迷える羊のメモ帳

こんな言葉 あんな花に癒されて生きる

メモ帳423ページ目 熱き血潮の冷えぬ間に花の丘へ・・               

2014-05-29 09:43:52 | 日記
昭和記念公園のひなげし、ポピーが満開になりました。
花の丘は、真っ赤に燃えています。

花びらが透けて見えるくらい薄いひなげしシャーレーポピーは、丘を吹き抜け
ていく風が去ると頭をもたげて凛として咲いています。

ウィークデイの花の回廊は人もまばらで、どこまでも続く真っ赤なうねりの中を
歩いていると、何故か高揚感に包まれて、身体の奥から躍動感が湧き上がっ
てくる不思議な気分になりました。

花の命は短いだけに綺麗であるのは分かっているが、さて人の一生は長いか
短いか分からないだけに苦悩する。神のみぞ知る分野ではあるが高齢者世代
を生きている今も、不安はつきないが、この日は花回廊を彩る情熱の赤に染ま
りながら、血が騒ぎ出し散歩出来る喜びに心底浸った事が嬉しかった。

皆様も一度出かけてみては如何でしょうか・・熱き血潮の 冷えぬ間に花の丘を
歩いて見て下さい。 











原っぱのお花畑の色とりどりのアイスランドポピーもまだまだ綺麗で楽しめる。
花を愛でながらのんびり散歩すると気持ちがいいですよ。






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メモ帳422ページ目 初夏を彩る白い妖精たち                

2014-05-26 09:12:03 | 日記
初夏の風は、爽やかで気持ちがいい。
そんな風の渡りに涼しげに花びらを揺らす、白花の妖精たちは実に可憐
である。

日本で咲く花の中で一番多い花色は白い花であると検索で知った。
春になって沢山の花が咲き始める頃は、黄色の花が目立つのは何故かと
考えた事があった。
冬を越し春の日差しに黄色は、太陽の色、光の色、エネルギーを象徴する
色を感じるからだと勝手に納得していた。

実は、春咲きの花色は黄色、白、青、紫が多いらしい、この4色は虫にとっ
て見やすい色だそうだ。
その中でも一番良く見えるのが黄色、沢山の虫に見つけてもらう為の黄色
の花だったのだ。黄色の花粉が多い事からもうなずける。

これからは、色鉛筆をひっくり返したように様々な色の花が咲き始めるが
「蓼食う虫も好き好き」こんな花にあんな虫がと観察するのも面白いかも?
ちなみに、多くの虫にとって赤色は見えにくい色だそうです。

姫リンゴ

姫うつぎ

シロツメクサ

コンロンソウ

チャンチン

キバナアキギリ
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メモ帳421ページ目 ロウバイも原産地によりこんなに違う                

2014-05-22 09:37:32 | 日記
チョコレート」のような色をした花が咲く「アメリカロウバイ」、別名「黒花蝋梅」
は、北米原産の落葉低木であると図鑑にあった。

春先に見かける中国原産の香りの強い黄色い花の「蝋梅」とは、まったく違う
花色、形状、開花時期は5~6月とすると珍しい花とも言える。
花弁が多数あり反り返らないので中に包まれた雄しべ等は見る事ができない。
北米原産のアメリカロウバイは上向きに咲くが中国原産のロウバイでは下向き
に咲くことが大きな違いとも言える。

神代植物公園で見かけた。今までに見たことが無かったので、ロウバイ科の
植物とは知らなかった。
公園散策であちこちで見かけるだろうと思ったが、後にも先にも見る事が出来
なかった。実に有毒物質が含まれるとの一節が気になった。

また黒花蝋梅は、珍しい花色ですが、日本人の感性では、この花を「茶席」の
「茶花」として用いたりするそうです。









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メモ帳420ページ目 春バラフェスタ開幕                

2014-05-19 09:18:04 | 日記
神代植物公園の春のバラフェスタが開幕した。
晴天に恵まれた日曜日は、バラ園は大賑わいでした。

400種類以上の花は開幕2日でほぼ満開状態になっている。
特に大輪のハイブリット系は暑さのせいでしおれぎみだった。

バラの香りに包まれて、写真を撮る人、昼寝をしている人、綺麗なバラ達を
キャンパスに残そうと絵筆を動かす人など様々な楽しみ方で過ごしていた。






フリージァ

フィデリオ

サンドラ

ファンファーレ


親子を表現したこの彫刻は、四方何処から見ても親子の表情が読み取れ
る様になっている。見る方向によって植えられたバラの種類と像との調和が
面白いと思った。






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メモ帳419ページ目 初見のニセアカシヤはピンクだった                

2014-05-15 09:26:13 | 日記
この花は、ニセアカシヤ です。
北米原産のマメ科 ハリエンジュ属の落葉高木 和名 ハリエンジュ

東京では初対面である。何時もの散歩コースで出会うとは何とも不思議な
気がする。何十年も歩いていた公園の、小高い丘で先週出合った。
管理事務所で花の名前と今年初めて咲いたのだと教えてくれた。

私は、生まれも育ちも札幌なので、アカシヤの真っ白い花は子供の頃から
知っている。寒さに強く甘い香りの花である。
故郷では、公園や街路樹に多く植えられていて、初夏の兆しが増す6月の
始頃から咲き始め街の中が甘い香りで満たされるからだ。

しかし、東京で初めて見た花は綺麗なピンク色とは驚いてしまった。

石原裕次郎が歌った ♪アカシヤの 花の下で あの娘がそっと まぶたを
           ふいた 赤いハンカチよ・・・の
アカシヤは、ニセアカシヤの事ですよ、と管理事務所の職員が教えてくれた。
なぜならまったく別花でアカシヤがあるとの事でした。

この日の散歩は30分オーバー、ピンクの花を見上げながら故郷の真っ白い
花に思いを馳せた。



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