メモ帳２３５ページ目 オリンピック選手は楽しんで欲しい

4年に一度のスポーツの祭典が始まった。
7/27～8/12の間、204の国と地域からの世界のアスリート達の熱き戦いが繰り
広げられる。
特に、これまで男性しか出場しなかったサウジアラビア、カタール、ブルネイ
が女性選手を派遣、オリンピック史上初めてすべての国・地域が女性選手を
擁する大会となったのは男女平等の精神から特別な大会と云えるだろう。

しかし、日本ではすでに肉食系女子、草食系男子等と表現されるように、積極
的にアピールできる女性が世界を制す時代が忍び寄っているのかもと思ってし
まう。

国の威信をかけて・・日の丸の名の下に・・金メダルを目指して頑張って下さい
とは私は言いたくない、選手達は苛酷な練習を乗り越え、この日に掛けた夢と
思いが伝わってくるから、どんな時でもフェアープレイを見せて欲しいと思う。

特に期待を込めて応援したいのは、女性陣のチーム種目、なでしこサッカー、
バレーボール、卓球、マーメイドJapan等と心を合わせてメダルを目指し戦う選手
達の胸に金メダルが輝く姿はやっぱり見たいものです。

オリンピック期間中は、TVガイドを見て、チャンネルを替えながら寝不足の日々
を過ごす事になるが、まぁ～精一杯応援しょうと思う。


今日も暑い、土曜日の午後からTVの前に座りっぱなしで腰がだるい、運動
不足である。歩かなければ治りそうにないので散歩にでる。
ウィークディの公園は閑散としていて、普段より広く見える。

高齢者が4～5人で紙飛行機を飛ばしながら運動をしていた、子供なら遊びの
一つと云えるが、飛行機を追いかけながら落下地点に向かう足取りは軽やか
では無い年齢だ、これは運動だと確信した。
あぁ～ぁ～我が愛機が大木に吸い込まれた様だ、心配そうに見守る彼等の姿
がこっけいでもあり微笑ましくもあった。

メモ帳２３４ページ目 ひまわり咲く散歩道

夜空に打ち上げ花火を見るようになった、夏本番である。
暑い日が続くと、太りたくないけど、散歩にも行きたくないなぁ～とつい怠け
てしまう。


久しぶりに散歩に出かけ、思いがけなく元気を貰った気持ちになった。
フェンス沿いの一部、1.5㎞に「ひまわり」が咲いていた。

忘れていたが、6/10に公園管理をする方とお話をする機会があった。去年
植えていたポピーの整理をして、種をまくのだという。
今年はどんな花ですか・・と聞くと検討中なんですよ・・と教えてくれなかった。

そうか、公園管理者が検討を重ねて咲かせた花は「ひまわり」だったのかと、
あの日の会話を思い出した。
沢山の人に長い間見て楽しんで欲しいと言う気持ちも込められているようだ。
早咲きから遅咲きまでを組み合わせて5種類が植えられていた。

太陽に向かって元気に咲く「ひまわり」を愛でながら歩いていると心持ちか足
取りも軽やかで、気持ちが良かった。5種類の「ひまわり」を初めて知ってラッ
キーな日だった。

ビックスマイル（背が低く30㎝位、早咲き）

小夏（草丈が低く15～30㎝位、ミニひまわり、遅咲き）

大雪山（銀白色の葉が特徴、枝が沢山でてそれぞれに花が咲く、背が高い）

風炎（成長しても高さが５０ｃｍ程度、風に強い品種、一株の花数が多い）

パチノゴールド（草丈が低く40㎝位、太陽の光に余り影響されない、花は多い)

真夏の陽ざしを受けて、美しく咲く「ひまわり達」は太陽の花、心の花、元気の
源を感じさせる力強さがある。

メモ帳２３３ページ目 気になる彼女はスーパーウーマン

最近、気になりだした事がある。ここ1年ほど前から毎週水、土曜日の
通勤時間帯に出会う、多分同年配であろうと思われる素敵な婦人がい
る事である。

同年配と思いつつも、彼女の容姿、服装、お化粧、髪型に独特な気品
を感じて、あれこれ想像してしまう。

私は、火曜～土曜に通勤する関係で同時間で行動しているが、彼女は
一つ手前の駅で乗車してくる、乗り換え、車両、降車駅は同じである。
この所、目が合うと軽く会釈をするようになったが気恥ずかしくて声を
掛けられないでいた。

先週土曜日、込み合う車両内で、席を譲ってくれたカップルがいて、彼女
と隣席する事になった。
これからお仕事ですか・・と声を掛けてくれたのを機に私鉄は空いてます
が・・JRは混みますね・・と話の糸口が見つからなくて、なんとも不甲斐な
い会話をした。

彼女は週2回、3歳から始めた日本舞踊のお稽古に行くのだという・・？
芸事には全く縁のない私ですが、お稽古をつけに行かれるものと納得。
しかしそうではなく習っているそうだ、「名取り」は受けているが趣味です
から・・と云った。

また、仕事にも週2回出かけるという、いつもファッショナブルな洋装を
しているので服飾関係ですかと聞くと、洋裁は趣味で大好き、帽子の小
物から競技衣装まで全て自分で作るという。

えぇぇ～競技衣装って何ですか？？　即質問していた。
彼女は若い頃、ご主人と始めた「社交ダンス」教室を2ヶ所で運営していて
自ら教えているという、20数年前にご主人を送った後も、続けているとの事
である。

この日は、自分で縫った、淡い紫色のジョーゼットのブラウスにアイボリー
カラーのパンツ姿で若々しい、背筋が伸びて姿勢が良くて、ふさふさなショ
ートヘアーも素敵だった。

私70歳　彼女82歳　嘘でしょうと云いたい所をグット押さえてお互い健康で
在りたいですねと改札を出て別れた。

仕事中も心身の内面から鍛え上げた彼女の生活環境もさることながら前向
きな生き方が年齢を感じさせない美しさにつながっていると感じた。
まさにスーパーウーマンとの出会いだった。
彼女の話が聞ける水、土曜日の通勤が楽しみになったのは確かである。

メモ帳２３２ページ目 夏を乗り切るょ～

（梅雨明け前日の空）

2012年7月17日、関東地方の梅雨明けが発表された。梅雨入りしたのは
6月9日のこと、平年より2～3日早いとの事である。本格的に暑い夏の始
まりである。

東京は連日の猛暑日で、朝から気だるい上に何故か洗濯に追われてい
る。実は、買ったばかりのシャツを、汗まみれのまま洗濯カゴに入れてお
いたら黒い小さなカビが付いているのに気づきガッカリしてしまった。

洗えば何とかなると思って丁寧に手洗いしたが、まったく落ちない。
あ～ぁ～一度しか着ていないのにとガッカリした。

そんな訳で出かける前に洗濯を済ませる事にしたら、時間に追われるは
めになり、朝から疲労状態である。

しかし帰宅後、洗濯物がスッキリと乾ききっているのに触れるといい気持
ちになる。

これからは、熱帯夜が続き寝不足の日々が続きそうだが、体調を整えな
がら乗り切って暮らす心積りは出来ている・・が、今日も朝から蒸し暑い、
洗濯を終わらせさぁ～～頑張るぞ～行ってきま～す。

メモ帳２３１ページ目 職人芸の魔法の手

昔を偲ぶには充分な出合いがあった。
子供の頃、お祭りの時に神社の境内で必ず目にした「昔ながらの職人芸」
で人垣を作っていた魔法の手を持つ人達である。

１本の針金を巧みに操り、一筆書きの要領でペンチ一つで希望の作品を作
る。自転車や飛行機の作品が次々と出来上がっていく。
作りはじめが、必ずしも針金の先からではなく、針金の中ごろから始めるの
が不思議である。長年に亘り培われた勘と技術で、ぴったりと収まるのがす
ごい、完成までは一時も目が話せないのである。

世の中の移り変わりが忙しすぎて、ファストフッド、ファストファッションが当た
り前、手軽に欲しいものが手に入る時代であるが、懐かしき良き思いでが消
えつつあるのは寂しい限りである。

（針金細工）

（ベッコウ飴）

ベッコウ飴のあの琥珀色のなめらかな舌触りを長い間忘れていた気がする。
職人芸で作っているのを見て、ベッコウ飴の感触を思い出した。
最近は果実入りとかカロリー控えめ、ビタミン入りとか・・甘いだけの昔なが
らの飴は選択視から外れていたのは事実である。
熱い鉄板の上で繰り広げられる職人芸のベッコウ飴、何が出きるのかナァ～？

（飴細工）

ほとんど見る事が出来なくなった飴細工、割り箸の先に付けられた柔らかい
飴を魔法の手とハサミで鳥類、動物、花等をあっという間に作っていく、特に
色づけすることでよりリアル感が増し、舐めてしまうより何時までも見ていたい
気持ちになった。