晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

葉渋&炭疽病

2018-06-11 06:10:27 | じねんじょ
早いのだと自然薯の種イモは定植して一ヶ月以上になります。
元気がいいのは既に2m以上伸びてネットを超え天をさまよっています。
そんな中で同じスタートラインに立ちながら、
50cmくらいまででやたら小枝ばかりが伸びているのがあります。
葉っぱをよく見ると斑点や枯れが出ています。
隣り合わせて2本ありました。


これは葉渋病か炭疽病か。
どちらも似たような症状です。
ついたばかりの葉の先っぽが黒くなっており、
大きくなってもちりちりの葉になります。


土壌消毒してあるので土からでなく、
病原菌が種イモについて発病したものと思われます。
梅雨期の多湿状態で発病するとあります。

茎も黒くなってきています。
これ以上進むと隣の蔓葉に伝播し蔓延して枯れてしまいます。
当然収量が大幅に落ちます。


とりあえず地上部10cmぐらいのところで切断し、
今後生まれてくる葉や茎に同じ症状が見られたら、
種イモそのものを廃棄します。
予防薬も散布します。

他にアブラムシ類の食害もあるが、
恐いのは彼らが病原菌の伝播者であること。
害虫駆除も怠ってなりません。

これからは畑をこまめに巡回して、
異常を早期につかみ対処することかな。

< 繊細なれど野の薯強く育て >


コメント
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