住宅地に囲まれた広い畑がある。例年だと今の時期は、畑の前の無人
屋台で新鮮な収穫物を売っているのだが、今年はこの状態である。
種まきの準備は出来ているが、収穫はずっと先になりそうだ。
最近は、季節に関係なく様々な食材が年間を通じて店頭に並んでいる。
そのため、どの食材が「旬」なのか分かりにくくなっている。
マーケットの野菜売り場では、「今が旬です」と書かれたポップが殆どの
野菜に掲げられている。
多くの食材には、「旬」「はしり」「名残り」があり、最も食材に味がのる
時期が旬であるとされている。
旬の物は、自然な状態で発育のよい時期に育つので栄養価が高く味も
よく植物に過剰なストレスがかからない為、農薬の使用量も少ないと云わ
れている、やや価格も安定している。
しかし、季節が変わると待ってましたとばかりに「はしり」の高値の素材に
手が伸びてしまうが、はしり食材には季節感と期待感が含まれている気が
する。もうこんな季節になったのかと思いながら食べてみて旬を待つのだ。
「野菜は1日350g食べましょう」と、よく耳にしますが、なぜ野菜の量はこれ
くらいなのだろうか?
なぜ野菜を1日350g食べた方がよいのか?そしてそのメリットは何なのか?
日本人の食生活は欧米化しタンパク質や脂質の摂取量は増加していると
の事、肥満や生活習慣病を予防するためには、栄養バランスの偏りをなく
し、野菜摂取量を増やす努力目標が1日350gの野菜にあるようだ。
外食の時も野菜たっぷり〇〇というメニューが増えていて売れ筋になって
いて、お勧めだという。
それでも何日も野菜不足が続いた時は、1日分の野菜ジュースで補うことも
出来るので、飲みながら健康維持に努めたいと思う。