早春から咲き始めていた菜の花ですが、今もなお生き生きと咲いています。
爽やかに吹く風を受けて、訪れている人達に何かを囁きかけるように、揺れていました。
早春から咲き始めていた菜の花ですが、今もなお生き生きと咲いています。
爽やかに吹く風を受けて、訪れている人達に何かを囁きかけるように、揺れていました。
日本の春を彩った、里桜の代表格のソメイヨシノが終わり、その後を引き継いだ里ザクラは桜の園芸種の総称で、観賞用に植栽されたもので、
花が大きく美しいものが多い。また、黄桜で有名なウコンやギョイコウも里ザクラです。中には香りが楽しめるスルガダイニオイやフゲンゾウ
のように室町時代から親しまれてきたものもあります。サトザクラ(里桜)の歴史は、人々がサクラを庭に植え始めた平安時代からと言われ、
その後交配などが続いて、200種以上のサトザクラが誕生したと言われています。早咲き桜をはじめ約一か月半の間、珍しい花を探し歩き心行く
まで桜の花を楽しみました。桜マップを頼りに、今年出会えた花々です。
陽光(ヨウコウ) 関山(カンザン) 普賢象(フゲンゾウ)
雨宿(アマヤドリ) 墨染(スミゾメ) 嵐山(アラシヤマ)
白雪(シラユキ) 御衣黄(ギョイコウ) 松月(ショウゲツ)
楊貴妃(ヨウキヒ) 水上(ミナカミ) 鬱金(ウコン)
八房(ヤツブサ) 一葉(イチヨウ) 駿河台匂(スルガダイニオイ)
藤の花が咲き始めました。
藤棚に咲く花、山に咲く花、庭に咲く花、そのシックな色合いは上品な美しさがあります。
一輪一輪は蝶のような形をした小さな花なのですが、房となって長く連なる姿は豪華で
日本人にとっては癒され好まれる花ですね。この花を見ると日舞の演目「藤娘」を連想して
しまいます。また、振袖にだらりの帯、藤の花のかんざし姿の舞妓さんのしとやかさからも
日本人好みの花であることが伺えます。
チューリップ畑を歩きました。ここは、国営昭和記念公園、267品種
25万株のチューリップが咲き乱れていました。
どの花見ても綺麗でした。花色に染まりながらなかなか離れがたく
撮った画像も捨てがたく並べてみました。
ウコン(鬱金)は、淡黄緑色をした、八重咲きの花を咲かせるオオシマザクラ系の里ザクラの園芸品種です。
咲き始めは淡黄色ですぐに白っぽくなり、終わり頃になると淡桃色を帯び綺麗な色に変わります。八重咲き、
花びらは8~20枚で花は37~41mmくらいの大きさです。
花の終わりがくるとより一層美しさを増します。
ギョイコウ(御衣黄) 黄緑色の花を付ける里ザクラ系の園芸品種、サクラの中では変わった色なので古く
から植えられています。
花の終わりは、花色を変えて花ごと落ちてしまいます。