知る喜びと、撮る喜びのつぶやき通信  (読める限り読み文章にする。 歩ける限り撮り続ける『花鳥風月から犬猫太陽』まで)

興味のあることは、何でも調べて文章にする。   写真は「光と影」と言われるが、この理解には、まだまだ、ほど遠い.

『「痛み」人間のすべてにつながる―「痛さ」体を守る安全装置としてー、モンティ・ライマン著をしっかり読み理解を再確認したい』

2025-02-04 10:08:28 | 寺院・仏閣・神社・お社
『「痛み」人間のすべてにつながる―「痛さ」体を守る安全装置としてー、モンティ・ライマン著をしっかり読み理解を再確認したい』

『「傘寿+3」は、いろいろの「痛さ」を経験し、我慢ツヨイ方で、首から下の痛さは平気、でも首から上は、どの部位も大の苦手!』

人生80余年に経験した痛さを、時系列に並べてみます。 痛さランキングは、丸囲み数字で順位を
虫垂炎発作(香港)④
虫歯痛(日本)③
交通事故で瞼の傷、7張り縫合手術①(香港の深夜の交通事故救急病院泥酔で麻酔せず)
胆嚢炎発作(日本)②
膝関節症・膝の水溜まり(シンガポール)⑤
上記の『痛い』経験を踏まえて本書じっくりと呼んでみたいと思います。

「痛み」人間のすべてにつながるー「痛さ」体を守る安全装置としてー
 
先ずは、ウエブ情報から抜粋引用です。

書評掲載情報
2025-02-01 日本経済新聞 朝刊
      評者:吉川宏満(フリーライター)
紹介
「痛み」の本質の理解はここ十数年で大きく変わった。17世紀のデカルト以来、「痛みの経路」で多くを説明しようとする古いパラダイムが浸透していたが、最近は脳神経科学と認知心理学を組み合わせた巧みな実験の数々によって知見が深まり、痛みに対処するためのさまざまな実践的アプローチが視野に入ってきた。
痛みは脳でつくられるが、その存在は脳の中だけに閉じてはいない。脳・身体・痛みの関係の本質が新たな常識になれば、より多くの苦痛を軽減することにつながる。本書が啓蒙するのは神経科学以上にそうした本質の認識であり、読み終わるとたしかに、「痛み」と自分の関係が変わっている。
本書では痛みのきわめて多様な側面が取り上げられる。持続性の痛みに対処するために必要なのは、全体論的アプローチだからだ。痛がる脳の最新科学、情動や共感の役割、痛みの社会性、「無痛」の研究、鎮痛薬以外の対処法の展開(認知行動療法から編み物セラピーまで!)……すべての章が、痛みについての新しい理解の扉を開いてくれる。
 痛みはあなたを保護する仕組みであり、当事者が痛みに対して主導権を握ることで、痛がる脳はダイナミックに変えられる。読者に手渡されるのは、この知識の力だ。

目次
本書を読んでいただく前に
プロローグ
1 身体の防衛省
――そもそも痛みとは何か
2 無痛の五人組
――痛みを感じないとはどういうことか
3 こっちを向いてよ
――注意をそらすことと想像の力
4 期待の効果
――プラセボ、知覚、そして予測
5 痛みの意味
――情動と心理の力
6 痛みなければ益もなし
――苦痛と快楽、そして目的
7 誰かの「痛い」を知覚する
――痛みが伝染する理由
8 心をひとつに
――社会的な痛み
9 信じることで救われる
――信念と枠組み[フレーム]
10 静かなるパンデミック
――持続痛クライシス
11 暴走する脳
――痛みはなぜ残るか
12 痛みの革命[ペインレボリューション]
――持続痛をめぐる新たな希望

 著者プロフィール
モンティ・ライマン(原著)
皮膚科医。オックスフォード大学医学部リサーチ・フェロー。オックスフォード大学、バーミンガム大学、インペリアル・カレッジ・ロンドンに学ぶ。タンザニアの皮膚病調査についてのレポートで2017年にWilfred Thesiger Travel Writing Awardを受賞。 デビュー作The Remarkable Life of the Skin: An Intimate Journey Across Our Surface(Bantam Press, 2019)〔塩﨑香織訳『皮膚、人間のすべてを語る』みすず書房、2022〕は英国王立協会科学図書賞の最終候補作になるなど高い評価を得ている。第二作である本書の原書The Painful Truth: The New Science of Why We Hurt and How We Can Heal(Bantam Press, 2021)の元になったエッセイは英国王立医学協会により疼痛エッセイ賞に選ばれた。 オックスフォード在住。

これからいろいろな痛みを経験する年齢『傘寿+3』になりましたので、『痛さ』ランキングを、『傘寿+3』の変人用にと纏めてみました。 自分は急性盲腸炎発作と胆胆嚢炎発作の経験から『首から下の部位の痛さには耐えられると自負』していましたが、今回わかりました。 経験したこれら2種類の発作は、『二つの痛さランキング』にも、『医者が明かす「痛い死に方ランキング」ワースト50』には『かすり』もしませんでした。 まだまだ『痛さ』経験でも未熟者です。

半世紀以上も昔のことですが、急性盲腸炎は、香港に着任直後に慢性持病から、いつも心配していた急性発作を真夜中に起こし『モルヒネと医者』をホテルに頼み、この時のモルヒネを打った後の気持ちのよさに驚いた記憶があります。 早朝に発作が再発しましたので現地事務所の先輩に『カノッサ ホスピタルのオペレーションシアター予約を』頼んで、無事すべて終わりました。

胆嚢炎発作は、いつも同じパターンで発症『焼き肉とその後のアイスクリーム』ですが、当然です。 食後3~4時間で発作、腹部を熱めの風呂、他聞四十数度であっためますと可成り治まります。 その後投薬治療を受けましたが、結局摘出手術になりました。

これから遭遇するであろう、未知の痛みの備えになるかどうかは、未知ですが、とりあえず抜粋しました。

二つの痛さランキングを無理に合成したもの
SSSS(1)歯の神経にフッ酸(痛みだけで絶命) (2)群発頭痛
SSS (3)尿路・尿管結石
SS (4) すい臓癌(末期)、 (7)パラポネラアタック
S  (5)椎間板ヘルニア中にくしゃみ、癌性疼痛、心筋梗塞  
A  (6)陣痛 鎖骨骨折 タイガードライバー91
B  (8) 痛風 椎間板ヘルニア 肺癌(末期)
C  睾丸にエアガン (10)骨髄注射 (7)大スズメバチアタック 
D  こむら返り(太腿) (9)肺炎 
E  箪笥の角に小指
 F  (11)生理痛 睾丸を強めに握る
  (12)足の小指を箪笥にぶつける 

痛さは、出来るだけ避けたいものですが、出来るだけ首から下の部位で発症するように祈っております。
(記事投稿日:2025/02/04、#980)
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