メモ帳３０ページ目 メル友

今日も朝から蒸し風呂状態、窓から見える木の葉もビクとも動かない。
仕事が休みなので、日頃からの寝不足解消になるかなぁ～とぐずぐずと
ベッドに居座る・・・が　貧乏暇なしの身では様にならず、早々に家事
ノルマに取り組む事にした。
うだるような暑さだが、今日の夕飯は、奮発してうなぎを食べに行く約束
があるので、さくさくと仕事をこなす、体力消耗分はうなぎでカバー出来る
はずと信じる事にした。

昼すこし前に、久々にメル友から連絡がきた、最近はメル友なる言葉は
殆ど使わなくなったし、メル友自体果たして存在しているのかと考える、
現に、何年も前からメールの交換もないではないか・・・？
かといって、オフ会で顔を合わせる訳でもなし、となると、何時、何処で、
知り合いになったのか、説明がつかないのだ。

やぁ～元気だったの・・？
いいや・・入院していたよ・・にはショックだった
気を取り直して故障は何処だったの・・？
当たり前でしょ・・頭だよ・・と軽い冗談を言い合う
友は大の病院嫌いと食べ物の好き嫌いが多いと聞いていたので、
一ヶ月もの入院はさぞつらかったろうと思う。

以前はお互い健康だけが最大の取り得と謙遜しつつ自負していたのに、
どこかに故障が見つかっても当たり前の歳まわりがやって来たのかと
改めて身を引き締める。
検査結果も良好らしいが、高血圧、不整脈、は環境変化や生活環境に
左右されやすいとの事、暫くは心穏やかに日々を送って欲しいと思う
遅ればせながらお見舞いを申し上げます。

メモ帳２９ページ目 猛暑日の過ごし方

梅雨が明けた途端、連日の猛暑と熱帯夜では我慢も限界である。
ひたすらクーラーの下でのた打ち回っている私も精神的に狂い始める頃である。

TVニュースで、今日も３５度以上の猛暑日、高齢者は特に熱中症に気をつけて
下さいとピチピチと若いアナウンサーに注意を呼びかけられると、何故か素直
になれないのは、若さへの単なるジェラシー以外の何ものでもないが・・・？
やっぱり狂い始めているのかもと考えてしまう。

今日は、思い切って森林浴に出かける事にした、熱中症対策を万全にし、スポーツ
ドリンクも２本用意した、初春に訪れた時の公園は、木の葉もまばらで、寒々とし
た感じだったが、今日の木々はうっそうとし、日差しも通さない程の木陰を作っていた。
木々の間をわたる微々たる風を感じ、草の匂いを楽しみながら自然を楽しんだ。

よし、今日の猛暑日は汗だくになりながらも無事やり過ごしたと満足する
シャワー後のビールを飲んだら、またクーラーの下で
のた打ち回るはめになってしまった。

メモ帳２８ページ目 夏きたる

梅雨明けの夕日を見ながら、本格的な夏が訪れた事を知る、今年の夏は猛暑日
が続くとの予報である・・が、ゲリラ豪雨の注意報もある。

しかし、罪作りな梅雨の置き土産は、想像を絶する癒しがたい爪あとを残し、
被害に遭われた方々には心よりお見舞い申し上げる次第です、先週は選挙で
勝敗を分けた各党首のコメントを流し続けていたが、もっともっと目の前の
問題に心配りをお願いしたいものだと思った。

さて、この春に、職場にアルバイトとして来た、６名の大学生も夏休みに入り
朝から仕事をこなしている、二ヵ月半の特訓の成果が試される時でもある。
パートとアルバイトは、働く時間帯がづれているので、同時間に顔を合わせる
のは久々である、が苦戦していた挨拶も感謝もきちっと声に出して言える様に
なっていた、特に歯の浮くような労わりの言葉には受けた側が恐縮する場面も
ある、が笑いを堪えながらも有難く受けている。
学生の仲間同士、あるいは両親間では決して口にはしないであろう言葉をいつ
の間にか自然に口に出せるようになったのかと思いながら立派な大人になる
素質は充分持ち合わせている事がうれしいこの頃である。
これからは、「今時の若いものは・・」とは言えない気持ちにもなった。

指導係を受け持っていた２年先輩の彼女は、怒ったり、嘆いたりしていたが
今は、優しい穏やかな声で仕事に励んでいる。
立派な後輩を育てお役目御免の彼女にも就職活動が待っているとの事である。

面接まで持ち込む為のエントリーシートが上手く書けないと云う・・？
基礎学力は大学で出来ているし、人間性、社会性だって充分だし、責任感、実行力
コミュニケーション能力においても負けてはいない筈なのにと思うのだが・・
企業の求めに自分を合わせるだけでなく、アルバイトを通して経験してきた事実を
書けばいいのではないかと考えるのは、楽観的なみかたなのか・・・？
兎に角、彼女には成りたい職業に就いてほしいと応援している。

メモ帳２７ページ目 美しすぎる○○

今日は清き一票を投じる日である。
各党の政権公約を読んでも、年寄りには不安材料はあれども得をし安心出来る
約束事は何もない。兎に角、投票場へ行ってから決めるしかない。

「美しすぎるスパイ」のニュースをみていて、ふと三年前の選挙で「美しすぎ・・」
で話題になった地方市議会議員の藤川優里氏のことを思い出した。
女性スパイは、美人が第一条件であり、その美貌を武器に大活躍も出来るだろうが
あえて「美しすぎる市議」でなくても問題は無いと思うのだけど・・・
この春の自民党大会に父親が元首相のイケメン息子と人寄せパンダ役を上手にこなし
参議院選挙に出馬要請があったとか・・・、メディアの話題にもなっていたが、
その後については、興味が失せてしまった。崖っぷちの自民党も「美しすぎる○○」
に頼るしかないのか・・？？とあきれてしまった。
兎に角、容姿にこだわらず、真面目に日本の政治を考えてくれる人に一票を投じたい
と思っている。

そろそろ梅雨明けもまじかだが、雨の恐怖を再認識もした、異常気象がもたらすゲリラ
豪雨はすさまじい、雨の予報が出るとスニーカに履き替えて外出する事にした。

梅雨時に咲く紫陽花も見納めの頃を迎えているが、散歩道で「美しすぎる紫陽花」を
見た、フェンスの外にせり出し道行く人々に語りかけるようにして咲いていた。
４年前の母の日に鉢植えでプレゼントされたものを、庭に植え変えたら、より綺麗に
咲くようになったとか・・・多分、肥料も手入れも行き届いているのだと思った。

メモ帳２６ページ目 小さな努力

あっと云う間に半年が過ぎ、後半の半年に入り１週間が過ぎようとしている。
月日の流れに逆らう事が出来ないが、それなりに納得できる、流され方を
したいと日々思っている。

自分は、何の悩みもない、順風満帆の人生を歩んできたと思った事は、一度も
ない。自分の運の悪さを嘆き友にあれこれと解決策を相談したりもする。
しかし、悩む友に寛大な心を発揮出来た事は殆どない。運とは、自ら掴み取る
ものだと解かっているからである。

困難にぶつかった時は、その状況に逆らわず、納得がいかぬとも流れに身をま
かせ、最良の方法を見つけるための努力をすればいい訳で、努力次第で困難か
ら脱出できる事を数え切れないほど経験してきたのだから・・

詩人　金太夫先生から教わる元気が出る言葉、希望をもって生きる言葉に、小さ
な努力でもその成果は大きいものになるという、実に勇気が湧く言葉である。

日々の生活の中で、迷いの無い日は一日たりともないが、あせらず納得できる
答えが見つかるまで月日の流れの中に身を任せてもいいのかも・・？
努力を惜しんでは駄目ですよ・・と私の守護神「迷える羊」に念を押す