メモ帳４９３ページ目 スイセン

寒暖を繰り返しながらも朝夕はしのぎやすくなりました。

春を告げる花々を待ちながら散歩する足取りも軽く感じるようになりました。
児童公園の柵沿いにスイセンが咲いていました。
元気よくきりっと背筋を伸ばして咲くスイセンの逞しさに元気パワーを授かり
ちぢこまっている自分の背中を何度も伸ばしてみました。

運動がてら歩く散歩道で出会うありふれた花々に癒され嬉しくなりました。

メモ帳４９２ページ目 マスク族が急増中

寒中の最中であるが、今日は3月上旬の気温、15℃と気持ちの良い暖かさ
の予報が出ている。

この頃は、通勤電車内でのマスク族が非常に多い事を感じる。
風邪をひいている人、もらい風邪を自衛する人、あるいはそろそろ花粉症に
悩む人達と使用用途はさまざまであるが、私は寒さ対策でマスクをつける事
が多い、が色物、柄入りはまだつける勇気がない。

乾燥注意報を聞くと忘れずつける事にしている。最近のマスクは長い間つけ
ていても苦しくないのがいい、使い捨てで価格も安いので便利でありがたい。
電車通学している活発な子供達の中にも忘れずマスクをつけている子供が多
い。今では必須アイテム化しているのだろうと思う。
マスクのおかげかは定かではないが、ここ数年は重い風邪をひいていない。

冬空は寒い日ほど澄み渡って空色が綺麗です。
散歩道で見上げた空で偶然飛行機を捕らえた。

メモ帳４９１ページ目 黄実の千両

千両は、正月飾りに使う赤い実の華やかさが好まれる樹だが、黄色の実を
見るのは珍しい、暮に花屋でも見かけなかった気がする。

散歩道沿いのお宅の庭で見かけた。
庭仕事をしていた奥様に伺ったところ「黄実の千両」である事が分かりました。

千両は常緑樹で低木なので手入れがし易いそうです。
花は、8月頃咲きますが、実は真冬に色づくので待ち遠しい樹だそうです。
黄実をこれ程沢山つけた年は無かったという。緑　赤　黄　のコントラストの美
しさにひかれた1枚です。

メモ帳４９０ページ目 セピア色の装い

大寒前の真っ青な冬空を仰ぎ見ながら、ついコートの襟を立てずにいら
れない程寒い日々が続いている。

この時季はどこもかしこも冬枯れでセピア色の世界が広がっている。
雑木林の樹木には葉がなく、青空に延びる枝々により寒さを感じる。

そんな中でも自分に課した30分の散歩は、新たな出会い、発見をもたら
してくれる。

いつもは池の中で水浴びをしたり仲間と競走したりするカモ達も、水面の
薄氷には勝てず池の淵で翼を休めていた。

モミジバフウの真ん丸い木の実がこの冬を乗り切るぞとばかりに枝にしが
みついていた。

セピア色の中で、センダンの黄色い木の実が鮮やかに色を添えていた。

メモ帳４８９ページ目 晴れ着姿でＶサインをした日

今年の新成人は126万人とか？「ゆとり型」教育の中で育った青年達である。
彼らは「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする努力の一歩を
踏み出した訳である。

わが町でも新成人の式典が行われたので華やかな雰囲気にあやかりたいと
会場に出かけた。
風が冷たく寒い日であったが、若い人達の振袖姿にうっとり、これほど沢山の
振袖姿を見るのは成人式以外に無いだろうと思う。
普段はミニスカートにブーツでさっそうと歩く彼女達だが、そこはやはり日本人、
どの人も振袖が良く似合っていて綺麗だ。
晴れ着姿で友達同士で元気にVサインをする彼女達は、人々に優しさを示せる
大人になってくれるだろうか

















綺麗な着物に魅せられて、しみじみ日本の着物文化は絶やしてはいけない
気がしました。