誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

平治岳の東尾根を歩く

2014-06-02 20:22:53 | 山歩き
  未踏の平治岳東尾根を歩く

 コース:男池(8:10)~かくし水(8:30)~尾根分岐(8:55)~吉部合流(10:00)~
    平治本峰(10:05~1015)~平治南峰(10:35~10:55)~大戸越(11:20~11:55)~
    ソババッケ(12:40)~男池13:15)・・・長者原へ
          
          駐車場から平治岳
  ミヤマキリシマの見頃と久住の山開き、男池の駐車場は満車に近かった。
 管理事務所のお姉さん(?)にミヤマキリシマの開花情報を聞くとイマイチと・・・
 管理協力費¥100を払って、男池散策路から最初のポイント”かくし水”へと向かう。
          
          管理事務所ゲート
  8時ちょっと、林の中は木漏れ日が差し込み清々しい気持ちで歩く
 ウグイスの囀りを聞きながら緩やかに登って行くと、筧のある”かくし水”に着く
          
          かくし水
  かくし水から少しずつ傾斜が増し、登山道に張り出した木の根の階段を登る。
 まだ8時半ちょっとだと言うのに、風もなく異常なほど暑さを感じる。
 おっ!早くも”バイケイソウ”が開花、カメラを取り出し足休めの撮影タイムとなる。
          
          バイケイソウ
  ソバナッケが近くになると傾斜が緩み、尾根の分岐点となる。
 ちょっと、予定の分岐点を行き過ぎていたが、そのまま西に向きを変えて尾根へと向かう。
          
          尾根分岐
  左にソババッケ見ている間は良かったが、本来の尾根に入ると聞きしに勝る急登だ。
 お~い、どこまで続くこの急登!、10分登っては足を止め、10分登って足を止める。
 とんでもない急登の連続に、申し訳なく振り返ると、相棒さんも青色吐息だった。
 まあ~よほどの好き者じゃなきゃ、ここは登らないだろう。
 
  ん?人の声がするが、まだ吉部ルート出会いではない。
 4人連れの登山者が下ってきて、お互いに(ここを歩く人がいるんだねぇ~)と
 吉部ルートに出会うと急登から解放され、大勢の登山者で賑わう平治岳本峰に到達。
          
          平治岳からミヤマキリシマと三股山・中岳・・・
  う~ん、ミヤマキリシマは7分咲き位で、次週が最盛期を迎えそうな状況だった。
          
          ミヤマキリシマと大船山
 それにしても暑い!日陰を求めて、平治岳南峰から大戸越へ下ることにする。
 平治岳南峰も登山者で溢れかえり、久住一のミヤマキリシマは満員御盛況だった。
 
  南峰から下山専用ルートを1/3ほど下ると、珍しい”白いミヤマキリシマ”に逢える。
 まっ予想はしていたが、蕾は多いが開花は数輪で、人目を惹くまでにはなかった。
          
          白いミヤマキリシマ
  大戸越に下る、こもの大勢の登山者がいて、殆どの日蔭には場所取りの荷物が置いてある。
 やっと、平治岳を見上げる場所を見つけて、ラ~ンチタイムとする。
          
          大戸越から平治岳南峰
 周囲の喧騒に落ち着いて食事もままならず、早めの下山を開始する。
          
          最後の一華でしょうか(--;)
  大戸越からU字に抉れた黒土の登山道を下り、ゴロゴロの石場を抜けるとソババッケ
 大戸越から40分余り、午後になっているにも関わら登ってくる登山者の多さに驚く
 極めつけは、大戸越への道のりを訪ねる人もいて、下山大丈夫かと心配になる。
         
  ソババッケを過ぎると、朝方向きを変えた尾根分岐となり男池まで下り一辺倒の楽チンだ♪
 朝方の苦しかった急登もすっかり忘れ、ルンルン気分の足取りで男池のスタート地点に戻った。
          
          今日、歩いたコースです。
 
          ところどころで癒してくれた花達
   

   

  
  下山後は、久住山開き前夜祭の会場となる長者原へ
 
コメント (2)
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