小村俊美blog~心・街・釣り・そして日々~

臨床心理士の独り言(小村臨床心理士事務所所長)

ほとんど釣りを中心とした趣味の世界のブログです

おもてなし

2018年01月18日 | 日記
仕事でいろいろな場所へ行きます

お茶が出るところ

コーヒーが出るところ

ペットボトルのあちゃが出るところ

何も出ないところ

色々あります



出雲の昔からの習慣は

お茶一杯と言うのはありませんでした

煎茶なら必ず急須も用意されて「一杯茶はいけませんから」と言われ次々注がれたものです

メインが抹茶ならそのあとで煎茶が出ました

もちろん「茶口」と言うちょっとしたお菓子、または漬物、煮しめなどが出てきます

食べないと紙で包んでくれます


そして「茶腹」と言うことばもよく使います

たとえば先生が何軒も家庭訪問すると、各家々でお茶が出て「一杯茶は悪いですから」と勧められおなかがお茶でポチャンポチャンする状況を想像してください

それだけお茶と関係がある文化が存在していました


今でも奥出雲は仕事でも「茶口」が出てきます



気持ちがうれしいですね

しっかり出雲文化が残っています