はっきり言って、「ライラ」にやられてしまっていたので、こちらはなんと厚みのある味わいだ~と言うほどの作品でした。
主役のケイト・ブランシュレットも去ることながら、回りの脇役も良い味のある人が。海賊の役の人が気になっていたのですが、「あ~解った。この人か~」と言う感じです。
演技もですが、衣装、ヘア、音楽がどれをとっても一級品で素晴らしい。改めて前作をDVDで見ようと思いましたしヘレン・ミレルの方のエリザベスも見ようかななんて。
もっと歴史を勉強して置けばよかったと痛感させられた映画です。見に行かれるご予定の方はエリザベス1世の事と、スペインと、イングランドとスコットランドの関係。プロテスタントとカソリックの関係も調べられてからいかれたほうがより面白いと思います。