風吹く豆腐屋

内容はいろいろ。不定期更新中。

電話

2006-07-24 15:00:17 | Weblog
実家から電話がかかってくるとき、唐突な叫びを聞かされることが少なくありません。
昨日は弟から。
「助けてや・・・。」

僕が実家に居るときに使っていた部屋は今弟が使っています。
去年冷暖房を設置したので真夏日でも使用可能になりました。
何でもその弟曰く、その部屋で寝ているときに壁からがたがた音がする、とかなんとか。
(最近こんな話ばっかりですが、嫌でなければお付き合いください)

そしてそのときもやはり不審な音がすると主張するんです。
で、その事実を検証するためにしばらくその部屋に滞在した妹の新たな証言。

「鈴の音が聞こえる」

言われて思い出しましたが、確かに、雨の日になると確かにどこからか鈴の音が聞こえてきていました。
気持ちの良いものではありませんが、珍しく勉強なんてしているときは静まっているから嫌でも聞こえてきてしまうんですよね・・・。

どこに鈴があって、なぜ雨が降ると鳴るのか、結局分からないまま家を出ました。
おそらくは樋に鈴が引っかかっていて、雨水が流れるときに鈴を揺り動かしているんだとは思うんですが…いまひとつすっきりしません。

壁から聞こえる音、というのもどうせネズミか何かが走った音が聞こえてるんだろ?
とは答えておきましたが…。



僕と通話しているとき、なぜか受話器を家族に回す習慣があるみたいです。
弟から妹にバトンタッチ(?)。




「今は夏休み?」
妹「うん、だけど、本当なら補習やってる」
(…それには突っ込まないまま、会話終了。)




父「いま、忙しいんか?」

   「まぁ、テストもあるし、教習所にも行かないといけないし、曲も新しくさらわないといけないし。」

「何を練習しよるん?」

   「今度の京大合演でマイスタージンガーをやるから、それを。」

「あぁ、あれ難しいよ。」(←どんな曲を言ってもうちの父親はこう答える)

   「なんか、1人でさらっていてもいまひとつ面白くないんだよね…」

「オケで練習したら面白いって思えるよ。あれは難しいけど、弾けば面白い」

   「(そうなんかなぁ…)」




母「近いんだから、いつでも帰って来てね。」

    「うん、ラブ(うちの犬の名)に会いたいわぁ。どうしてる?」

「いつものように、お腹上に出して寝てる」(←うちの犬には絶対服従の姿勢で寝る習性が。)



最後に弟から
「机の上においてあるプラモどうにかしてや。邪魔。」
    
   「(お前のガンダムだって幅取ってるだろ…なんて内心思いつつ)今度帰ったら片付けるわ。」

「あのガラクタばっかりなのどうにかしてよね」

   「・・・(お前が言うなよ)」




そんなこんなで楽しい我が家の面々ですが、この夏はゆっくり帰省出来そうにないし、帰省願望もそれほど強くないんですよねぇ。
1人暮らしに慣れてきたってことなのかな。


で、休みの時期になったら必ず来い来いといってくださるバイオリンの先生からは、今回はなにも誘いが来ないらしく、ちょっと寂しいです。
(呼ばれたら呼ばれたでかなりしんどかったんですが…)
この前なくなった指揮者と親しくしていたらしいので、多分偲ぶ会のようなイベントに忙しいんじゃないかって話でしたが…。
言ってみれば違う世界に住んでいる人の影響がここに及んでいるとしたら面白いなぁ…とふと思ったりしました。