迷える羊のメモ帳

こんな言葉 あんな花に癒されて生きる

メモ帳294ページ目 春の訪れを祝う雛祭り      

2013-02-28 09:06:33 | 日記
寒さに凍えた2月も今日で終わり、何処からともなく雛祭りの歌が聞こえて
くる。

女の子の健やかな成長を祈ってお雛様を飾り、ご馳走を食べて雛祭りを祝
う日がやってくる。家族を作らなかった私には無縁な祭りであるが、真っ赤な
毛氈に居並ぶ雛人形を見ると、不思議と華やいだ気持ちになる。

江戸時代になってから「雛人形」を飾るようになり、不幸の種や悪い事は人形
に背負ってもらい、子供は幸せに育って欲しいと云う親の願いが込められた。
段飾りが飾られるようになったのは、江戸中期のこと。昭和に入ってから、今
のような雛人形の形になったそうだ。



平安時代には、出産の際の死亡率が高かったので、命を持っていかれない
よう、紙などで人をかたどった呪い道具(人形)を枕元に置く風習があり、息を
吹きかけるなどして、その子の身代わりとして川や海に人形を流していた事か
ら、この名残として「流し雛」の行事が今も残っている。


明治21年創建の蔵造りの店、伝統的な工法を再現して旧島田家住宅を復元
家業の島田薬舗の店蔵に由緒正しき雛人形が飾られている。


雛祭りの食べ物の代表的なのは菱餅、上から花 残雪 若草を表すと言われ
ている赤 白 緑の3枚重ねが一般的である。
菱餅の3色からも、雛祭りは春の訪れを祝う祭りとも言えそうだ。

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メモ帳293ページ目 メンバーズクラブOFF会に参加して      

2013-02-25 10:22:18 | 日記
晴天に恵まれた24日、久しぶりにトレッキングシューズをはいて2時間弱
の鎌倉天園ハイキングコースを歩いた。

運動不足の身体には140m強の天台山までの起伏にとんだコースに四苦
八苦したが、頂からは霊峰富士山を崇めることが出来たので、目的地の
天園までの足取りが軽くなった。

天園は、またの名を六国峠といわれ、晴天には相模、伊豆、駿河、武蔵、
上総、安房の六国を見渡せる場所とされている。今日は相模湾に浮かぶ
船までは何とか見えただけ・・でした。

予定時間を大幅に延長しながら天園を後にし、目の前にひろがる岩場を
登りきり、岩と木の根が張り出している急斜面を1.9kmほど歩き、建長寺
の守護神を祀る半僧坊に到着、延々と続く石段を下ると建長寺の裏入り
口に到着、お参り、見学をし御朱印を頂き予定の行程を終了した。

参加者5名で鶴岡八幡宮の大銀杏の再生、再起を願った


天園からの眺望      唐門は輝いていた    法堂の天井画雲龍図
  

12年前、オフ会デビューで、このハイキングコースをハンドルネイムだけで
つながるウェブサイトの仲間とお喋りしながら歩いた事があるが、一つだけ
違うことに気づいた、体力の衰えである。今回の参加者は歩く事を趣味にし
ている方々、足手まといになってゆく私に、たえず励ましの声をかけてくれま
した。晴天に恵まれて楽しい時間を共有できた事に感謝し無事帰路に着いた。





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メモ帳292ページ目 送別会で門出を祝う      

2013-02-21 09:37:24 | 日記
今年は、我が職場から二人の女子大生アルバイトを新社会人として送り
出す事になり、一足早いが送別会が行われた。

 

 
わが社の優秀な二人、立派な社会人になってくださいね、営業で出向いた
折は、よろしくお願いします。
 

この二人は、羨むほどのしっかり者である。
礼儀正しく、口数は少なく、先を見据えた行動にそつが無いのである。
在学中は取得すべき単位を早々とクリアし、夏休みには運転免許を取得し
優雅に国内外旅行を楽しんでいた。

新卒者の就職難にもかかわらず就活も難なく乗り越え、早くに内定を貰っ
た事で仕事を共にする時間が増え、彼女達の優秀さを改めて知った。

ここ数年は、大学が乱立し希望によっては入学出来るまでになっている。
しかし、大学4年間に何を学び、大学生活をいかに謳歌すべきか、目的や
目標が定まらぬままに大学4年間を過ごす学生も少なくないと思う。

昔なら、学びたいが故に学費を稼ぎ、時間を惜しんで勉強をする苦学生が
いたが、今は死語になっている・・苦の付く学生は見当たらない気がする。

「1日1日を大事に使える、頭の良い大学生」になって欲しいと思う。

自分の人生を振り返ってみると、4年間とはあっと云う間もなく、過ぎ去る
時間である事を知った今は、後悔と云う言葉から逃れる事が出来ないでい
るから・・・








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メモ帳291ページ目 エリカの花陰に何を見る?      

2013-02-18 10:47:31 | 日記
公園の片隅でピンク色のエリカが咲き始めていた。

シニア世代なら一度は聴いた事があると思うが、西田佐知子さんのヒット曲
「エリカの花散るとき」に登場する花である。

この歌が発表されたのは、50数年前の2月だった気がする。
生まれも育ちも札幌の私は、寒さが最も厳しい季節の中で咲く、エリカとは
どんな花なのか、ましてや別れた恋人をエリカの花にたとえて、恋人の故郷
を旅する女心の歌である。

♪エリカ エリカの花の咲く村へ行けばもう一度あえるかと・・と歌われたエリカ
の花・・その内、新曲「アカシヤの雨がやむとき」を聴くようになるとエリカの花
は私の頭から忘れさられていった。

上京後は2月の中旬頃~桜が散り始める頃まで、公園の常緑樹に囲まれて
秘かに咲く花を見るが、特別綺麗な花とは感じない。
女性を花に重ねて表現するのは解るが、男性となると理解しがたい。

この花も遠くから見るだけでは、葉も花形も解らない。


近づいて良く見ると房状に下向きに咲く、ジャノメエリカ 名前の由来は、花の
中の黒い葯(花粉袋)が蛇の目に見えることからと書いてあった。


個々を見るとスズランの様にも見える。良く見ると可憐な花だと改めて思い、
それなりに綺麗である。しかし恋人にたとえるのは少し無理がありそうだ。


歌謡番組で都はるみさんが「エリカの花の咲く頃に」の新曲を歌っていた。
エリカの花陰に愛しい人を想う、幸せな花だという・・??
まぁ~いいか、作詞家と凡人の違いだと考えると、エリカの花は優しく逞しさの
象徴なのかも・・???
コメント (2)
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メモ帳290ページ目 バレンタインデー      

2013-02-14 09:43:19 | 日記
今日は、St.Valentine's dayです。


人を尊重し、幸福を分かちあう日であるならば、諸手をあげて気持ち良く
職場の同僚達にプレゼントをする積りで買い求めた。

いわゆる「義理チョコ」である。
私が義理チョコを買い始めて40年以上になる。

義理人情を重んじる日本人に生まれたからには、常日頃の感謝を表す意味
で、バレンタインデーに便乗し、年に一度贈り物が出来る後腐れの無いイベ
ントを楽しみながら利用し続けている。

社会に出て組織の中で働く私とっては、協調し合いながらも、ある時は妥協し、
相手の長所を褒め、自分の短所をカバーしてもらいながら、仕事が進んで行く
訳で感謝の気持ち無しでは大きな顔も出来ないからだ。

年毎に肉食女子がはばをきかせ、草食男子の存在が軽視されるようになって
からは、自分で食べる「自己チョコ」に大枚をはたく女性が多いと販売員に聞き
普段は見向きもしないチョコを自分へのご褒美に購入した。

次に「友チョコ」を選ぶ、この日は女性同士が持ち寄りチョコで、茶話会を開く
バレンタインデー限定チョコを味わえるチャンスでもある。

「義理チョコ」を選ぶのは骨がおれる。所帯持ちの人は子供の土産にするだ
ろうし、新婚さんは他人が選ぶチョコなど意味をなさないだろう・・・となると、
たとえ「義理チョコ」であっても感謝の意だけは汲み取ってもらいたいものです。

手渡す前に「いつも有難う」と付け加える事にしょうかなぁ~~?



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