誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

樅木の山-2:樅木富士1244m,ウードヤ山1356m,五家宮南峰1533m,五家宮岳1538m

2013-09-26 21:25:57 | 山歩き
樅木の山-2:樅木富士1244m,ウードヤ山1356m,五家宮南峰1533m,五家宮岳1538m
2013/09/23(祝):山好クラブ9名の山行
昨日は、南平家山から平家山を6時間半の行程で歩き、今日も欲張りの3座6時間歩き
なんてったって、ニューピークが3座も待っているし、ここまでのアクセスを考えるとネッ(^。-)
コース:樅木富士登山口~樅木富士~ウードヤ山~五家宮岳南峰~五家宮岳・・・ピストン縦走

 お宿の樅木山荘をAM6:40に出発して、すぐ近くの樅木富士(ウードヤ山)の登山口へと向かった。
07:05-登山口から作業道を緩やかに登って行く、昨夜の酒の影響か足がやや重たいようだ。
緩やかな傾斜、甘くは無かったようで、作業道から尾根に取り付くといきなり急登に変わる

 登山口から20分、以前耳にした、”前を歩く人の靴の裏しか見えなかった!”が頭を過ぎる
額には早くも汗が滲み出し、聞いてはいたもの長~い急登に肩で荒い息をする
杉林が自然林に変わると一段と傾斜が増し、直登が困難になりジグザグに刻んで登る。

 登山口から70分、頭の上から”着いたよ~”と声が降ってきたが、急傾斜で姿が見えない
もうちょいだよ~と、メンバーに?自分に元気つけして、急登を攀じ登ると樅木富士の標識があった、
08:15-本日の1座目は、全く展望のない木立ち中の樅木富士1244mのニューピークだった。

 樅木富士からウードヤ山へ向かった直後、やっと登った急登を一気に吐き出す急坂の下り
あまりの急坂に、悲鳴と共にお尻で下る”N嬢”の姿にも、笑う余裕もカメラを向ける余裕もなかった。
急坂を下ると、待ってましたの急登!五家荘樅木の山々はどの山も手荒い歓迎をするようだ
 樅木富士から幾度かの激しいアップダウンを繰り返し、09:05-ウードヤ山1356mに到着した。
山頂は、南面が切り開かれて、明るい日差しを浴びていたが、”広いヌタバ”の意味は判らなかった

途中で気が付いたが、樅木富士からウードヤ山まで延々と立派なケーブルが埋設されていた。
そして、ウードヤ山の山頂には、アンテナや電波の増幅器等の残骸も残されていた。
ルートを歩いてみて、この場所にこれだけの施設を作るには、想像を絶する苦労があった事だろう

 ウードヤ山を後にすると、スズタケの林をグングン下って行き、09:20-未舗装の立派な林道に出る

登山道から林道に下るのだが、ガレの斜面に足を滑らせて、一瞬ヒヤッとする場面もあった
林道歩きは趣が少ないが、青空を背景にした京状山の稜線や目の前の小金峰は素晴しい眺望である

 09:42-林道と分かれて谷筋へ入って行く、林道歩きで緩んだ筋肉にはきつく感じる登りである。
最初のピークの手前で稜線からのルートに合流し、最初のピークまで一気に登り詰める。
額の汗を拭い、水補とおやつでエネルギーを復活させると、五家宮岳南峰を目指して歩きを再開

 お情けのフラットな歩きから少しずつ傾斜が増してくるが、一向に2つ目のピークが見えてこない
ん?若しかしてと思った途端、猫の額ほどの五家宮岳南峰1533mの頂に到着した-10:15だった。

南峰から緩やかに下り痩せ尾根を歩き、鞍部から20m登り返えし、10:25-五家宮岳1538mに到着、
五家宮岳の山頂は切り開かれて明るいが、展望はほとんどなかった。

昨日から、7座を歩いたが、まともに展望が得られるピークは無く、稜線歩きだけが楽しめた。

 山頂での記念の証拠写真を撮影すると、一同回れ右して往路を戻り始めた。
心なしか、リーダーの目は、五家宮岳~南平家山間の未踏を見つめていたようにも思えた。
南峰から下る途中、リーダーと藤さんは、我々と分かれてウードヤ山を合流地として稜線ルートへ

 暑い日差しを浴びながら林道を歩いていると、頭の上でガサガサ賑やかな音がしてきた。
九州の”球磨”の山奥に”熊が出現”と色めき立ったが、姿を表したのは薮漕ぎのリーダー達だった
聞くと、最初はルートがあったが途中から薮となり、薮に隠れた切株に躓き流血の傷も --;
でも、結果は大事に至らず、全員が揃って、ウードヤ山に戻り、昼食を摂って無事に下山となった。]

コメント
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