美意識に貫かれた斬新な映像と、見やすさも効果もより進化した3Dで、ゲームの世界に入り込んだような感覚を体感できる快作。そんなうたい文句だったけれど、アバターのほうがすごいんじゃないのかな～
舞台はコンピュータープログラムが人の姿をして行動しているコンピューターの世界が舞台だけれど、独裁者が君臨し、まさにゲームのよう。
世界の成り立ちには深入りせず、いかにもゲーム的な展開で最後まで一気に疾走するんだ。
この映画はボクは最初、高校1年の時に見た。
クラブの試合の帰りｼﾆ。
だから半分懐かしい感じで見に行ったんだけれども....
劇中に太陽はなく、青白い光を基調としたライトで建造物もメカも浮かび上がるコンピューターの世界のデザイン。
そんでプログラムが敗れるとガラスが割れたように体が砕けるが、これが3Dとは感じなかったんだよ。
でも何故か、無気物ばかりの世界で、本など有機物もある。
創造主の隠れ家は「2001年宇宙の旅」の白い部屋を連想させる。
謎の女戦士は､「ブレードランナー」のレプリカントたちをイメージさせて他との違いを示す。
そして終盤の空中戦以後は「スター・ウォーズ」を喚起させる。
まあ新感覚の映画を楽しんで～