風吹く豆腐屋

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眠れない夜に思う

2007-03-01 03:11:23 | Weblog
布団の中で1時間くらい粘ってころがっていましたが、
不意に襲ってきた睡魔はどこかへお出かけしてしまったらしく、眠れません。
まぁ…まだ目が覚めてから12時間も活動していないから当然と言えば当然だけど。
(注:ただいま午前3時)

春休みに入ってからと言うもの好きなことしかしていません。
変則的な生活リズムになっているのもコントローラーの握りすぎによるもの…。

そんな中、野鳥の会の支部会報が届きました。
愛媛県支部のものです。
この会報誌には、誰がどんな活動に参加したか、どんな鳥がいたかと言った情報が掲載されています。

それを見ていて、中学や高校の頃の事を思い出しました。
色んな場所に行って色んな人に出会って…。
そのときはそれほど楽しいとも思っていなかったけれど、思い出となった今はすごくきらきらしています。

傾向としてそのとき知り合った人は年配の人が多いんですが、
当時元気だったのに今はもう亡くなられている方もいます。


当たり前だけど、死んでしまった人とはもう時間を共有することは出来ません。
そう思うと、今こうしてだらだらした生活を送っていることが勿体無いように感じられてきます。
親切にしてくれて色々教えてくれた人たちが今どうしているかは分かりません。
電話番号を教えあっていつも連絡を取り合うような仲ではなく、
時々海なんかで出会って「お久しぶり」と言い合うような仲だったから。

中でも一番気になるのは7年前に海でであったおじいさん。
高い買い物しすぎてもう自分には入る墓がないんよ、なんて言って笑ってたあの人、今頃どうしているんだろう…。
その会報誌では名前を見かけなくなって久しいし、
母親が偶然スーパーであったときには体調が優れないんだといっていたこともあったらしいから―。

時に匿名性の関係から不思議な親密感が生まれます。
ネットで「何も知らない第三者」に色々話せるのは、相手が他人だから。

元気にしていればいいけど―…。

人と出会うと言うのは避けられない別れを伴う行為。
僕があまりたくさんの人と接触しようとしないのはそういう別れが嫌だからなのかもしれないなぁとも思います。

なんか無性に寂しい気分になります。
相手の安否はすぐには分からないし、分かったとしてもあまりいい状況ではなさそうだから。


全部しかたのないことなんだけど…。

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