トマト

３週間分の報酬。




僕は昔から特定の層には受けがいいんです。
実習中も年配の患者さんに随分かわいがってもらいました（笑

このトマトは患者さんからもらったもの。
そのまま丸かじりしました。
甘くて美味しかったです。


実習を通じて思うことは色々ありました。

インフォームドコンセントとかいいながら、
結局は有無を言わさずこちらの提示した治療を課すだけ。
ガイドラインに乗っ取っていればそれでいい・・・？
QOLとか習ったのは一体なんだったんだろ？

詳しくはかけないけど、
医療従事者らしからぬことを色々思いました。
少なくとも、僕が患者の立場にあれば治療しないという選択肢だってほしい、とか。


また、外の病院に回っていたとき、
「あそこの先生に中絶紹介したら図書券もらえるんだよねー」
「中絶って開業医にとっては収入になるらしいね」
なんて女性の医師と看護師さんが言っているのを聞いたときは絶句しました。
中絶希望の方に、外部病院の紹介状を書いた後の会話です。

でも僕には中絶を否定することも出来ません。
法的に認めるのは必要なことだと思います。

でもやっぱりショックだったんです。
拍動してるのを見た後だったから、一層。


　
とりあえず、産婦人科終わり。


・・・そういえば、トマトのお礼を言い忘れてた。

くいしんぼうも大満足！！

奉還町の商店街で「でかい稲妻」発見。



50円でした。

確かに食べごたえはあります。
50円と言う値段も考えればなかなかのお買い得商品です。

ただし、大きさを確保するためにかなり薄くなっているので、
普通の「黒い稲妻」に比べて食感が劣ります。

まぁ百聞は一食にしかず。
興味がある人は食べてみてください。
まだ売られていると思います。


今日、久々にアンパンマンを見ました。
突っ込みどころが多すぎて笑えました。

やっぱり首を投げて古いものとすげかえるって
教育上よくない演出じゃないだろうか（笑

Parker Pyne

「誰しも自分の問題が唯一無類のものと考えるのは、面白いね。」

クリスティの短編集より、パーカー・パイン氏のセリフ。


昔は何の抵抗も無く読み流していた一文。
今はそこにひっかかって、なんか笑ってしまいます。

アガサおばあちゃんの目から見える世界はどんなものだったんだろう。
僕が反論しようとしても軽くあしらわれただろうな・・

sekkekyuu

今日から３日間、外部の病院の実習です。
今日は、午前午後通して外来の見学でした。

僕がついていた年配の先生はタイピングになれていないらしく、
電子カルテの入力に苦労していました。



「せっけきゅう」


・・・。


「せっけきゅう」



・・見かねて言ってしまいました。

「先生、そこでkを２回です」


RBCくらいなら分かる気もしますが、やはり赤血球のほうが親切でしょうか。
「代打」が許されるなら、診療時間を大幅に短縮できた気がします（笑

「っ」は子音を重ねる他に「ltu」「xtu」でも出せることを教えてあげるべきだったかな・・
「shift」+「矢印キー」で変換する部位を変えられるのも知らないみたいだったけど―・・

でもいい先生っぽかったです。
穏やかで、個人的には好きな雰囲気の先生でした。



「お産があれば何時でも電話してください」
なんて言って勤勉学生のふりをしてしまったがために、今身動きが取れない状況です。

すぐに電話に出られないと面倒なことになりそうなので、部屋から一歩も出ていません。


でも、お産があったら呼ぼうか？って言われて断るわけにもいかないじゃありませんか。


ぅー・・・お産に立ち会えるって言うのは感動的ではあるんだけど、
いつかかかってくるとも知れない電話を待ち続けるっていうのもしんどい。

もう今日は大丈夫と踏んでいいかなー・・。



家で待機している間、PS2の「バロック」ってゲームをだらだらとやりました。
最初はつまらないと思ったけど、システムが分かってくると面白いです。

異常状態に「欲情」っていうのがあるんですよ。

ラミアみたいなのに攻撃されて「欲情」すると、
目に見える全てが、着物のはだけかけた金髪のおねーさんへと変わります（笑

むさくるしい敵に囲まれたときに欲情すると場面は一転、ハーレムに。
擦り寄ってくるおねーさんたちにボコられます（笑




でもやっぱ明日は本でも買ってこよ・・

ひさかたの光のどけき春の日に

あれ、桜にけちつけているんだと思うと少し面白いかもしれない。


<ないものはない>



近所の小さな自転車屋さんの看板です。
最近、その自転車屋さんの前を通るたびにこの看板が気になってしかたありません。


この看板の意味、２通りに取れますよね。

１）小さな店ながら「どんなものでもうちで買えます」という挑戦的な言葉

２）小さい店なんだから、無いものはないんだという逆ギレ的（職人気質的？）言葉

まぁ、普通に考えれば１）の意味なんでしょうが、
すごく小さな店なのになんでそんな大風呂敷を広げるのか、疑問です。
（いや・・・小さな店だからこそ、かな？）

少なくとも、その看板の目的が僕のような変人の目を引くことなら、成功しているとはいえます。
・・お客さんが来ている気配は全くありませんが。



<弁当>



「今からお産があるから来て！！」と呼ばれて病院に駆けつけた晩にもらいました。
製薬会社が薬剤を売りにきたときに先生方に配ったあまりだったみたいです。

ちょっとぼけてますが、見た目なかなか豪勢でしょ？
（見て見てゴーン、
エビが２匹に青魚（焼き魚と酢の物）、貝にしいたけetc　好物だらけだよ？笑）

こんな弁当食べる機会なかなかないよなー、と思わぬ収穫に顔がほころびました。
これもワイロみたいなもんじゃないの？ってちょっと思いましたが。

その後、お産にも無事立ち会えました。
すごく嬉しそうなお母さんとそのご主人を見ていると、こちらまで心が暖かくなってきました。

あと、弁当1つでここまでテンション上がる自分の単純さに驚きました。
「さもしい」ってこういうときに使ったらいいのかな？



<はがねの>

２週間前に殺しあった二人が仲良く談笑しているのがおかしい（笑
昔やってたやつのリメイク？それともパラレルワールドのような設定？
よく分からないけれど、まただらだら見てしまいそうです。

昔テレビでやってたころ、それをきっかけに「等価交換」について延々と考えたものでした。
多大な代価を支払って「はずれ」を得ることもあるとしたら、
等価交換は成り立つんだろうなーという結論に至っています。今現在。



<パンパース>

病院の手術は６時間とか７時間に及ぶことも少なくないだろう？
その間、執刀医たちはトイレどうしているか知ってるか？

え、知らない？

手洗いする前に聞いといてよかったな。
今度、先生方の手術着のズボンを見てみろ。
みんなもこもこになってるだろ？下にパンパースつけてるんだ。

ぁ、もちろん赤ちゃん用のじゃないよ。大人用の。

ほんとよかったなー・・・もし学生だけ漏らしてたりしたら、
めちゃくちゃ恥ずかしかっただろうな。






・・・なんて意地悪な先生（←愛光の先輩。29期らしい）の冗談を真に受け、
手術前のカンファレンスで

「パンパースは用意しないといけませんか？」と教授に真顔で尋ねた先輩がいるらしい。

どっと笑いが起こればよかったものの、
教授が「つけなくてもいいが、前日は水分を取り過ぎないようにするべき」なんて
真面目に応じたものだから、場の空気がすごく妙なものになったらしい（笑


そして、同じネタに引っかかる学生は全国に少しずついるらしい。


ほんとかな。

やさしさ＜part2＞

昔、マイミクのミネコさんの日記の中に
「好きなタイプとして<やさしい人>を挙げるのは解せない、それは前提条件じゃないか」
と言う内容のものがありました。

確かに、ちょっと変わった趣向の持ち主でない限り、
「やさしくない人」を好きになるのは考えにくいですよね。
気づかなかったけど、言われてみればそうだよなぁと―。

まぁ、一言に「やさしさ」と言っても色々ありますよね。
　
バファリンのもう半分と定義してもらえたら分かりやすいけれど、
現実には分かりにくい「やさしさ」も数多く存在しています。

だから、僕は「やさしさ」を見抜ける人になりたいと思います。

面従腹背

週末はバイトで潰れました。

無駄をふんだんに含んだ価値の感じられない研修を受け（しかも手当てなし）
理不尽な指導を受けました。

無駄があるからこそ世の中は回っていくんだし、
社会に出るというのはひたすら理不尽さに耐えることだと思うので
まあ、それはそれでいいんです。

僕が思うことが見当違いな可能性だってあるのだし、
お金をもらう以上、言われたことには忠実に従います。

これが世に言う面従腹背ってやつですね（笑


しかし、力がないっていうのはもどかしいものですね。

例えば僕に今仮に発言力があるなら、あの研修の内容を大幅修正するのに。
そうしたところで僕の報酬が変わるわけではないけれど、
それが「良心」ってものだと思うんですよね。
そうしたほうがきっと塾生徒の成績向上につながると―。
保護者の立場から見たら望ましくない方向に進んでいるような気もするし。

でもまぁ、一アルバイトには何もできるはずもなく、
雇う側の一方的な要求に応じることしか出来ません。

「みなさんの意見も反映したいと思っていますので。
教室責任者に思うことはどんどん言ってくださいね」

・・・反映させる気なんてないくせに、よくいう。

こういう白々しさ、大嫌いなんです。


でも、こういう経験が将来像を固める足がかりになりそうです。
階級社会の大学に残りたくもないし、
勤務医で一生を終えるのも性に合わないとよく分かりました。
そういう意味ではバイトも捨てたものではありませんね。
　

さて、明日はいよいよ当直。夢の３０時間労働です（笑
知識があってやることがあるならいいけど、
指導医の先生に付き添ってただ見てるだけの予定なので、
かなりしんどい１日半になりそうです。

患者さんのためにも早く寝ろって話ですよね。

ということで、おやすみなさい。