『山は美しい 11(赤城山という名前の山は存在せず複数の火山の総称)』
『国定忠治の「赤城の山も今宵限り」の印象が強く、遠のいた登山』
桐生市・茶臼山より望む赤城山(赤城七山)
ウエブ情報から引用
赤城山といえば『…赤城の山も今宵限り…』をまず思いだしますが、浪曲や演劇などで有名な国定忠治は、本名を長岡忠治といい、上野国佐位郡国定村(現在の伊勢崎市国定町)の生まれで、早くから無宿渡世の道に走り関八州の大親分として名をはせましたが、博打で儲けた私財を庶民救済に充てるなどその義侠心で人々に慕われていたそうです。
その国定忠治も、今から180年前の1840年、乾分の仇打ちなど相次ぐ殺傷事件を起こして全国指名手配となり、厳しい役人の追手を逃れて同年11月から翌年2月まで、赤城山南麓の滝沢の岩屋に身を隠したと言い伝えられているとのことです。
あまりにも有名な名台詞『…赤城の山も今宵限り…』は、この岩屋を去って遠く信州路へ旅立つ時のものです。 その10年後1850年についに捕縛され、数々の罪状の中で一番重い関所(大戸関所跡:東吾妻町)破りの罪で磔の刑に処せられました。
自称『海の男』の、ここ赤城山での記憶は、大沼の経験だけです。
大沼を見た瞬間に泳ぎたくなりました。 当時はこの沼が『火口湖』とは知らず、泳ぎ始めてすぐ、深さを確認したくなり、透明度が低かったので、立ち泳ぎのままで潜水しました。
すると3メートルぐらいの潜水で、堆積した落ち葉に、両足が30-40センチメートルほど突き刺さりました。 『海の男』は、普通は海底を蹴って浮上するものですが、蹴る水底がない、何とも言えない恐怖、貴重な体験ができました。
余談が長くなりましたが、表題に戻ります。
先日(2022/06/09)赤城山の放映がありました。 半世紀も昔のことですが、昔お世話になった会社の『赤城山保養所』に同期入社の猛者と避暑に行ったことを思い出しました。 この時はこれほど魅力ある巨大な『カルデラ湖を含む複成火山』であることを知りませんでした。 『縦走しそこなった山・赤城七山は、傘寿には遠い』としみじみと感じています。
ウエブ情報です。
赤城七山は標高1,828mの黒檜山(くろびさん)を主峰に、駒ケ岳、地蔵岳、荒山、鍋割山、鈴ヶ岳、長七郎山からなるカルデラ湖を含む複成火山で、日本百名山、関東百名山に数えられる名峰です。
「赤城山」の読みは「あかぎさん」・「あかぎやま」の2通りがあり、榛名山、
妙義山と並び、上毛三山の一つに数えられている。 中央のカルデラの周囲を、円頂を持つ1,200mから1,800mの峰々が取り囲み、その外側は標高にして約800mまでは広く緩やかな裾野の高原台地をなしている。 これは富士山に続き日本で二番目の長さである。
赤城七山俯瞰
ウエブ情報から引用
『宇宙船地球号・奇跡の星・水の惑星が「人新世」時代へ』入りました。 貴重な自然を大事にしていきたいと思います。
(記事投稿日2022/06/11、#539)