知る喜びと、撮る喜びのつぶやき通信  (読める限り読み文章にする。 歩ける限り撮り続ける『花鳥風月から犬猫太陽』まで)

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『地球温暖化の主要因はCO2排出が決定的、人類は火を使い過ぎ!』 『地質時期区分で「火新世」と呼ばせたくない「人新世」で十分』

2023-05-11 23:27:15 | 地球・火山・地震・津波

『地球温暖化の主要因はCO2排出が決定的、人類は火を使い過ぎ!』

『地質時代区分で「火新世」と呼ばせたくない「人新世」で十分』

『地球史上、人類は「地質時代区分」の分類が困難に、化石燃料を使い過ぎだ!』

 

先ずは世界の国別CO2排出量、根の深い問題・課題を持っています。

人口一人当たりのCO2排出量、やはり砂漠や国土の広い地域です。

世界の二酸化炭素(CO2)排出量(2020年 314億トンと横ばい)

(世界で最近急増の森林火災も18億トン)

 

出典)EDMC/エネルギー・経済統計要覧2023年版

順位

国名

排出量*

割合(%)

1

中国

10,081

32.1

2

アメリカ

4,258

13.6

3

インド

2,075

6.6

4

ロシア

1,552

4.9

5

日本

990

3.2

6

ドイツ

590

1.9

7

韓国

547

1.7

8

インドネシア

532

1.7

9

カナダ

508

1.7

10

ブラジル

389

1.2

11

オーストラリア

374

1.2

12

メキシコ

351

1.1

13

イギリス

303

1.0

14

イタリア

274

0.9

15

フランス

261

0.8

 

その他

8,296

26.4

 

各国の排出量の合計
(世界の排出量)

31,381

 

 

世界の二酸化炭素排出量推移(ピークは越えたが横ばい、課題多し)

2020年  314億トン

2019年  330億トン

2018年  335億トン

2017年  328億トン

2016年  323億トン

2015年  323億トン

2014年  370億トン

2013年  322億トン

2012年  345億トン

2011年  313億トン

 

2020年に日本で排出された二酸化炭素は10億4400万トンです。このうち、電気・熱配分前、すなわち生産者側から見た内訳は、以下の通りです。

部門

割合

エネルギー転換部門(発電所など)

40.4%

産業部門(工場など)

24.3%

運輸部門(自動車など)

17.0%

非エネルギー起源CO2(製品使用や廃棄物など)

7.4%

業務その他部門

5.5%

家庭部門

5.3%

とくに、エネルギー転換部門にて、多くの二酸化炭素が排出されていることがわかります。 日本の電力は二酸化炭素を多く排出する火力発電所に頼る形になっているため、水力発電や風力発電、太陽光発電などの自然エネルギーを使用した発電方法の普及が求められています。

 

人類は、なぜか無秩序・やりたい放題で、地球温暖化(むしろ気候激甚化)を進め『奇跡の星・水の惑星・緑の地球』を、『難しい環境=自然火災を起こしやすい星』にしつつあります。 この現代を『人新生』と呼んでいますが、すでに、気候激甚化で地球の気温が、現在の大半の生物には住みにくいレベルに上昇してきています。 一部の先生方からは『火新世』なども聞こえてきます。

 

この厳しい情況を地質時代区分の学術分野でもいろいろあるようです。 世の中には、本当に難しいことを決める学者先生方がおります。 それは地質時期区分です。 現在の、地質時代区分は;

  • 累代区分では:顕生代
  • 代区分では: 新生代
  • 紀区分では: 第四紀
  • 世区分では: 完新世
  • 期区分では: メガヤラン期

 

地質時期区分

地質学の時代区分には『累代』『代』『紀』『世』『期』の階層があり、累代が最大で、期が最小の区分となる。 最も新しい『代』にあたる新生代には7つの『世』があり、暁新世、始新世、漸新世、中新世、鮮新世、更新世、完新世となる。 人新世は、完新世のどこかの時点より後を分割して新しい区分にすることになる。 地質学的な時期は巨視的時間スケールにあたるが、人類の活動の影響が地質学的に見ても無視できない規模に達していることを示している。堆積物や氷床コアにおける人類活動の気候的、生物学的、地球化学的特徴に関するレポートには、20世紀半ば以降の時代が完新世とは異なる地質時代として認識されるべきだという示唆がある。

 

人新世

人類が地球の地質や生態系に与えた影響に注目して提案されている、地質時代における現代を含む区分である。 人新世の特徴は、地球温暖化などの気候変動、大量絶滅による生物多様性の喪失、人工物質の増大、化石燃料の燃焼や核実験による堆積物の変化などがあり、人類の活動が原因とされる。

 

 

火新世という新たな時代

火災史を専門とする歴史家スティーブン・パインは、『人類の営みの結果として大規模な火災が頻発する現在の状況を「Pyrocene(火新世)」と呼ぶ。まさに、火新世がやってきたわけだ。

人為的な気候変動が加速することで平均気温が上昇し、空気は乾燥して、森林火災や山火事が壊滅的な被害をもたらすようになっている。またカリフォルニア州などで顕著だが、都市部が拡大して自然を侵食していくにつれ、電線などの発火原因となる要素が増える。つまり、大惨事の舞台が整うわけだ。』

 

まだ間に合わせなければいけません、『温暖化・海水温上昇! 地球を冷やす術(すべ)はないが? 身近なこと「節電」「節水」「節食」「プラチック製品削減とプラチック改良」「木を植え、手入れ」をやろう』で、数十億人の一般の人々は頑張りますが、カバーできるのは小さな部分・ポーションです。 

 

偉い先生方やリーダーの、方々には、下記のCO2の排出の三大原因(日本の場合、全体の82%を占めるので根が深い)で頑張って頂きたいものです。

  • エネルギー転換部門(発電所などの)
  • 産業部門(工場など)
  • 運輸部門(自動車など)

(記事投稿日:2023/05/11、#657)

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『今朝(2023/05/11)の地震が「元禄関東地震」と「大正関東地震」を彷彿!』 『今回は中規模ですが、過去の大地震の震源域に重なっており、その中に!』

2023-05-11 10:36:37 | 地震・津波

『今朝(2023/05/11)の地震が「元禄関東地震」と「大正関東地震」を彷彿!』

『今回は中規模ですが、過去の大地震の震源域に重なっており、その中に!』

『地殻に蓄積され弾性エネルギーは、発生地震で放出され収支ゼロの神話は?』

 

環太平洋火山帯、または環太平洋造山帯は、太平洋の周囲を取り巻く火山帯のことで、日本列島も含め火山列島や火山群の総称。 環太平洋火山帯には世界の活火山の約6割があり、広義の環太平洋火山帯では世界の8割近くの火山を擁している。 此処の一角に住むには、地震とうまく付き合っていくしか術はないようです。

 

震源地/千葉県南部、深さ/40km、規模/M5.4

ウエブ情報から引用

 

震源地/千葉県南部、深さ/40km、規模/M5.4の拡大図

ウエブ情報から引用

 

昔の大地震

元禄関東地震 (M7.9~8.2、赤点線内の領域、震央:房総半島野島崎沖)と

大正関東地震 (M7.9、赤塗りの領域、震央:山梨県東部、または神奈川県西部、または相模湾)の想定震源域

ウエブ情報から引用

 

『地震の潜在的なエネルギーは、生成された応力と重力エネルギーとして、弾性エネルギーの形で地殻に蓄積される』と言われますが、神は良く創造されました。 『地震発生時、蓄積された潜在エネルギーは、亀裂生成のような岩石の摩擦弱化と非弾性変形におけるエネルギー拡散、熱量、放射された地震エネルギーに変換される。』 

 

このサイクル・循環は、どのように繰り返されるかも、どんな規模の地震が、いつ、どこ、では、どうも『神のみぞ知る』ようです。

 

マグニチュードのこと、M12で『地球が割れます』

ウエブ情報から引用

(東日本大震災のマグネチュード 9.0)

 

ますます理解できなくなった、地震のこと、国会図書館通いになります。

(記事投稿日:2023/05/11、#656)

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