昨日、隠岐から帰ってきました。
今日は全国男女共同参画宣言都市サミットinいずも記念事業の分科会に参加しました。DVか子育てではなく、実は「まちの再生から創造」の部会でした。私は町の歴史について講演しました。特に私達が習ってきた江戸時代と、実際の江戸時代の文化経済の違いや、税制の仕組みなどの話をしました。
私達は武士が全部を支配していたように思っていますが、それは表面上であり実際は経済の主導権は庶民にあり、彼らの力が国を支えていたのです。特に4公6民は実際の税率としては2割程度であったといわれています。それは刈高帳と検地帳の差額があったからです。いわゆる公示地価と実勢地価の違いがあるようなものです。どんな田舎にも大きなお寺や、お宮があったりしますが時代劇の百姓ではとても作るのはむりです。そんな話や平田木綿の取引を語りました。
午後は県展の搬入がありました。今年の応募作品は例年より少なくさびしいですが、内容は大変競っていて、 審査は時間がかかりそうです。
県展の搬入風景です