠目で秘かに愛でたい花です。子供の頃は、
どんなに綺麗でも手折ってはいけない約束事がありました。
今年は、天候不順で開花が遅れているようです。
今日は、敬老の日です。社会に尽くしてきた老人を敬愛し，長寿を祝う日。
毎年敬老の日に合わせて総務省統計局から発表される日本の高齢者人口によると2022年9月現
在の高齢者人口は3,627万人、高齢者人口率は29.1%となり過去最高と発表しました。
今更驚く事ではない。何十年も前から予想してきた事である。団塊の世代が定年を迎え、高齢
化社会が益々加速して行く時代に突入しただけの事です。自分にも「敬老の日」にわが市より
幾つかのご優待の知らせがあったが、高齢者といえども興味のあるものに関しては、特別優待
がなくても出かける選択肢は持っているからだ。現役世代を苦しめる高齢者医療費の問題が、
槍玉にあがったり、貯金好きで消費しない高齢者から、如何にお金を引き出すかを考える前に
健康で高齢を迎えた人々に心から敬う気持ちを示すだけで良いと思う。
わが市の地域包括支援センターでは、老人の介護予防口座を積極的に提供し、健康長寿をめざ
す助けをしてくれます。
高齢者向け「元気あっぷ体操」
健康マージャン
輪投げゲーム
残暑の厳しさは、いっこうに衰えず身体にへばりつくような暑さは実に不快です。
しかし、季節は足早に過ぎていきます。自然界で息づく虫達は、花達が眠りにつく前に
蜜にむしゃぶりつき最後の腹ごしらえに余念がありません。共存共生の一コマを感じ追
い払う気持ちが失せました。
