誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

夢よもう一度、”はやとの風”

2013-09-22 19:37:02 | 

夢よもう一度、”はやとの風”



 霧島の山に嫌われ、塩浸温泉の次に向かったのが、肥薩線の嘉例川駅
1903年の創業当時のままの駅舎として、登録有形文化財に登録されている。


 昨年、『はやとの風』に乗車した際にお気に入りとなった場所でもあり、人気の弁当も欲しかったのである
駅舎に着くと、数人の鉄道ファンがカメラを向け、思い思いにシャッタを押している姿があった。

 たっぷり有る時間の中、ゆっくりと駅舎を見て回り、駅長さん(?)とお話が出来た。
お話を聞いていると、今の時期『はやとの風』の下りは結構空席があると仰る。
**脳裏には、既に『はやとの風』に乗車しているyamahiroの姿が・・・・・・・・・・・

 そうしていると、噂の山田屋さんの『嘉例川弁当』が並べられ始めた。、同時に『はやとの風』が到着
予め、予約のお弁当を受け取り、その脇で売られていた『ガネ¥50』を買い求める。
なんと、山田屋のおじちゃんは、お金を差し出す手を、片目をつぶって『いいから、いいから』と払った。
山田屋さん曰く、昨年も買ってくれて、今回、山から降りて、わざわざ、お店まで窺うと言った事が嬉しかった・・・
こちらこそ嬉しかったですよ~ ”山田やさんありがとう♪”


『やはとの風』到着!、ひっそりしていた駅が俄に賑わいを見せ、お弁当と人気の『ガネ』が飛ぶように売れて行く
弁当を手にして、駅舎をバックに記念撮影に忙しい乗客たち、(発射ですよ~)の声に列車に駆け込んで行く
昨年は、今の乗客たちのように駆け回ったよなぁ~と回顧するのだった。
吉松に向かう列車を見送り、山田屋さんに挨拶を済ませると、隼人駅^霧島市役所の駐車場に向かった

 駐車場から国分駅まで歩いて5分、国分駅からワクワクしながら1駅先の隼人駅まで乗車
まるで小学生と同じだったかも (^。-)
隼人駅から鹿児島中央駅まで、特急『はやとの風』自由席特急券¥960をゲット~

 想定外の『はやとの風』、レトロな座席も空席があったが、だぁ~れも使っていない展望席に座る
重富駅を過ぎると、列車は海岸線を走り、青々とした綺麗な錦江湾と雄大な桜島を見ながら走る
残念ながら、桜島の山頂は雲の傘を被り、昭和火口から噴きあげる白煙は見る事は出来なかった。

 他の乗客が余りにも静かだったので、レトロな車内風景撮影も段々恥ずかしくなる。

撮影したい気持ちを我慢して、ビール片手に30分の列車を愉しんだ。
コメント
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