誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

樅木の山-1:南平家山,夫婦山,後平家山,平家山

2013-09-25 20:20:38 | 山歩き
樅木の山-1:南平家山,夫婦山,後平家山,平家山
2013/09/22(日):山好クラブ9名の山行
 未踏の山を一度に7座が歩ける、またとないチャンスに乗らせていただいた(^。-)
樅木の泉第8小学校に、宮崎市、延岡市、鹿児島のクラブメンバーが集合し周回登山に臨んだ
予定コース:南平家山登山口~南平家山~五家宮岳~五家宮岳南峰~ウードヤ山~樅木富士~登山口
     南平家山登山口の車回収~お宿で乾杯♪
 
 08:00,樅木富士登山口に車をデポして、『とぞの橋』の南平家山登山口に移動する。
とぞの橋の手前の空きスペースに駐車して、09:00南平家山を目指して歩きだした。
          
   
登山口から直ぐに左折して杉林へ入ると、登山道が崩壊したガレ場を滑り降りる。
   
 何とか崩壊地をクリアーして行くと、今にも朽ち落ちそうな丸木橋が待ち構えていた。
更に谷川沿いに登って行くと2つ目の丸木橋があり、先ほどより一層脆く這い這いする女性も
        
               
 恐怖の橋を渡ると後は楽チン?そうは問屋が卸さず一行を待っていたのは急登に続く急登
杉林を直登気味に登り、ズルズルのザレ場を這い上がり、倒木を潜ったり乗り越えを繰り返す
   
何度か足を止め水補とおやつでエネルギー補給しながら、2時間近くを費やしていた
突然、大きな倒木が行く手を遮り、メンバー全員でスズタケを掻き分け必死にルートを探す
11:10縦走路に出て、地図を広げてリーダー提案のルート変更の検討となった。
予定のコースだと、車の回収時間=80分が必要!且つ、翌日も登山口まで40分のアクセス
怖かったガレ場と朽ち落ちそうな2つの橋・・・・全員一致で、左回りに変更を決定する。

変更コース:南平家山登山口~縦走路~南平家山(ピストン)~夫婦山~後平家山~平家山~とぞの橋周回縦走
     樅木富士登山口の車回収~お宿の樅木山荘で入浴後して乾杯♪

 話が決まれば行動は早く、スズタケの刈られた綺麗な登山道を南平家山へと向かって歩きだす
11:35縦走路出合いから僅かに登って、目標の第1峰南平家山1510mの山頂に到着した(NPです♪)
南平家山の山頂は、スズタケが枯れていて一部の方向に展望があるだけの狭い山頂である。
 
      全員揃って、ピ~ス (^。^)
 記念の証拠写真を撮影すると、食事場所を求めながら、夫婦山に向かって歩きだす。
縦走路には所々に開けた場所が有り、国見山~五勇山の素晴しい稜線を眺める事が出来た。
      
12:10-終に空腹の虫に勝てず、登山道脇にどっかと腰を据えてランチタイムとなった。
本日のメニューは、おにぎりと久しぶりのカップ麺、コーヒー
 12:30-足休めの昼食を終えると、皆さん完全復活して、夫婦山へ快調な歩きが始まる。
倒木を潜ったり乗り越えたり、元気いっぱいの茅を掻き分けながら、歩を進めて行く
             
擬似ピークに惑わされながらも、13:00-夫婦山1460mに山頂の到着する。
夫婦山の夫と妻は何処、地図には寄り添うピークと夫婦山より10m高いピークがあった。
こっち?あっち?う~ん? まっ、夫婦の事は他人が云々より夫婦に任せましょう。
  
       夫婦山で、もちNPです。
 夫婦山から直ぐ先の1470mのピークを通過すると、快適な自然林の尾根が待っていた。
色付きはじめた『ツタウルシ』に目を細め、自由気ままに枝を広げるブナの大木に歓声が
       
              
幾度かのアップダウンに耐えて、最後はやや長い登りを越え、14:10-後平家山1560m山頂
  
      ここもNP~♪
 後平家山まで来ると、残るは平家山に登って、無事にとぞの橋の登山口へ下るのみとなる
山頂から縦走路を外れて、ピンクのテープが見え隠れする尾根をショートカット気味に下る。
迷う心配の無い尾根とは言え、見え隠れしたピンクのテープは、右左に無法状態に付いていた。
歓楽街のピンクも怖いが、最近の山には何故かピンクのテープが脇道に誘っている
***気をつけよう!歓楽街のピンクネオンと地籍調査のピンクテープ

 10分ほど鈍頂の尾根を下って、本来の縦走路に合流し小さなピークを左に巻く
目の前の小さなピークに駆け上がると、なんと本日の最終峰の平家山1497mだった。
       
 平家山の山頂
 平家山の山頂を後にすると、京丈山縦走路の分岐を右に見ながら一気の下りとなる。
いやはや、スタートの南平家山の登りも急登の連続だったが、平家山への登り(下り)も半端じゃない
スズタケの林を駆け下り、杉林を九十九折れに下って、15:15-小さな流れの谷川に着く
   
        
 傍らにザックを放り投げるようにして、透き通った水に手を浸し顔を洗って火照った体を冷やした。
   
ふと見上げると、沢山のコクワの実が
 更に谷川を渡渉し、15:35未舗装の林道、15:45舗装された林道、14:50-『とぞの橋』に戻った
  
 この周回ルート、ガレ場・朽ちそうな橋・急登急登・ウンザリした多くの倒木・展望のない山頂
未踏峰の山名に惹かれての山行ならではであり、個人的には再度トライする事は無いだろう・・・

下山後は、樅木富士登山口の車を回収し、樅木吊り橋を観光して、宿屋の『樅木山荘』に向かった。

コメント (2)
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