メモ帳１７ページ目 ストリートミュージシャン

時々、街角で若者が、ギターを弾きながら、訳のわからない歌を
感情込めて歌っている場に出くわすが、足をとめてまで、聞き入った
事がない、将来は歌手として、テレビ、ラジオ等で活躍したいと思って
の事であろうが、誰も見向きもしない所をみれば、夢はかなり遠いであろう

最近の若者が歌う歌詞そのものが、良く判らない所があるし、好きなフレーズ
なのにとんでもない所で切れ目をいれるので、意味がおかしくなったりしている。
１０代半ばの若者の感情など７０代の小母さんが、必死に理解しようなんて、
とんでもない事なのかも知れない。
それでも、けなげにも勇気を出して、歌っている姿をみると、ちょっと立ち止まって
ギターケースに多少なりの努力賞を置いてあげたくもなる時がある。

今日は、貫禄あるミュージシャンに出くわした。容姿からすると南米ペルーから
音楽を引き下げての出稼ぎってな感じがした。
耳慣れたコーヒールンバを演奏するが、まだまだ聞き入る人はいない、写真を撮らせて
と云うとOKと言ってくれたので、２曲ほど聴いてきた。
彼らはＣＤを売っているらしい、買わされる気がしたので、演奏途中で引き上げた。
しかし、仕事帰りの重たい身体が軽快なルンバのリズムで癒された気がした。

メモ帳１６ページ目 バラに癒されて

土曜日の仕事帰り、暖かさに誘われて、神代植物公園で開催中の「春バラフェスタ」
に出かける。ご近所の奥様情報によれば、今が一番美しく咲き誇っているよと聞き
気になっていた、おまけに、予定していた日曜日は雨との予報も気がかりだし・・・
フェスタ開催中の土、日はたそがれ時より、ライトアップサービスがあり、午後
８時まで見られるよとの情報もあったので、疲れが癒されることを期待して行った。

満開の花畑を見て、まぁ～～なんと綺麗なのかしらと思わず口走ってしまった。

世界中にバラの種類は２万種以上あるとの事であるが、香料となるバラはたったの
４種類との事である。
バラの優雅で甘い香りは心をリラックスさせ、身体のリズムを整えて健康になる
働きがあると雑誌で読んだ。そのローズオイルの宣伝に引かれて、私の身の回りにも
バラの香りのものがいくつかある。
ローズソープ、ボディシャンプー、化粧水と乳液、シャンプーとトリートメント、
ヘアエッセンス、香水、ローズキャンディ、サプリメント・・・
これらの製品は最も香り高いブルガリアの「ダマスクローズ」というバラから
作られたものなのだが、果たして、このバラ園にこの花はあるかと説明員に聞いてみた

「原種バラ園にありますよ」と言われて確かめてみた。
他の豪華な花びらを幾重にも巻いたバラに比べると、ちょっと見劣りはするが、香りだけは、比較にならないほど高く香る、たった４種類の原種から色、花びら、香りを損なわず
に２万種類ものバラを作り出す交配技術はどこまで進むのだろうか・・？

美しさに癒されながら、バラを愛でる人々が、のんびりと過ごす姿にもほっと一息
つけた気がした。

メモ帳１５ページ目 Week dayの公園

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(原っぱとアグロステンマ畑)

行き交う人もまばらな、月曜日の公園を歩いてみた。
働く者にとって、Week dayの公園散歩は贅沢な時間である。
不思議な事に、誰、かれ問わずすれ違う時に、お互いに頭を下げあう
殆どは中高年、私の仲間であるから無言ながらも目的が同じである親しみ
を感じるからだと思う。時には、珍しい花がありますよと情報もくれる、

Week dayの公園は、静かで全ての物が、のんびりと、自由に遊んでいるよう
な気がした。閑散とした原っぱの芝生は、踏みつけられる事もなく、太陽の
光を存分に受けながら揺れている、風は木々の間を吹きぬけながら花達を
揺らしながら遊んでいる、水鳥の池ではカモが遊び、コイが水音をたてる、
この世の中の物すべてが遊んでいるのだろう・・か
だから、自然はこんなに美しいのだろう・・か

週末になると、家族連れで遊びにくる、この原っぱでもボールをけり、タコを
あげる子供達で一杯になる。
Week dayの公園は、ひと時の休息をもらい、お客様を迎える準備をしているのだろうか

メモ帳１４ページ目 緑の風と森林浴

日曜日　晴れとなると出かけなければ、いい事に出会えないので
早めに起床、本当は調子が優れないので、休息していればいいのに・・と
思いながらも、出かけの準備にとりかかる。

今日は、動物園をめざす予定、森林浴は午前中が効果が倍増するとの事で
急いで、弁当を作る。万歩計をセットし、10時30分スタートする。

多摩動物公園はやたらと広く、動物舎の間隔が長く、山道をうねりながら
登って行くので、乳母車を押す、お母さんは汗だくである。
しかし、今の季節は、木々の緑が淡くすけて見える程美しいし、山道を吹き抜ける
風も爽やかである。兎に角、ちっぽけなアリの習性のたくましさ、からアフリカゾウ
まで、見る事ができる。昼食前に、もう一万歩近く歩き回った。

午後からは、オーストラリアに生息する動物を見て回り、ライオンに無敵のパワー
をもらい、フラミンゴの細く長い脚、ピンクの羽毛に見とれてしまいました。

かってに、五月病だと決め付けて、ぐーたらな生活をしていた自分はアホか・・？

ライオン園を走るサファリバスにも、知らん顔のライオンは五月病なのかも・・
動物園って本当に求めているものを何でも与えてくれる所だと感心した。
迷える羊にも、同類の匂いを嗅がせたので当分はおとなしくしてくれそうだ？

メモ帳１３ページ目 動物園へ行こう

私は今、五月病を患っているのだろうか？
４０年以上も社会の中で、右往左往しながらも働いてきたのに、今更五月病
だなんて恥ずかしくてとても言えないが、兎に角な～んにもしたくない。

大型連休が終わって一週間がたつ、今年は休まず頑張りすぎたせいか、そろそろ
疲れが溜まって、爆発してもおかしくない状態であるのは間違いないが、今までも
そんな経験は何十回もある。そのつど自分と上手く折り合いをつけながらやって
きたではないか、最近は目覚めが悪く起きたくない、食べたい物が決められない、
仕事に出かけるのが嫌だ、体がだるくてやる気がでない、となると五月病の症状
そのものである。あ～ぁ　嫌だ、嫌だ何とかしなければ・・・？

子供の頃、電車を見ては、あれに乗れば遊園地に行けるよね、汽車を見ればすごく
遠くのお友達に会えるよね、と学校帰りの話題に事かかなかったものだ。
仕事の帰り道、モノレールの車体の宣伝に目がとまった。
車体に動物の絵が描かれていて、動物園への誘い文句が書かれている。
子供の思いそのものである、あれに乗れば動物園へゆけるのだ。

４年前に動物園オフ会をやった事がある、子供も孫もつれない中高年が８人集まった
新緑の中の散策で森林浴、鳥のさえずりでバードウォッチング、珍しい動物達の習性
に癒され、木陰に群生する花々で花談議とお喋りがつきないほど、動物園には何でも
ある。五月病に打ち勝つためには動物園に行くのがいいかも・・・＼(^o^)／

決めた、次の休みには動物園に行くzoo・・・