メモ帳２４２ページ目 森の妖精レンゲショウマ

森の妖精「レンゲショウマ」に逢いに御岳山へ行って来た。
標高929ｍの御岳山は、古くから霊山として崇められた山である。
山の神々に守られてひっそりと咲く妖精レンゲショウマは見頃を迎えてい
るはずである。

この日の都心の気温34°С、しかし電車、バスとケーブルカーを乗り継いで
都心より気温7°Сも低い山頂に立てば、そこは別天地、爽やかな風と清々
しい空気は一瞬にして残暑を忘れさせてくれた。


平均22度の急勾配を上るケーブルカーの先が頂上、そこから5分も歩けば
レンゲショウマの群生地である。今年で4度目になる御岳山の散策路をトレ
ッキングすれば、今が見頃の可憐で涼しげな花、レンゲショウマや山野草に
出会える。

マイペースでトコトコと歩いて、見て、森林浴を満喫しながら身体もリフレッシュ
由緒ある神社、武蔵御嶽神社の奥の院まで続く250段もの石段を何とか上り
きり、この先も健康で過ごせるパワーを与えてくれるようお願いした。


御岳山の山奥で、人知れず可憐に美しく咲く花は8月中旬から下旬の短期間、
見る人の心を優しくしてくれる。


落葉樹林に群生する多年草で、球状の蕾は下向きに開いて、淡紫色の花を
咲かせる。


夏にしか会えない、涼しげな花達は、昼なお暗い深山の大木に抱かれるよう
に咲き、まるで闇夜を照らすランプを連想させる。
決して顔を見せない人見知りの妖精達をあの手この手で撮ろうとカメラを向け
るが、上手くいかない。



清楚で優しい色合いのレンゲショウマに魅せられて、通いつめているが、恥ず
かしげにひっそりと咲く妖精達に今年も出会えて、心行くまで綺麗を浴びる事
が出来て満足した。そして来年も逢いに来るよと心に誓った。

メモ帳２４１ページ目 夏祭りのフィナーレは盛大に・・

厳しい残暑が続いているが、わが街の夏祭りのフィナーレにお御輿も御出まし
頂いて、商店街の活性化と市民の笑顔と元気を再確認した夏も無事終わろう
としている事を神様に向い感謝した。



そんなお祭りに花を添えた若者達の浴衣姿もこの日を境に見納めになるの
は少し寂しくなる。ファッションに敏感な若者達がひと夏に2～3回しか袖を通
さない浴衣姿を見せてくれて、華やいだ気持ちにもなった。


市の中心部では各商店会および各関係団体各社が協力し、市民が作る祭
り「よさこい鳴子踊り」が行われた。
戦後の経済復興のために高知県で始まった祭りですが、今では日本各地で
型にはまらない自由な振り付けで踊られるようになった。
老若男女は勿論、学校の授業にも取り入れ、踊る楽しさを知ってもらい、また
踊りを通じて交流を深めて、「元気で笑顔あふれる街」を目指して毎年夏祭り
のフィナーレを飾っている。

600M続く、けやき並木を各舞連がよさこい節にアレンジを加えオリジナリティ
豊かな踊りを披露する。
踊り子の元気溢れる踊りと笑顔、そして軽やかに打ち鳴らされる鳴子の響き
を聞きていると夏の終わりを告げているように感じた。

子供達のはつらつとした踊りには元気をもらう

よく頑張りましたね・・と関係者からねぎらいの言葉と「けやき」で作った
木製ペンダントを贈られた。600Mもアップテンポで踊ったのはすごいなぁ～

メモ帳２４０ページ目 サプリメント

最近はTVのスィッチを入れると、高齢者を対象にした「サプリメント」の
コマーシャルを見る事が多くなった。



私とサブリメントの付き合いは3年前にさかのぼる。
階段を下りる際に膝をひねり、ヒアルロン酸治療を受けたのが始まりでした。
加齢と共に失われていく栄養成分の不足、つまり老化現象の現われが原因
との医者の説明に納得せざるを得なかった。

高齢化や不規則な生活により、日常生活で不足しがちな栄養成分を毎食事
から補給するのは、独り身の私にとっては至難の技です。
食事から必要な栄養素を十分とることができない場合の補助としてサプリメ
ントを考えたが、当時は薬のイメージが強く、食品とは考えられなかったが意
識改革に取り組むと共に栄養補給に適したビタミンやミネラルから摂取を始
め、現在は4種類のタブレットを利用している。

これらの栄養素をきちんと摂る事で代謝機能を健全に維持する事ができると
信じ、健康になるための土台作りの役割を果たしてくれる食品としての存在感
は大きい。

先日「コラゲネイドはじめてセット」プレゼント企画に当選し、新しいタイプの
サプリメントを試す機会に恵まれた。

無味、無臭の顆粒タイプ、糖分、脂肪分0で、飲み物や料理に入れても味を
損なう事無く簡単にコラーゲン補給が出来る食品である。
食べ初めて数日だが、毎朝飲むコーヒーに必ず入れ。煮物、味噌汁にも使っ
ている。
コラーゲンは身体の約40%が皮膚に含まれハリのある肌を作る役割を果たし
ていると言われる。今更プリンプリン肌は必要ないが、10～20%が骨、軟骨に
存在しているとの事で、高齢者にとっては必要な要素といえる。

サプリメントは薬ではないので、「痛みが治まる」とか「病気が治る」等は無い。
毎日の摂取を習慣づけ、身体の細胞を活性化させる事がサプリメントの役割
だと個人的には納得している。

メモ帳２３９ページ目 夏休み

一週間の夏休みが終わり、今日からマイペースの生活に戻った。

姉夫婦の誘いに乗って蓼科高原へ出かけた。暑い日々から逃れ、緑の風
を感じ汗の無いサラサラ身体で気持ち良く過ごして帰京したが、まだ残暑が
続きそうだ。

生活リズムがまったく違う者同士の共有時間は、休養よりストレスを抱える
事もあるが、標高1500ｍの高原に吹く爽やかな風と周りの景色に包まれて、
日毎に壮快な気分になり癒されていくのを感じた。

高原の清涼な空気と眩しい太陽、緑が色濃く輝く季節は爽快感を一層増す
ようだ。徹底的に緑を満喫する事に決めた。車山山麓1566ｍからリフトで山
頂1925ｍへ、360°の展望からの眺めは圧巻だった。山頂を渡る風は秋風の
気配がした。




大自然が満喫できる蓼科牧場、なだらかに広がる牧場は、のどかな雰囲気
に包まれていた。ゆったりと草を食む牛、馬を眺めていると気持ちまでが大
きくなったように錯覚する。

この町営の牧場では、立科牛ブランドの肉牛を育てている。
昨夜の夕食に立科牛のステーキを食べた後だけに、牛達に癒しを求めて良
いのかなぁ～と思い心の中で感謝した。



出かける前は躊躇していたが、折角の夏休みを満喫し、蓄積された疲れを
ほぐし、気持ち良く仕事に戻れる体勢が出来ればとの期待があっただけに
自然が与えてくれる様々な事が、明日への活力となったのは確かである。

こんに言葉を思い出した。
Yesterday is history. 　昨日は歴史
Tomorrow is a mystery.　明日は謎
Today is a gift.　　　　今日の日は贈り物
That's why it is called the present.　だから現在をプレゼントと呼ぶ

明日は何があるかわからないから、今日という日を大切に生きていかなけ
ればいけないと言う教訓である。

　　

メモ帳２３８ページ目 街の活気は子供パワーから

残暑お見舞い申し上げます。

今年は梅雨明けから真夏日、猛暑日、熱帯夜が続いている。
おまけに、オリンピックの絶対に負けられないゲームの熱戦に目が離せず
寝不足はピークに達している。

最近は、熱中症注意報が出ると塩飴と水筒持参で出かける事にしている。
歳をとると用心に越した事はなく、改めてそんな歳になったのかと実感する
日々を生きている。

経済不況と値上げが深刻問題ではあるが、街に活気を、人に希望をテーマ
に掲げ地域の夏祭りが始まった。
今年は次の世代を担う子供達が元気に成長して欲しい願いが込められた祭
りのようた。


子供お囃子にあわせておかめ、ひょっとこの面をつけて上手に踊る子供達は
元気である。普段からの練習成果をしっかりとご披露して祭りを支えている。
伝統芸能を未来につないで欲しいと思う。ユーモラスで楽しげに踊る姿に拍手
喝采であった。　

　
実に子供達は元気がいい、暑いさ中に跳んで、跳んで元気に踊る。
最近の子供や若者はダンスで表現するのが流行らしい、めまぐるしいほどの
アップテンポの曲に合わせて難しいステップを踏んでいる。
金魚すくいではなく、カラーボールすくいはまだ踊れない子供向きらしい。

自分の周りでは特に良い話題がないが、祭りを楽しみ、周りの環境に同化し
ながら健康体で暮らすことが長生きに繋がって行くのだと思う。