迷える羊のメモ帳

こんな言葉 あんな花に癒されて生きる

メモ帳113ページ目 公園での出会い   

2011-05-30 10:34:25 | 日記
二日続きの雨、折角の公休なのに、朝から出かけられない不満タラタラ
である。関東地方は午後から雨があがる予報であるが、灰色の空色は
気分が滅入る。風が強くなってきた気がする。

5月は、一斉に花達が開花し、見る人を大いに楽しませてくれる月でも
あり、年間を通しても特に待ちわびる月です。

先週は、曇天続きで公園散歩にも気合が入らなかったが、散り行く花々
も美しいものだと思った。


花木の丘と名ずけられた公園の片隅で「エゴノキ」が散り際の小花を鈴なり
につけて良い香りを放っていた。
甘い香りに誘われて、色々な虫達が飛び交っていた。枝がしなるほどの花数に
圧倒されて、見頃は一週間前だったのだと思うと、ちょっと残念さが残った。

  
ムラサキカタバミ      シャリンバイ       ブラシノキ

  
ヤマボウシ         ツルバラ          ??

健康を意識しての散歩で、出会える花達のパワーとその美しさを感じながら、
気持ちが和んだり、日々の暮らしに張り合いを感じたりするのって幸せだと思う。


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メモ帳112ページ目 癒しの言葉   

2011-05-26 16:45:38 | 日記


見る人の心をおだやかにしてくれる、詩人金太夫先生の詩画には
やさしく、味わい深い魅力がある。
日々の暮らしに元気と笑顔を届けてくれると共に、詩に添えられる
素朴な絵は思わず微笑んでしまう。

私にとっては、泣きべそ、不機嫌、怒り顔なんて事は殆どない、たとえ
あったとしても独り暮らしの身では、どれもがほころぶあなたの笑顔に
お目にかかる事がないからである。

しかし面白い事に、この詩に書かれている状況を毎日目にする場所がある。
勤務先のロッカールームである。百人位が出入りするのだから、不機嫌顔
も怒り顔、泣き顔だって日常茶飯事、むしろ問題なしの日の方が気味が悪い

ここは情報交換の場であり、悩みの相談場であり、愚痴の言いたい放題が
許される場でもある、ひとしきり泣いたり、怒ったりしていても、気持ち
を切り替える為のアドバイザーも大勢いる、要するに憂さ晴らしの場でも
ある。

今日も、上司に酷い事を言われたとパワハラまがいだとロッカールームの
すみで泣きながら先輩に訴えるアルバイト学生、仕事を覚える迄の我慢だ
からと慰められて仕事に戻って行った。

ある時は、仕事の覚えが遅すぎるから、嫌な仕事が自分に回ってくると
不機嫌に愚痴る人など様々である。
あれだけ同僚をけなして置きながら、日が過ぎればコロコロと笑い合っ
ているのだから周りの人達も泣こうが怒ろうが深刻には考えていない。

何があろうと仕事場に入ると笑顔で頑張れるのだからと日々思っている。
 
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メモ帳111ページ目 去る花、来る花を愛でる   

2011-05-23 09:39:39 | 日記
早春の散歩道で、2~3本のタンポポを見つけて、季節が変わりつつある
のを感じたあの日を思い出しながら、再び出かけてみた。

横枝が大きく張った梅の木の根元に抱かれながら、自然の中で咲く野
の花達と元気一杯に咲き誇っていただろうと想像し、何故もっと早く見に
こなかったかと後悔さえした。

「天上の星が地上に落ちて、花となったとも言われる」タンポポたちの
燃えるような美しさは、私にパワフルなエネルギーを与えてくれる大好
きな花でもある。

今日見た花達は、そろそろお役目ご免とばかりに、仲間たちに別れの
挨拶を交わしながら、飛び立つ前の綿毛になって、穏かに吹く風を待っ
ているように見えた。

暖かそうな綿毛に包まれて、私も遠くへ連れて行っておくれと言ってみた。





利用駅のパンフレットスタンドには、花情報が満載である。
週5日仕事をする私には、以外とプレッシャーになっている。
公休が限られているからだ、パンフレットの見頃を迎えましたなんて
見ると、行きたい、見たい気持ちがつのり、職場への足が重くなる。

めまぐるしく植え替えられる公園の花園は、絶対見逃したくないと思う
あまりからくるプレッシャーなのだが、綺麗に咲き誇る花達に癒された
い欲張りな面も原因だと感じている。


5/2のアイスランドポピーは春の花壇や花畑で人気の花ですが、ハナビ
シソウが満開を迎えているとあるが、花はポピーなのだが、同じ「ケシ科」
でも違うのかと考えてしまう。


5/22のシャーレーポピーで花畑は真っ赤な花達が風に波打っていた。
今にも散ってしまいそうな可憐な花弁で和紙のようにしわしわになった
花弁が一気に広がっていて、陽の光が通るほど透明感のある薄い花弁
はなぜか、はかなさを憶える。
しかし、人の手を借りながらも、競い合って咲く花達を見過ごす手は
ないと思ってしまう。

これからの季節は、花見たさのプレッシャーに打ち勝って出かけて行く
覚悟を決めている。
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メモ帳110ページ目 僧侶vs羊の一問一答   

2011-05-19 17:35:10 | 日記
ニュースを見るたびため息が出る。

福島第一原発事故収束に向けて動き出した矢先に、東京電力は、1号機は
地震発生から16時間後に炉心は溶融していたと発表した。

先月発表した事故収束工程表によれば半年~9ヶ月以内に冷温停止予定と
されていた、しかし首相は工程表の見直しはせず目標通りを強調している
が作業現場では死者まで出ているのに果たしてこんな安易な事で良いのだ
ろうか・・?

最近は専門家なる科学者も自粛しているのか、あまり出てこないので、
ますます不安が募ってしまう、そこで世界平和の祈りを捧げてくれる
僧侶に迷える羊が原発について教えを請うてみる事にした。


 VS

羊・・・2号機 3号機は放置されていて自然に温度が下がるのを待って
    いるだけですか

僧侶・・燃料棒や、使用済み燃料棒は、放っておくとドンドン勝手に発熱
    する性質があるから厄介なのです。
    核燃料の一部の原子は、放射線というエネルギーを放出しながら
    別の安定した原子に変化します、その時、熱を出すので、燃料棒を
    一緒の場所に放っておくと数千度まで発熱して全てを溶かしてしま
    います。だから、一生懸命、水浸しにして冷やさなければなりません。

羊・・・日本の原発事故で周辺地域が受ける被害と、どれくらい遠くまで
    被害が及ぶの

僧侶・・福島原発周辺の大多数の住民は避難したので、人命の損失は低い
    と思うよ。でも、肉や野菜の長期的な安全性は不確かだね。日本
    は海外から多くの食物供給を輸入しなくてはならなくなると思う。

羊・・・もし炉心溶融で臨界に達すれば、爆発するの

僧侶・・原子炉は地震直後に緊急停止したので、臨界は起こらないという
    見方が多いね

羊・・・原子炉が爆発し、放射性物質が放出すると健康被害はどのくらい
    
僧侶・・一度に500ミリシーベルト以上の放射線を浴びると人体に影響があ
    るらしい。だから原発周辺30キロメートル以内の住民は強制退避か
    避難を求め、犠牲者を最少にしている。
    東京まで放射性物質が風で運ばれると、犠牲者はもっと高くなるね。

羊・・・地面に溶けた放射性物質を防ぐためにどうすればいいの

僧侶・・全域をコンクリートで覆わなければならない。日本の東北地方では
    たぶん長い期間耕作ができなくなるだろうね。

羊・・・避難した人達は再びこの地で暮らせるの

僧侶・・収束工程表通りに行かなければ、不自由な生活を強いられ、抱える
    ストレスは大きくなるね、永久に移転させられ、工場やビジネスも
    閉鎖し、日本経済も急落するだろう、だから必死で原子炉の安定に
    努力しているのさ。
    しかし、メルトダウンが4号機まで続くとなると、収束には10~20
    年、それ以上の時間が必要とみる科学者もいるよ。

羊・・・僧侶有難うございました。前途多難ですが、「がんばろう 日本」
    を合言葉にして支援を続けましょう

  
 






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メモ帳109ページ目 新緑に染まった一日   

2011-05-16 08:29:09 | 日記
台風発生で2~3日雨が続いていたが、雨が去った後の新緑の美しさを
想像しながら登山に出かけた。

都心から1時間、自然豊かな都会のオアシス、高尾山に登る事にした。
ここは山全体がパワースポットなので、心が癒されると共にパワーも
貰えるありがたい山である。目的のパワーを授かりたい人の為のお堂
があちこちに点在するので、それぞれの祈りを捧げることが出来る。





今回で3度目になる私は、快調に山道を行くが、シャガの群生、山ツツジ
シャクナゲをカメラに収めたり、若葉の浅緑に感動しながら頂上を目指
すが、身も心も新緑に染まりたい気持ちに休憩タイムが多く、前へ進ま
ない、緑に覆われた灯篭の赤、緑に染まったハトも綺麗に感じる。



 

2時間30分かかり599mの頂上に到着、3度目にしてはスローテンポだったと
思うが、心行くまで新緑を満喫、単独行のよさをかみ締める。
初めて見る、高尾山から望む富士山と向き合いながら、昼食をとる、汗を
掻いた後のおにぎりは格別美味しいものだ。



休憩後、帰路のコースを変えて、北斜面の温帯林を下山、ブナの新緑が
素晴らしい景色を見せてくれた。
高尾山は聖なる山として、殺生禁断の教えと共に快適に生きて育ててきた。

しかし、高尾山の中腹をトンネル2本が掘られている、圏央道を作る為に
国はこの山の景観も、静寂、霊気をも破壊しようとしている、生態系が
壊されるのは当然、貴重な生物が死んでしまいます。
高速道路1本の為に豊かな自然が失われて行くのは見たくない。
借金まみれのこの国を未来に託す代わりに、この美しい豊かな自然は残し
てあげたいものだが・・?


想像していた若葉の柔らかい新緑に、心もリフレッシュ、運動不足も解消
たっぷりとパワーも充電、また明日から頑張れそう~~です。



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