知る喜びと、撮る喜びのつぶやき通信  (読める限り読み文章にする。 歩ける限り撮り続ける『花鳥風月から犬猫太陽』まで)

興味のあることは、何でも調べて文章にする。   写真は「光と影」と言われるが、この理解には、まだまだ、ほど遠い.

『メタセコイアとセコイアのこと』(散歩中に・思い出したこと)』—島より大陸では、動植物は大きく。 巨木が長生きできる、この星を大事に—

2019-03-03 14:22:42 | 植物

『メタセコイアとセコイアのこと(散歩中に・思い出したこと)』 

—島より大陸では、動植物は大きく。 巨木が長生きできる、この星を大事に—

 

老骨に鞭打って、隔日で『約6kmの散歩とラジオ体操と自己流メニュー鍛錬』をやっています。

自己流メニューの中の、変わったことの一つ、水平に伸びた、高さ約230㎝の銀杏の枝、直径約10㎝に『跳びつき・ぶら下がり』があります。 

もうすぐに、この『太い枝と高さ』では、出来なくなりますが・・・。

このぶら下がりの最中に見つけたのがメタセコイアの高木とその樹冠近くの、カラスの使用済みの巣でした。  何年も通っている、横浜市で10番目に広い『三ツ池公園』で、最近、このメタセコイアの高木の風景に気が付いた、後期高齢者です。 巣作りし易い枝の張り具合と角度をカラスは良く知っています。

 

このメタセコイアの、ウェブ情報です。

 

スギ科の落葉針葉高木。

化石植物として知られていたが、1943年中国四川省で現生種が発見された。生長が早く、世界各地で公園樹や街路樹として栽植される。 高さ35メートル、径2メートルに達する。 葉は線形で軟らかい。 曙杉(あけぼのすぎ)。

 

ここで思い出したのが『北京机高速路(北京空港高速道路)のメタセコイア並木』です。 秋冬の業務出張の往復路に、目についたのが、2-3km毎に沢山あった、カラスの使用済みの巣でした。

 

この写真は『北京机高速路のメタセコイア並木』ではありません。

 

さらに、連想したのが、一度だけ観光したことのある、サンフランシスコ近くの『セコイアの森』でした。  

 

これはセコイアの、ウェブ情報です。

世界一の樹高を誇り、カリフォルニア州レッドウッド国立公園の、セコイアは樹高世界1位(115m、2位:114m)から3位(113m)までを独占する。

平均的な大きさは樹高80メートル、胸高直径5メートル、樹齢は400年から1300年ほどで、2200年のものが、現在知られる最高齢である。 厚さ30センチに及ぶ樹皮や心材の色からレッドウッドとも呼ばれる。 この樹皮と木質部はタンニンを多く含み、病原菌白蟻の侵入を拒む。

この厚い樹皮は、他の広葉樹が燃え尽きてしまうような山火事の際にも木の内部を守る。北アメリカ西海岸に見られるセコイアの純林は、度重なる山火事によりできあがったものと考えられている。

 

まさに、島より、大陸では動植物は大きくなる様です。 巨木が、さらに長生きのできる様、この星・地球を大事にしたいものです。 

                 (2017.3.11纏め、20190303改 #082)

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『花の世界 3(ソメイヨシノは特別なさくら)』ー寿命50-60年で他の桜の寿命数百年に比較極端に短いので「幹生花」をー

2019-03-03 10:31:38 | 

『花の世界 3(ソメイヨシノは特別なさくら)』

ー寿命50-60年で他の桜の寿命数百年に比較極端に短いので「幹生花」をー

 

近くの三ツ池公園は、『日本のさくら名所100選』にも選ばれた、最寄りの、お花見のメッカ(桜76種、約1,600本、大半がソメイヨシノ)です。又このシーズンには桜について、テレビを通してよく聞くのが『ソメイヨシノはクローンで病気に弱く、寿命が短い』と言われています。このソメイヨシノの満開の咲き様・散り際、もしかすると木の短寿命もあり『悲喜こもごも』の場面で、愛でられ、悪用もされてきた歴史があります。

更に、ソメイヨシノの不思議は、下の写真の『幹生花』(at大井町の病院)は地面から、約30㎝。この『幹生花』は、若木にはなく、古木になるほど地面に近づき、花数も増える。他の桜の『幹生花』は、例として小品盆栽仕立てにした場合が、あるのみ。

又、ソメイヨシノは高木で、その寿命5060年で、他の桜の寿命、数百年に比較、極端に短い。ソメイヨシノは、自らも悟っていて、古木になると、子孫繁栄のため『幹生花』咲かすのでしょうか。

以下はウェブ情報です。

クローンとは、『分子・DNA・細胞・生体などのコピー』と言われ、

❶分子➋遺伝子❸細胞❹生物クローンがあり、クローニング技術で作成される。

最近の先端クローン技術とは、人間が手を加えたものであるが、昔から自然界で無性生殖・単為生殖でクローンは存在してきた。さらにクローン技術とは認識されてなかった時代でも、簡単なクローン技術の挿し木・接ぎ木がある。

ソメイヨシノとはエドヒガン系の桜と日本固有種のオオシマザクラの雑種の、交配で生まれた日本産の園芸品種。遺伝子研究の結果、ソメイヨシノはエドヒガンと、オオシマザクラの雑種が、交雑してできた単一の樹を、始源とするクローンであることが判明している。

『交雑』の場合は、クローンと言えるのかズブ素人は悩みます。クローンはギリシャ語で『植物の小枝の集まり』を意味。日本の挿し木・接ぎ木を彷彿させます。

一般的に雑種は、雑種強勢現象もあり強靭・長寿命ですが、このソメイヨシノの寿命は5060年で短い、もとのエドヒガンには500年以上、更に長寿のものは、2,000年以上があり、オオシマザクラも推定樹齢800年以上が生存する。

日本には、『幹生花』のソメイヨシノがあり、自分が住んだことのある、亜熱帯・熱帯の香港・パナマ・シンガポールで見たのが下の写真の、『幹生果』パラミツです。これを見ると、熱帯・亜熱帯らしさに感激したものです。

地球は、やはり掛け替えのない・奇跡の星です。  

追記;iPad イコール 携帯百科事典を片手に散歩は、距離も時間も忘れます。

                                      20170405 纏め)(20190303 改 #080)

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